
55歳
今日は私の誕生日。 55歳になりました。 ひと昔前なら定年退職する年齢です。 この年まで大病せずに生きてこられたことに感謝しなければなりません。 近頃同世代の友人や同僚が病死することが増えてきましたから。 だからというわけではないですが、上野千鶴子という有名なフェミニストの闘士の手に依る「おひとりさま様の老後」という本を読みました。 思い込みが激しく、なんとなくいけ好かないと思いながら、なんとなく読んでしまいました。 結婚していようが独身だろうが、子供がいようがいまいが、結局人は一人で死んでいきますからおひとりさまの老後 (文春文庫 う 28-1)上野 千鶴子文藝春秋 日々憂鬱な仕事にいそしんでいるわけですから、今日くらいはということで、同居人と二人、特に予定は無かったのですが、休暇を取りました。 雨模様でもあり、近所のイタリア料理店に出かけた以外、家でのんびりと過ごしました。 実家の母から誕生日恒例の特大の国産高級鰻が届きました。 例年これを温め、わさび醤油で白焼きにして食べたり、タレをかけて蒲焼にして食べたりします。 有難いことです。 55歳、もっと精神的に落ち着いた大人の男になる...