2021-09-11

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社会・政治

9.11

9月11日。 嫌でも思い出します。 米中枢同時テロ。 旅客機でニューヨークのビルに突っ込むなど、誰が想像し得たでしょう? まして2機も。 遅い夏休みを取って山形旅行に出かけ、帰ってきた晩の出来事でした。 疲れて早寝した私を、テレビを見ていた同居人がたたき起こしました。 大変なことが起きている、と。 テレビは旅客機が突っ込む映像を繰り返し流し、ついには高層ビルは瓦解したのでした。 戦争にも自然災害にもあわずに呑気に暮らしていた私は、言いしれないほどの恐怖と衝撃を感じました。 その後ブッシュ大統領はテロとの対決を掲げ、アフガニスタンに介入し、さらにはイラク戦争を引きおこしました。 ビン・ラーディンを殺害して遺体を海に投げ捨て、イラクのフセイン大統領を処刑しました。 ここで止めておけば良かったものを、テロ後20年にわたってアフガニスタンでの戦争を続け、このたび匙を投げたのか、米国はアフガニスタンから撤退してしまいました。 20年も戦争を続けたことも、アフガニスタンを見捨てたことも、米国の失政としか言いようがありません。 アフガニスタンに残されたのは、タリバンによる、おそらくは恐怖政治。 20...
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