
天皇誕生日そしてウクライナ
今日は天皇誕生日。 首都圏の空は見事に晴れ上がり、春を感じさせます。 今上陛下の62歳の誕生日を、天までが寿いでいるかのごとくです。 この良き日に、ロシアがウクライナ東部の親ロシア派武装勢力が支配する地域の独立を承認したとのニュースが飛び込んできました。 ロシアは武力をもってこの地域を制圧し、その先にはウクライナ侵攻、そして親ロシア傀儡政権の樹立が待っているのでしょうか。 あるいは一足飛びにロシアへの併合が待っているのでしょうか。 またも多くの血が流れるのでしょうか。 ひと昔前なら、世界大戦になっていたでしょう。 しかし今は、米国の力が弱まっているのみならず、あちらもこちらも核武装しているため、動きがとれません。 核の抑止力とは言いますが、そんなものがなければ抑止できないのでしょうか。 嫌なニュースです。 しかし私はロシアを責める気も擁護する気もありません。 ただ人間という種の愚かさを思うだけです。 思えば人間の歴史というもの、もっぱら戦争に彩られているようです。 そして平和を享受するわが国においても、源平の争乱や戦国時代のドラマや映画が人気を集めています。 会社などの組織でも、小さ...