2024-08-15

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社会・政治

呪う

今日は我が国が連合軍に降伏することを全国民に知らせる玉音放送が流された日です。 一般にこの日を以て終戦と言うべきか敗戦と言うべきか、とにかく戦争が終わった日とされます。 国民は疲弊しきっていたでしょうから、内心ほっとしたという人も多いでしょう。 また、大日本帝國は無敵であって、敗れるはずがないという信念を持って生き続けてきた人々にとっては屈辱の日だったでしょうね。 戦後79年が経って、もはや太平洋戦争は歴史上の事件となりました。 今は多分、次の戦争の戦前なのだろうと思います。 戦争が悪であることは誰もが承知していますが、仮想敵国が何がなんでも戦争で相手を叩き潰すと固く決定してしまえば、戦争から逃れることは出来ません。 いくらアホダラ経のように戦争反対を唱えたところで、それは虚しいばかりでしょう。 戦争を避けるためには地道な外交努力しかありませんが、これも相手が戦うことを決意してしまえば、無駄なこととなり果てます。 結局は叩けば大損するということを知らしめるための軍事力を保持することが最も平和を維持するのに役立ちます。 馬鹿げていますね。 戦いを避けるために多額の税金を投入して強力な軍隊...
散歩・旅行

追分宿など

昨日は軽井沢から少し足を延ばして信濃鉄道で二駅目の信濃追分に行きました。 かつて宿場町として栄えた追分宿に行くためです。 信濃追分駅、驚愕の無人駅でした。 しかも追分宿まで徒歩で30分もかかるとか。 バスもタクシーもありません。 高原なので暑さはさほどでも無いですが、30分とは参りました。 それでもここまで来た以上、突き進む他ありません。 人けがほとんど無い道を歩くこと30分。 追分宿郷土館なる小さな博物館に辿り着きました。  まずは一安心。 追分宿、あまり宿場町らしい風情がありません。 本陣も脇本陣も残っておらず、旅籠もわずかです。 どちらかというと洒落た喫茶店や骨董店が立ち並んでいて、車で来たと思しき観光客が散策しています。 東京出身の小説家、堀辰雄がこの追分に魅せられ、自宅を構えて終の棲家にしたそうで、堀辰雄文学記念館というのがありました。 こんな山奥の宿場町で美しい文学を紡いでいたのですねぇ。 かつての住まいと書庫が残されていて、非常に興味深く感じました。 あまり長くいられる場所では無かったので、喫茶店で一休みして午前中に軽井沢に戻りました。 かつては信濃鉄道の貴賓室だったとい...
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