2023-02

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仕事

働かないおじさん

そろそろ年度末が近づいてきました。 程度の差はあれ、どこの部署も猛烈に忙しくなる季節です。 かつて、どうやったら小説を書けるのか、と聞かれた作家が、「締切があるから」、と頓珍漢な返答をしているのを見たことがありますが、これ、結構正直なところじゃないでしょうか。 役人の世界で年度末が忙しいのは、平たく言えば締切が近づいているということです。 お尻に火が付かないと本気が出ないのは、作家も役人も同じものと言えます。 いや、人間の真実なのかもしれません。 そもそも人間というもの怠け者にできていて、強制的にやらせなければ働かないという。 会社でも同じことでしょうが、役人の世界には職務専念義務というのがあって、副業は禁じられています。 体を休めたり趣味を楽しんだりするのは、仕事の能率を上げるためという理屈です。 嗤うしかありません。 話が逆です。 休んだり趣味を楽しんだりするために働いているのであって、主客が逆転しています。 また、50代の私が言うのも変ですが、どこの職場にも働かないおじさんというのが存在します。 私の職場にも強烈なやつがいて、一応、それなりの立場にあるのですが、部下にすべてを押し...
その他

訃報

一昨日、訃報が届きました。 かつて同じ機関で机を並べてともに仕事に精を出した後輩が亡くなったとのことです。 後輩と言っても年は私よりも3歳年上の56歳。 彼女は大学院に進んだため、就職が遅れたのです。 死因はがんでした。 175センチはあろうかという大柄な女性で、大らかな人でした。 私と同じ江戸川区出身で、地元ネタで盛り上がったりしたこともあります。 旦那様とお子様、さぞかしお嘆きのことでしょう。  もう30年以上前のことになりますが、美空ひばりが亡くなった時、たしか50代前半だっと覚えています。 石原裕次郎もその年代で亡くなっています。 学生だった私は、50まで生きれば十分なんじゃないの?と思っていましたが、自分が53歳になってみると、早死にだったんだなと強く感じます。 せっかく56歳まで働いて、定年が見えてきた頃に現職死亡とは誠にお気の毒です。 31年も働いていると、どうしても現職死亡する先輩や後輩を見ることが多くなります。   新人の時、59歳の上司ががんで亡くなっています。 それから自殺も含め、ほとんど毎年、現職死亡する人を見てきました。 働くということは、よほどストレスが溜ま...
精神障害

吉夢

昨日は元気だったのですが、今朝、くしゃみが止まらず、喉の痛みもあって、熱を測ったら37度2分の微熱がありました。 原因は分かりませんが、とにかく体がだるくて重く、今日は布団とお友達。 市販の鼻炎カプセルと解熱鎮痛剤と咳止めを一緒に飲んで、眠くなってしまいました。 うとうとしていると、なぜか私が大量殺人鬼になっている夢を見ました。 機関銃と手榴弾を持って警察庁を襲撃、警官や警察事務官を殺しまくり、ついには警察庁長官まで殺害。 死刑になろうかというところで、寝汗をびっしょりかいて目が覚めました。 自分が死ぬ夢はとても怖ろしいものですが、じつは吉夢だと聞いたことがあります。 死は再生の始まりであり、それまでの人生からより良い生活を新たに始める象徴なんだとか。 転職する気も退職する気も無い私が再生するのだとしたら、それは精神上のことに違いありません。 私は今まで、生活のために労働するのはとても卑しい行為だという感覚をずっと持ってきました。 豊かな生活は働いていたら送れないような気がしていたし、今もそうです。 そんな風に労働を忌避してきた私ですが、死と再生の夢を見て、労働に対する価値観が逆転し、...
仕事

自主的休日出勤

今日は神武天皇が即位された日とされる建国記念日。 戦前は紀元節と呼ばれていました。 それが嘘か真かは分かりませんが、民族の物語として尊重したいと思います。 物語にしか、真実は存在し得ないのですから。 この良き日に、私は自主的な休日出勤。 命令されているわけではありませんので、お手当はでません。 土曜日でしかも祝祭日の今日、電話がかかってくることもなく、メールもありません。 仕事がはかどります。 癖になりそうです。 平日は部下からの相談事や質問への対応、上司らとの打ち合わせ、会議、メール対応ばかりで、実務が進みません。 残業も疲れちゃうのであんまり出来ません。 取り戻すには、休日出勤しかないのです。 元々仕事嫌いで、およそワーカホリックとは縁遠いと思っていたのですが、立場上、やむを得ず仕事人間みたいになってきてしまいました。 これも年回りゆえのこと。 こんなことをしてまで仕事に精を出さないと食っていけないなんて。 すまじきものは宮仕えとはよく言ったものです。
その他

眼科から自立支援

今日は休暇を取って千葉大学附属病院の眼科を受診しました。 緑内障で通っていたクリニックの医師から手術の検討をする病状だと言われ、紹介状をもらって千葉大学医学部附属病院を初めて受診したのが2年前。 半年に一度、同病院で視野検査を受けていますが、まだ手術を行うほどには悪化していないとのことで、今回も手術の検討は見送られました。 近所のクリニックには、2カ月に一度、視野検査の結果報告と目薬をもらうために相変わらず通っています。 大学病院に通院しているのに近所のクリニックにも通うとは面倒なことです。 大学病院には8時に到着し、検査、診察、会計が終わったのが11時半。 大学病院というのはどうしても半日仕事になってしまうようです。 終わって、その足でタクシーをとばして区役所に行きました。 双極性障害のため、私は自立支援医療受給者証というのを持っています。 これは障害者手帳と異なり、障害者が働きながら生活を続けるための支援として、診察費、薬代を1割負担にしてもらうためのものです。 その更新のためです。 私の収入から考えて、このような制度を利用するのは少し気が引けるのですが、主治医が一生薬を飲まなけれ...
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