
捨てる
今日は穏やかに晴れた小春日和 でした。 朝一番で散髪に行き、買い物をしたり昼寝をしたりしてのんびり過ごしました。 16時半から精神科の診察があるため、出かけなければなりません。 面倒くさいですが、精神病薬は私にとって生活を維持せしめるために必要不可欠なもの。 行かないわけにはまいりません。 今日はクリスマスイヴなのですね。 今でこそクリスマスイヴなんて言っても穏やかなものですが、バブルの頃は恋人と過ごす日と決まっていて、相手がいない者は非人のように扱われたものです。 私はそんな風潮に反感を持ち、毎年静かに読書などして過ごしていました。 大体クリスマスと言えば異教の祭り。 わが国の人々はほとんどが無宗教ですから、そんなものにかこつけてバカ騒ぎをするなど、お門違いも甚だしいというものです。 クリスマスと言い、正月と言い、季節の風物詩を大事にるのは結構なことですが、それも一種の捕らわれに過ぎません。 クリスマスはこう過ごすべき、正月はああすべき、という。 翻って人間と言う者、なんと多くの物に捕らわれていることでしょうか。 正規の職について、結婚して子供をもうけるのが幸せだという固定観念に捕ら...