2023-04-26

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文学

老いの先

もう20年も前のことになるでしょうか。 田舎の某市長が、市役所で夫婦共働きをする者は給料を半分にする、と言いだしました。 某市役所で職場結婚すると、二人で一人分の給料にするということです。 これは明白な法律違反です。 当然、総務省からの指導により、この愚かな政策とも言えない制度はオシャカになりました。 それでも某市長、「市民の理解は得られると思う」と嘯いて見せました。 市民を馬鹿にした発言です。 もしもこのような制度があったなら、市役所職員同士の結婚は無くなるでしょうし、すでに婚姻関係にある夫婦は片方が退職するか、偽装離婚するでしょうね。 労働の対価としての賃金の意味が分からないお馬鹿さんです。 このニュースに触れた時、役人の賃金は安ければ安いほどよく、生きぬように死なぬように遇するべきだとする考えを持つ者がいることに驚愕を覚えました。 誰もがお金を稼ぐために労働しています。 公務員の給料は生活保護みたいなものなのでしょうか。 後日、首都圏とは異なり、田舎の役所は同じ地域の企業よりもずっと良いお給料をもらっていることを知りました。 それでそんな発言が飛び出したのでしょうか。 今、年金の...
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