
雅楽からのお江戸散歩
今日は皇居で開催された雅楽の演奏及び舞踊を楽しみました。 東京駅で降りて丸の内側から皇居に向かって歩くと、すぐに和田倉門に到着。 しかし、案内状では大手門から入るようにと書いてあったので、大手門に迂回。 そこからがまた遠い。 一般に開放されている東御苑を端から端まで歩き、東御苑を抜けたら今度は北の丸公園方面へ急な上り坂を登らなければなりません。 東京駅についてからじつに30分もかけて写真の会場に辿り着きました。 皇居と呼んでいる江戸城跡。 徳川様という巨大な権力が築き上げた馬鹿々々しいほど広大なお城です。 明治大帝以降の天皇陛下は江戸城跡にお住まいになり、様々な公務をこなされてきました。 しかし賊軍とされてお城を召し上げられ、皇室に深い恨みを抱いているであろう徳川家の城跡に住むというのは良い気持ちでは無かったと思います。 むしろ、徳川方の怨霊に苦しめられてもおかしくありません。 一刻も早く京都御所にお帰りあそばし、はんなりした京言葉を操って、蹴鞠でもしていれば良いのです。 それはさておき。 雅楽というのは中国や朝鮮の影響を強く受けながらも、わが国で花開いた正当な音楽及び舞のことです。 ...