2023-12-23

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その他

憂愁

今日は風は無いながら底冷えのする一日でした。 もっとも、関東では冬は空っ風がつきものなので、無風なだけでもずいぶん楽です。 今日は内科、呼吸器内科と病院のハシゴをし、帰宅してから結婚25周年記念の二人だけの写真を額に入れて壁にかけました。 リビングの片隅は、私たちの写真館のようになっています。 しかしその写真の数々も、二人とも亡くなれば遺品整理で処分されてしまうんでしょうねぇ。 何しろ私たちは子孫を残すことが出来ませんでしたから。 二人だけで生き、死んでいく、そしてその後には何も残りません。 墓地も当然無縁仏が入る塔になるでしょう。 死んだ後のことはどうでも良いですが、私たち二人の密やかでいて楽しくもある生活が二人の死をもって消滅するとは不思議な気がします。 明日はカーペットが届く予定。 わが家のリビングダイニングは20畳ほど。 その真ん中にホットカーペットを敷いてその上にホットカーペットを覆うカーペットを敷いており、これを買い替える気はなかったのですが、リフォームで部屋がピカピカになると、そこだけ古臭くて、新しい物を買うことにしました。 今度こそ、リフォームがらみは終わると思います。...
その他

愛しい

人間誰でも、生涯のうちに3人くらいはすごく気が合って、この人とならずっと一緒にいても良い、と思える人がいるのではないでしょうか。 後はタイミングの問題で、例えば20代後半から30代前半あたりで知り合った愛しい人とは結婚に至る可能性が高いと思います。 それ以前にお付き合いした人は青春の幻影として記憶に残るでしょう。 厄介なのは二股と不倫です。 しかし人間は二人の人を同時に愛しいと思える生き物で、どっちか二人なんて選べない、という心境になったりするものです。 私は幸いにして妙齢の時にお付き合いしていたのは一人だったし、不倫もしていません。 良い夫なのだろうと思います。 しかし時折、幼い恋をしていたあの人とその後もお付き合いを続けていたらどうなったのだろうと思い返すことがあります。 今の生活に不満はありませんが、人間は必ず後悔をする生き物です。 その頃のことを思い出すと、胸が痛みます。 私が理由もなく別れを告げたからです。 その美しく愛しい人が、今の人とうまくやってくれていることを願うばかりです。
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