
時代
ゴールデンウィークも終わりに近づいています。 私は暦どおりのお休みでしたが、なかには休暇を取って10連休だった者もいます。 私は異動してやっと一か月なので、休暇を取る余裕はありませんでした。 着実に日は過ぎ、新しい職場にも慣れていくんでしょうね。 就職して31年目。 異動したところでどうということも無いのは、よく分かっています。 私は学術行政の仕事に就いていますが、年々、仕事が増えているように感じます。 お金の使い方に瑕疵がある研究費の不正、盗用などの研究不正。 これらが問題になり、研修を頻繁に行っています。 私のごとき木っ端役人が、大先生たちを相手に不正防止の講習会の講師っを務めたり。 また、外部資金の獲得に奔走したり。 わが国の研究機関は危機に瀕していると感じます。 思えば30年前は牧歌的でした。 職員もたくさんいて、一人が受け持つ仕事はわずかでした。 今は定員削減が進み、誰もがパンクしそうなほど仕事を持たされています。 こんな時代が来るとは。 それでも、辞めるわけにはいきません。 手に職の無い私が、そこそこの収入を得るためには、現在の仕事にしがみつくしかありません。 そう考えて...