2024-06

スポンサーリンク
文学

おかえり 横道世之介

今朝はなんだかひどく体が重く、起き上がる気が起きなかっので、思い切って休暇を取りました。 あらかじめ申請してあった休暇と違い、何となく罪悪感がありますが、仕方ありません。 重い頭でベッドから出ずに読書しました。 かねて読み進めていた「おかえり 横道世之介」を読み終わりました。おかえり横道世之介 (中公文庫 よ 43-5)吉田 修一中央公論新社 前作では18歳から19歳にかけての、大学1年生という設定でしたが、続編では24歳にして就職に失敗し、バイトとパチンコに明け暮れながらぼんやりと写真家を目指す姿がゆるーく描かれています。 舞台が小岩のせいか江戸川区出身の私には親しみやすい物語でもありました。 いわゆる良い人であることが唯一の取柄のゆるーい横道世之介、それでも生きていかなければなりません。  死なないかぎり生きていかなければならないのは当然のことで、私もまた、あと30年だか20年だか生きなければなりません。 現役で働いている間は難しいと思いますが、退職したならば、自己実現を目指そうと思うのも、誰もが同じことなのかもしれません。
その他

微熱

月曜日から金曜日までみっちり働いて、土曜日を迎えたのは喜ばしいことですが、朝から体がだるく、熱を測ったら微熱がありました。 思えばコロナ禍の時には風邪一つひきませんでした。 多分手洗い、手の消毒、マスクなどが効いていたのではないかと思います。 ところがちょっと油断しただけで微熱を発するとは、人間の肉体というもの、正直に出来ているようです。
スポンサーリンク