2024-06

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文学

寛解

昨日は月に一度の精神科受診日でした。 もう寛解にいたって15年以上経ちます。 日常の苦しみはもはや生きるうえで避けられないと分かっています。 単に予防的に飲む薬が欲しくて通っているだけのような状態が続いています。
その他

独り

今日は同居人が休日出勤を命じられたため、独りで過ごす日曜日になりました。 我が家では土曜日はお出かけなどして遊ぶ日、日曜日は洗濯や掃除、一週間分の食料の買い出しなどの家事の日と定めています。 それはどちらかが休日出勤をしていても変わりません。 したがって、今日は独りで家事をこなしました。 私は基本的に一通りの家事は自分だけでできちゃいます。 料理もレパートリーは少ないながら、そこそこ美味しくできると思います。 しかし、やはり独りで過ごす休日は面白くありません。 結婚から26年。 もはや独りが嬉しいはずなのに、私はそうではありません。 とても寂しく感じます。 同居人にどれだけ依存しているのかを思い知らされます。 同居人に先立たれでもしたら、私は後追いはしないまでも孤独に耐えきれず、過度の飲酒や精神病薬のOD などにより、じきに亡くなってしまうような気がします。 同居人よりも先に逝きたいと願っています。
散歩・旅行

大賀ハスまつり

今日は千葉公園へ大賀ハスを観に行きました。 大賀ハスは千葉市の花。 大賀博士という方が千葉でこれを咲かせたそうです。 幟があちこちに立っていました。  こんな感じです。 大乗仏教では亡くなる時に仏様がハスの花に乘って迎えに来てくれるのだとか。 そうであるなら私はもっとこの花を愛でたいと思います。
文学

その世とこの世

昨夜は京懐石の店(なぜか千葉にある)で結婚26周年のお祝いをしました。 京都で長年修行したという板前が10年前に開いた店で、まぁまぁ満足できました。 良い夜だったと思います。 今日は「その世とこの世」という、大詩人の谷川俊太郎とライターのブレイディみかこの往復書簡集を読みました。 150ページ程度ですので、すぐに読み終わりました。その世とこの世谷川 俊太郎岩波書店 タイトルのその世とこの世は、あの世とは別にその世があり、世界はこの世とその世とあの世で成り立っている、という示唆に富んだ書簡から取ったものです。 詩人とライターという関係性ですが、幽霊とお化けの話から、ウクライナ戦争やコロナ禍の話、果てはトランスヒューマニズムという一種の未来の人間の在り方を規定しようとする思想の話まで出てきて、スリリングな内容になっています。 少々昨日の酒が残っている身には、読みやすくて興味深い書簡集だったと思います。
その他

儚い

昨夕、義母が入院している病院から同居人が呼び出されました。 この3日ばかりの間に義母の体調は著しく悪化し、もはや口から食事を摂ることは無理であろうこと、認知機能はまだそれほど衰えていないが、普通に会話することは無理であること、車椅子に座ることは体を支えられないために困難であろうこと、今後の治療は義母の年齢や状態から考えて、積極的には行わず、痛みや不快感を緩和するだけにしたいこと、等の説明があったとのことです。 週末は主治医がお休みのため、金曜日のうちに説明しておきたかったとのことでした。 最悪今日、明日にも危ないということです。 義母は東京大空襲を生き残りますが、幼い妹と母親ははかなくなってしまいました。 戦後は父親と祖母から可愛がられて育ち、少々わがままな性格になってしまいました。 商業高校としては日本一と言われる芝商業高校を卒業して日債銀に勤め、結構楽しいOL生活をおくったようです。 その後義父とお見合い結婚し、二人の娘に恵まれますが、妹の方はわずか18歳で病死。 義父は5年前に他界しており、家族を喪うことの多い人でした。 今日、最近近所に出来た特別養護老人ホームに見学に行きました...
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