2024-02-24

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散歩・旅行

成田山公園梅まつり

3連休の真ん中。 昨日は雨で明日も雨の予報。 今日だけが晴れて気温が上がり、穏やかな一日になるとのことでしたので、梅を観ようと成田山公園梅まつりに出かけました。 思ったほど咲き乱れてはいませんでしたが、そこそこの開花です。  菜の花も咲いていました。 まずは満足です。 成田山公園に行くということは、成田山新勝寺にお参りすることと同義でなければなりません。 広く長く、古くからやっているであろう各種のお店が軒を並べる参道を通って新勝寺へ。  奈良の薬師寺や東大寺ほどではないにせよ、嫌になるほどの広さです。 成田山でお昼と言えば鰻に決まっています。 一番人気の川豊と言う店、4時間待ちの表示。 アホですか。 そんなに待ったら夕飯になってしまいます。 以前この店でうな重を食ったことがありますが、おそらく蒸さずにいきなり焼いているであろう、荒っぽい味わいでタレは濃い目。 川豊でしか味わえないと思いますが、私は30分待ちの上品な味わいの店で特上のうな重と肝吸いを頂きました。 3,900円。 財布には優しくないですが、鰻なんてそんな物です。 参道では成田名産、米屋の栗蒸羊羹を購入しました。 虎屋のよう...
文学

真夜中のたずねびと

昨夜は恒川光太郎の短編集「真夜中のたずねびと」を一気読みしました。 この作家の作品の多くが異界と現実を行き来するような幻想的なものですが、昨夜読んだ短編集は趣を異にしていました。 つまり、現実世界で起きるミステリーの要素が極めて強く、異界との繋がりはほんのわずかばかり示唆されるだけなのです。 また、一つ一つが独立した短編になってはいますが、ある作品の主人公が別の作品の端役で登場したりして、緩やかな連作と読むことが出来るようになっています。 幻想的な要素が満載の恒川作品を期待すると肩透かしをくらいます。 作家の作風は年とともに変わっていくものです。 この短編集を興味深く読みはしましたが、もしこの路線を突っ走るようなら、私はこの作者から離れていくような予感を覚えます。真夜中のたずねびと(新潮文庫)恒川光太郎新潮社
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