2022-12

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社会・政治

借金まみれ

今日、先般購入した新しい冷蔵庫が届きました。 我が家は二人で暮らしていますが、奮発して4~5人向け、と書いてあった大型の物を購入。 23万円と、少々痛い出費ではありましたが、前の冷蔵庫、20年も使い、もはや骨董品どころか化石のような物だったので、大きく、様々な機能が付いた新しい物を手に入れたことは新鮮な喜びがあります。 考えてみると、人間は一生のうちにあまりにも多くの物を購入します。 高い物から言うと、家、車、各種家電、時計、パソコン、スーツなどなど。 しかもそれらは経年劣化するのでいずれ買い替えなければなりません。 それらが買える程度の給料をもらい、どうにか生活する毎日です。 資本主義の悪魔とでも申しましょうか、稼いだお金は借金をすること無く、小銭を貯められるくらいの金額で、いつも搾取されているような気持ちです。 しかし人並みの暮らしがしたいと思えば、それらの生活必需品と呼ばれる贅沢品を買わなければなりません。 消費すればお金がまわり、経済が良くなると言いますが、わが国は貧乏街道をまっしぐらに突き進んでいるように感じます。  わが国はどこで間違えたんでしょうね。 その一つは、国債の発...
文学

捨てる

今日は穏やかに晴れた小春日和 でした。 朝一番で散髪に行き、買い物をしたり昼寝をしたりしてのんびり過ごしました。 16時半から精神科の診察があるため、出かけなければなりません。 面倒くさいですが、精神病薬は私にとって生活を維持せしめるために必要不可欠なもの。 行かないわけにはまいりません。 今日はクリスマスイヴなのですね。 今でこそクリスマスイヴなんて言っても穏やかなものですが、バブルの頃は恋人と過ごす日と決まっていて、相手がいない者は非人のように扱われたものです。 私はそんな風潮に反感を持ち、毎年静かに読書などして過ごしていました。 大体クリスマスと言えば異教の祭り。 わが国の人々はほとんどが無宗教ですから、そんなものにかこつけてバカ騒ぎをするなど、お門違いも甚だしいというものです。 クリスマスと言い、正月と言い、季節の風物詩を大事にるのは結構なことですが、それも一種の捕らわれに過ぎません。 クリスマスはこう過ごすべき、正月はああすべき、という。 翻って人間と言う者、なんと多くの物に捕らわれていることでしょうか。 正規の職について、結婚して子供をもうけるのが幸せだという固定観念に捕ら...
その他

冬至

今日は朝から冷たい雨が降りました。 幸いにしてお昼頃にはやみましたが、寒波が列島を覆っているようで、強い寒さを感じます。 今日は冬至だそうですから、やむをえません。 私は事務職なので、暖房の利いた事務室で快適に過ごすことができます。 そのうえ車通勤なので、外を歩くことはほとんどありません。 それは有難いことですが、寒いものは寒い。  冬になると毎年ですが、晩酌の量が増える傾向にあります。 冷たい空気が体を冷やすせいか、自宅に帰ってから暖房を効かせつつ呑む熱燗や焼酎のお湯割りは抜群の威力を発揮し、体を芯から暖めてくれます。 誰でしたか、テレビタレントだったように記憶していますが、小学校まで歩いて2時間近くかかる雪国に生まれ育ち、冬場は体を温めるため、朝、親から酒を持たされたという話を聞いたことがあります。       体を温めるためとはいえ、小学生に酒を持たせなければならない親の気持ちというのはどういったものでしょうか。 辛いのか、あるいはその地方では当たり前のことで、何とも思わなかったのか、どっちでしょうね。 酒というのは確かに体を温める効果があるようで、私の晩酌が過ぎるのも寒さゆえで...
その他

またか

今朝、朝食に卵を食べようと思って冷蔵庫を開けたら、全然冷えていないことに気付きました。 不思議なことに、冷凍室はばっちり冷えています。 今の冷蔵庫、もう20年も頑張ってくれましたが、いよいよ寿命のようです。 止む無く、近所の家電量販店で冷蔵庫を買いました。 23万円也。 ついこの前エアコンを買い替えたばかりだというのに、またです。 こんなことが続いたら、せっかくもらったボーナスが吹っ飛んでしまいます。 お金をお足と呼んだ江戸の庶民の気持ちがよく分かります。 本当に足が生えているかのように逃げ去ってしまうのですから。
映画

年寄にこそ

師走。 久しぶりに魚屋に寄ったら、冷凍のカニやらイクラやら新巻鮭やら、正月っぽい物が売り場に多く並べられるようになりました。 そういう風景を見ると、年の瀬が近づいたことを実感します。 そういう物を見ると、なんとなく、近い過去を思い返したりします。 4月、私は新しい部署に異動しました。 仕事は猛烈に忙しいのですが、これも年まわりのせい。 部下の管理と上司からの圧力に負けそうになりながら、精神病薬の力を借りて、働き続けました。 不思議と、あまり憂鬱になることはありませんでした。 このまま定年まで働いて、年金暮らしになるのでしょうが、安定だけを求めた社会人生活です。 安定してはいますが、少しも面白くない仕事に、よくも30年もしがみついていたものです。 結局、怖かったのだと思います。 世間では高齢ニートだとか、引きこもりだとか、子供部屋おじさんだのという言葉を耳にします。 そういうものになるのが。 そしてコロナで外出の機会は減り、義母の我儘は激しく、人生半ばを超えて、楽しいことは減っていくようです。 考えてみれば、赤ん坊の頃は祝福され、幼稚園、小学校くらいまでは甘やかされて育ちました。 中学、...
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