2023-06

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仕事

期末勤勉手当

今日、期末勤勉手当、いわゆるボーナスが支給されました。 私は成績率「優秀」ということで、11.5%上乗せされていました。 それはそれで嬉しいのですが、同世代で成績率が「良好」の人には上乗せ分が無いにも関わらず、総手取り額は私よりも2万円程度多いのは面白くありません。 私の場合精神病で長く休んだ期間があり、その後長らく基本給が上がらなかったためと思われます。 私は期末勤勉手当の支給に際しては毎回「優秀」をもらい、11.5%上乗せした金額を支給されていますが、これが「良好」に下がるとどうっちゃうんだろうと恐怖を感じずにはいられません。 毎回「優秀」が付くのは、同世代と比較して明らかに基本給が低いための救済措置かもしれません。 そうでなければ毎回「優秀」が付くなんてことはあり得ません。 私が病気で苦しんだのと同様、上層部も私の扱いに苦しんでいるのかもしれません。 何しろ私は職場の上司にパワー・ハラスメントをくらい、職場に訴えても埒が明かなかったため、弁護士を立てて内容証明郵便を送りつけ、①文書による謝罪、②金銭による補償、③再発防止のための規程の作成の3点を要求したことがあり、それらは全て私...
社会・政治

スネかじり

30年以上前のことになりますが、多くの若者が就学も就労もせず、自宅に引きこもっていることが問題になりました。 この時はニートなる言葉が流行り、若者に特有の問題として扱われて、大人になって自覚を持てば社会に出るだろう、という雰囲気が漂っていました。 当時大学生だった私は、非常な違和感を覚えました。 中年になると突如として働きだすとでも? これらの問題は必ず長引いて、いずれは親が亡くなり、ニートなる若者たちも年を取ってしまい、生きる術を失うだろうと予感しました。 その悪い予感は、当たってしまったようです。 最近、50代の子を80代の親が面倒をみるという現象が多発して、5080問題と呼ばれるようになりました。 これは時を経ずして6090問題になり、70100問題に進み、ついには孤独死の異常な増加という結果をもたらすでしょう。 私は精神的な問題を抱えながら、浪人も留年もせずに22歳で大学を卒業して、公務員になりました。 考えられるかぎり我が国においては最も堅実な道を歩んだと言ってもよいでしょう。 30代後半の頃に精神的な問題が顕在化し、長く病気休暇を取る羽目に陥りましたが、40歳以降、この問題...
社会・政治

裏切り

一昨日、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の代表、プリゴジン氏がプーチン政権に反旗を翻し、モスクワ目指して進軍を始めた、というニュースが飛び込んできました。 一度はプーチンの側近とまで言われた人物なんだそうですが、そういう人が反乱を起こしたというのは、プーチン政権にとって大打撃だったでしょうねぇ。 ロシア正規軍と傭兵部隊が戦闘状態に陥れば、内戦ということになり、ロシアの混乱は必至でした。 しかしプリゴジン氏はその日のうちにモスクワへの進軍をやめ、ベラルーシに向かったそうです。 亡命、ということになるのかもしれませんが、ベラルーシはロシアのウクライナ侵略を支持する数少ない国の一つ。 無事で済むとは思えません。 事実、ほぼ毎日更新されていたSNSへの投稿がぴたっと止まってしまったそうです。 おそらくは監禁されているか、粛清されているかのどちらかでしょうね。 一度反乱を起こしたのなら、徹底的に戦わなければ、時の政権から裏切りだとして殲滅、粛清されてしまうでしょう。 逆に反乱が成功した場合、それはほとんど革命とも言え、逆に政権側の人々が粛清されるでしょう。 それなのに、プリゴジンなる人物、ベラル...
精神障害

OD:over dose

今日は真夏の暑さで、スーパーマーケットに買い物に行った以外、家でのんびり過ごしました。 最近、私はOD:overdose気味です。 OD:over doseとは合法薬物の過剰摂取のことで、一般的には2錠か3錠が用量のところ50錠も100錠も飲むことで、麻薬のような効果が期待されます。 そしてぶっ倒れて病院に担ぎ込まれる、という結末を迎える者がほとんどです。 過食嘔吐やリストカットのような、一種の自傷行為という見方がなされているようです。  私は例えば抗不安薬や鼻炎カプセル、解熱鎮痛剤の用量が一日3錠のところ、6錠飲んだりするなどで、一般的な意味からは外れます。 50錠とか100錠とか、命の危険があるほどの量は飲んでいません。 しかし、私が行っている少量のODも、抗不安薬で言えば精神の安定、鼻炎カプセルや解熱鎮痛剤で言えば、少しでも体調がおかしいと思うと多く飲んでしまうということで、用量を無視しているという点ではODに違いありません。 私は最近、もう十分に生きた、という感覚を持つようになり、薬の量については、副作用が出ようが何しようが今楽になれば良い、という考えに依っています。 今も抗不...
映画

怪物

今日は映画館に足を運びました。 観たのは是枝監督の「怪物」です。 この映画は小学5年生の息子が教師から暴力をふるわれたと信じ、学校に抗議を繰り返す母親の視点、暴力をふるったとされた教師の視点、小学校5年生の息子の視点の3者の視点から描かれています。 当然、3者の語る話は食い違い、誰かが、あるいは全員が嘘をついているか、事実誤認が起きていることが示されます。 芥川龍之介の「藪の中」(黒沢明監督作品では「羅生門」)と似た構成になっています。藪の中・将軍 (角川文庫)芥川 龍之介KADOKAWA羅生門 デジタル完全版 三船敏郎角川映画 観る者は混乱せざるを得ません。  そして豚の脳を持った人間というフレーズが多用されます。 少年の同級生である親友は同性愛の傾向があり、ガチガチの保守主義者である父親は、同性愛者である息子は豚の脳を持った化け物であり、治療が必要だと信じています。 二人の少年は互いに魅かれあいます。 少年愛の予感が濃厚に描かれます。 ラストでは、二人の少年が明るい朝日のなか、自然豊かな森を笑顔で駆け回る姿が描かれます。 台風の朝に姿を消した二人が生き残って互いを寿いでいるのか、あ...
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