2023-06-29

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社会・政治

スネかじり

30年以上前のことになりますが、多くの若者が就学も就労もせず、自宅に引きこもっていることが問題になりました。 この時はニートなる言葉が流行り、若者に特有の問題として扱われて、大人になって自覚を持てば社会に出るだろう、という雰囲気が漂っていました。 当時大学生だった私は、非常な違和感を覚えました。 中年になると突如として働きだすとでも? これらの問題は必ず長引いて、いずれは親が亡くなり、ニートなる若者たちも年を取ってしまい、生きる術を失うだろうと予感しました。 その悪い予感は、当たってしまったようです。 最近、50代の子を80代の親が面倒をみるという現象が多発して、5080問題と呼ばれるようになりました。 これは時を経ずして6090問題になり、70100問題に進み、ついには孤独死の異常な増加という結果をもたらすでしょう。 私は精神的な問題を抱えながら、浪人も留年もせずに22歳で大学を卒業して、公務員になりました。 考えられるかぎり我が国においては最も堅実な道を歩んだと言ってもよいでしょう。 30代後半の頃に精神的な問題が顕在化し、長く病気休暇を取る羽目に陥りましたが、40歳以降、この問題...
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