2023-05

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散歩・旅行

雅楽からのお江戸散歩

今日は皇居で開催された雅楽の演奏及び舞踊を楽しみました。 東京駅で降りて丸の内側から皇居に向かって歩くと、すぐに和田倉門に到着。 しかし、案内状では大手門から入るようにと書いてあったので、大手門に迂回。 そこからがまた遠い。 一般に開放されている東御苑を端から端まで歩き、東御苑を抜けたら今度は北の丸公園方面へ急な上り坂を登らなければなりません。 東京駅についてからじつに30分もかけて写真の会場に辿り着きました。 皇居と呼んでいる江戸城跡。 徳川様という巨大な権力が築き上げた馬鹿々々しいほど広大なお城です。 明治大帝以降の天皇陛下は江戸城跡にお住まいになり、様々な公務をこなされてきました。 しかし賊軍とされてお城を召し上げられ、皇室に深い恨みを抱いているであろう徳川家の城跡に住むというのは良い気持ちでは無かったと思います。 むしろ、徳川方の怨霊に苦しめられてもおかしくありません。 一刻も早く京都御所にお帰りあそばし、はんなりした京言葉を操って、蹴鞠でもしていれば良いのです。 それはさておき。 雅楽というのは中国や朝鮮の影響を強く受けながらも、わが国で花開いた正当な音楽及び舞のことです。 ...
文学

明日

本来、家事は日曜日と決めていますが、明日出かけることになったため、今日、掃除、洗濯、買い物を済ませました。 明日は宮内庁書陵部に勤める知り合いから雅楽のチケットをもらったため、観に行くことになったのです。 場所は皇居。 チケットは売り物ではなく、宮内庁と縁がある人しか招待されない仕組みです。 そのため、チケットの他に本人確認用の免許証と、勤務先の勤務証明が必要です。 住所も詳らかにしなければなりません。 秋には先着順で一般の方向けの公演をやっているそうですが、明日のは関係者だけ。 なんとなく、淫猥な感じがします。 雅楽及び舞なんて、そう観る機会はありません。 神式の結婚式などではほんのさわりだけ観ることができますが、明日は中卒で雅楽師になるため、宮内庁に弟子入りした者だけの、本格の公演です。 時折テレビで観ることがありますが、生で観るのはもちろん初めて。 楽しんでこようと思います。
その他

休暇

今日は休暇を取りました。 区役所にマイナンバーカードの更新に行くためです。 全然知らなかったのですが、マイナンバーカードその物の期限は10年ですが、電子署名の期限は5年なのだそうです。 先般内科でマイナンバーカードの提示を求められ、電子署名の期限が切れていることを初めて知りました。 で、今日はその更新のために休暇を取ったというわけです。 朝一番、8時半には役所に着いて、9時には終わってしまいました。 休暇は1時間単位で取れるので、出勤しても良かったのですが、今の部署に異動になってから1年2カ月、極端に休暇の取得率が減少し、人事担当部署からもっと休めと言われてしまい、今日は1日休むことにしました。 区役所の帰り、通常ですと明日、土曜日の午前中に行く内科に行きました。 コレステロールを下げる薬をもらうためです。 それもすぐに済んで、昼食を摂ってから2時間も昼寝していまいました。 起きて、Netflixで若手力士の青春を描いたドラマを延々と観てしまいました。 「聖域」というタイトルで、聖域とは土俵を指しています。 土俵というのは女性が上がってはいけないことになっており、時代錯誤のような気もし...
仕事

失われるやる気と誇り

はるか昔、大学で行政学という講義を受けたことがあります。 その中で、行政組織というものは放っておくとどんどんいらぬ仕事を増やして増殖し、むやみに会議体やワーキンググループを作り、それがためにマンパワーが不足して自滅する傾向にある、と教わった記憶があります。 考えてみると、デジタル庁だの子供家庭庁だの、よくわからない組織が増えています。 これらも新しく職員を増やすのではなく、既存の省庁から人さらいをして組織としての体裁を取り繕っているように見受けられます。 私が勤務する学術行政機関でもむやみに会議やら委員会やらを増やしています。 しかし職員は限られているため、一人でいくつものお役目を仰せつかることになり、内心無駄でくだらない、と思いながら仕事に取り組んでいます。 これ、古くは中曽根改革で著しく悪化し、小泉改革でとどめを刺した感じがします。 阿呆なやつが権力を握るとろくなことをしません。 今は人文情報学が流行りで、これのための組織を①運営委員会、その下に②企画調整会議さらにその下に③部会、ついには④技術検討チームを組織するという具合。 一つの仕事のために4つの組織を作ったのです。 私は正式...
仕事

演じる

日曜日の夕方を迎えてしまいました。 一週間のなかで最も憂鬱な時間です。 毎週のことながら、明日からの仕事に怯えながら過ごしています。 若い頃は、勤め人も50歳を過ぎれば豊富な経験から仕事に怯えることも、日曜日の夕方に落ちることもないのだろうと思っていました。 しかしそれは大間違いでした。 むしろ年齢ゆえの立場や役割が重くなり、憂鬱はつのるばかりです。 先般、ホームページのリニューアルを2年かけて行うことが決まりました。 予算は2千500万円にも及びます。 webサイトの制作会社5社がコンペに参加し、無事リニューアルがスタートすることになりました。 私はリニューアル委員会の委員を命じられ、様々な仕事が振られることになりました。 制作会社は発注元の生の意見を聞きたいということで、リニューアル委員全員と顔合わせ。 その際、それぞれ自己紹介をしたのですが、名前を言うだけではつまらないということで、もし魔法が使えたら何をしたいかを述べることになりました。 私は下品にも現金が詰まった高級車が欲しいと言いましたが、今すぐ実家に帰りたいという北陸出身の若い女性がいたり、若返りたい、と切ない言葉を述べた...
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