2022-10

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その他

入退院

10月15日(土)の夜、それまで続いていた咳と喉の痛みが著しく、息ができなくなってきたので、救急車を呼んで病院に搬送され、そのまま入院となりました。 ステロイドの点滴と酸素吸入をずうっと続け、今朝、18日(火)に無事に退院となりました。 職場へは、明日一日様子を見て、明後日から出勤して良いとのことでした。 喘息を甘く見ていました。 これからは禁煙し、内科に定期的に通院して再発を防ぐようにしたいと思っています。 病院でまず参ったのは、食事です。 よく刑務所の飯を臭い飯なんて言いますが、病院もそうです。 まずいというレベルを超えていて、どれも同じ味がします。 病院臭とでも呼ぶべき、独特の香りと味。 次に躁病的な明るさの若い看護師たち。 入院患者はほとんど高齢者で、ヨレヨレなのですが、看護師たちの明るさは異常です。 老いて死臭さえ漂わせる患者たちと、生の盛りのような若い看護師たち。 その二つが病院という舞台装置を作り上げ、死とは無縁のような若さと、生死の境を漂う者たちとの物語を紡いでいるように感じました。 そして、病室のベッドに横たわっていると、もういつ死んでもよい、みたいな絶望的な気持ちに...
精神障害

現代医学

咳が一週間以上続いています。 これまでは明け方から午前にかけてだけだったのですが、昨日は一日中咳が続き、息苦しさを感じました。 今日はやむなく内科を受診したのですが、風邪ということで、咳止めやら痰を切る薬やら鎮痛剤やら気管支を広げる薬やら、色々と出ました。 土曜日の午後も診療している内科とあって、14時に行ったらひどく混んでいて、1時間以上待たされて、聴診器をあてて喉を診て、血中酸素濃度を測ったら終わり。 3分も経っていませんでした。 薬はいずれも食後に服用ということで、まだ飲んでいません。 夕飯後に飲むつもりです。 気になったのは、ひどくなるようだったら救急車を呼んでください、という一言。 咳の発作でもひどい場合には気道が塞がり、死に至ることもあるんだとか。 何年か前、やはり長引く咳で内科を受診した時はすぐに点滴ということになり、発作を鎮めました。 点滴は劇的に効いて、現代医学の素晴らしさを実感したことを思いだします。 もう10年以上前のことですが、うつ病に伴い、社会不安障害の症状が出たことがあります。 当時は神経症と呼んでいました。 対人恐怖症とか強迫神経症、不安神経症などに分類さ...
その他

法要

昨日は義妹の33回忌を営みました。 義妹は難病のため、わずか18歳で他界。 あまりにも若い死です。 私が同居人と出会う前の出来事で、私は義妹と会ったことはありません。 遺影と、同居人が語る思い出話からその人柄をしのぶのみです。 義母は車椅子の生活、叔父叔母たちも老いて外出が困難なため、私と同居人の二人だけで、読経を聞き、お焼香しました。 寺から霊園までは車で20分ほど。 面倒くさいですが、寺の墓地は空きが無かったとのことで、やむを得ません。 昨日は結構暑かったので、お墓の掃除はきつかったですねぇ。 同居人、墓前で長く手をあわせていました。 33回忌は節目であり、通常、最後の法要となります。 これで義妹は無事ご先祖様の一員になったということでしょうか。 帰り、ちょうどお昼時でもあり、二人だけとはいえ法要の後なので、予約はしていませんでしたが、そこそこ旨い和食店を目指しました。 しかし着いてみると、8月に閉店したとの看板が出ていました。 コロナで営業が苦しくなったのでしょうか。 仕方なく、いったん帰宅して着替え、馴染みの蕎麦屋でかるく一杯やりました。  葬式とか法事というもの、自分も必ず死...
文学

昨日は冷たい雨が一日中降り続いて、師走並みの寒さでした。 今日は薄日が差して、秋らしい気温に戻りました。 季節の変わり目のせいか、最近、喉の調子が良くありません。 特に明け方から早朝にかけて、ひどく咳き込みます。 私は寝ると体が温まるタイプなのですが、その熱が咳を誘発しているように思います。 それが証拠に、起きだして少し冷えてくると、咳もだいぶ落ち着きます。 咳をしても一人 とは、尾崎放哉の代表作の自由律俳句です。尾崎放哉全句集 (ちくま文庫)尾崎 放哉筑摩書房 この人、東京帝国大学出のエリートで、若くして保険会社の重役にまで上り詰めますが、流浪の暮らしに憧れて妻子を捨てて四国の寺に住み込み、線香を売っては酒に換える生活をして、ほどなく、亡くなったと聞き及びます。 しかもひどい絡み酒で、住職から、与えられた寺域の小屋で呑むことは許しましたが、お店に行って呑むことを固く禁じました。 それはそうでしょう。 寺が面倒を見ている男が夜な夜な安酒場に現れて、客と言わず店員と言わず、誰彼なしに絡んでいたのでは、寺の面目も丸つぶれです。  この人と同時代を生き、並び称せられる種田山頭火は終始旅暮らし...
その他

冷え込み

今朝は急激な冷え込みに襲われました。 季節の変化は驚くべき速さで進み、陽気の良い秋は長くは続かず、寒い冬がやってきます。 ここ数年、冬の寒さに恐怖を感じるようになりました。 下着を重ね着したりして凌いでいますが、職場の暖房が12月にならないと使えないので、それまでは凍える毎日が続くでしょう。 さらにショックなのは、リビングのエアコンが動かなくなってしまったこと。 昨日、突然でした。 一応、修理を頼むつもりですが、修理代が高くつくようなら、買い換えしかありません。 もう11年も前に購入した物なので、仕方がないのかもしれません。 今のエアコン、20畳用で、20万円くらいかかったと記憶しています。 もし買い換えとなったら、今住んでいるマンションのリビングでは3代目ということになります。 最近マンションが古びてきたのか、あちこち不具合が生じて、そのたびに小銭が飛んでいきます。 マンションの設備だけではなく、家電まで同じ時期にガタが来るとは泣けてきます。 モノは経年劣化によりこれだけメンテナンスが必要なのですから、人間もガタが来る道理です。 人もまた老い、治療という名のメンテナンスを行い、ついに...
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