
後悔
4月に今の部署に異動になってから、今までとは打って変わって組織内で注目されることになり、張り切っていました。 しかし、注目されるということは、それだけ仕事量も多く、仕事の質もより高度なものが求められるということでもあります。 これは精神疾患を抱える私にはしんどいことです。 すでに職場に完全復帰してから丸10年を超え、職場は私が精神病患者だと知ってはいても、もう治ったんでしょ、とでも言いたげな扱いです。 精神疾患は、重度のものでなければ、服薬・休養の後、普通の人扱いするとよく治る、と聞いたことがあります。 今、まさしく私は普通の人扱いされており、それが良い方に働いて、大量の精神病薬の服薬と併せ、功を奏しているのかもしれません。 しかし、今正気を保っているからと言って、明日も正気を維持しているとは断言できないのが精神疾患の怖ろしいところ。 今の私はたまたま10年以上正気でいられたというだけの話です。 病気休職の最後の3か月、私はうつ病や双極性障害の患者が職場復帰を目指して訓練するリワークプログラムに参加しました。 それによって今も普通に働けている者は数えるほどで、私の主治医は私のこれまでを...