2024-08

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散歩・旅行

日本の職人

昨日はそごう千葉店に出かけました。 家にいてもクサクサするし、遠出は面倒くさいということで。 気分を上げるため、濃紺の麻の着物で出かけました。 この着物、極めて肌触りがよく、涼しいので気に入っています。 11時半に到着し、そごう千葉店では馴染みの喫茶店でビーフカレーとサラダと冷製スープのセットを頼み、食後に紅茶を楽しみました。 最近、珈琲を飲むとドキドキするようになり、紅茶を飲むようになりました。 加齢に伴う嗜好の変化でしょうか。 食後に無駄話などして、お店を出たのが13時。 お昼に90分もかけるなんて休日ならではの贅沢です。 その後6階催事場で催されていた「日本の職人」を観に行きました。 御琴や三味線、尺八など和楽器の店があって、御琴には100万円以上の値が付いていてびっくり。 どんな人が買うんでしょうね。 その他鎌倉彫やら南部鉄器やら藍染やら着物やら漆器やら、多くの我が国が誇る職人技を見せてくれました。 冷やかすだけで何も購入する予定は無かったのですが、印傳の長財布に興味を持ちました。 見れば見るほど興味が湧き、ついに購入。 どれを購入するかで迷いに迷ったのですが、下の写真の物を購...
文学

一人称単数

昨日から観測史上最大の大型台風が関東、特に千葉県と茨城県を襲うとの報道が繰り返し流されています。 夏休みは昨日で終わり、今日から出勤の予定でしたが、安全な建物から出ずに外出を控えろ、とのことでしたので、大事を取って今日は急遽休暇を取ることにしました。 リスクが高いことを承知で出勤するなんて馬鹿げていますから。 で、小説を読みました。 村上春樹の短編集「一人称単数」です。一人称単数 (文春文庫)村上春樹文藝春秋 この人の書いたものはノンフィクション以外すべて読んでいると思っていたのですが、偶然本屋で見つけて、購入しました。 村上作品は長編が出ると大騒ぎとなり、書店に長蛇の列が出来ることがほとんどですが、短編集の場合そういった現象が起きないため、見過ごしていたようです。 この作者にしては珍しく、私小説的な作品が多かったように思います。 もう70代を迎えることから来し方を振り返るような作品が書きたかったのかもしれません。 それは筆の衰えと言うより、手慰みのような、独特の味わいがあります。 長編を得意とする作家ですが、こういう物も良いと思います。 短歌を詠む女性との一夜をつづった「石のまくらに...
社会・政治

呪う

今日は我が国が連合軍に降伏することを全国民に知らせる玉音放送が流された日です。 一般にこの日を以て終戦と言うべきか敗戦と言うべきか、とにかく戦争が終わった日とされます。 国民は疲弊しきっていたでしょうから、内心ほっとしたという人も多いでしょう。 また、大日本帝國は無敵であって、敗れるはずがないという信念を持って生き続けてきた人々にとっては屈辱の日だったでしょうね。 戦後79年が経って、もはや太平洋戦争は歴史上の事件となりました。 今は多分、次の戦争の戦前なのだろうと思います。 戦争が悪であることは誰もが承知していますが、仮想敵国が何がなんでも戦争で相手を叩き潰すと固く決定してしまえば、戦争から逃れることは出来ません。 いくらアホダラ経のように戦争反対を唱えたところで、それは虚しいばかりでしょう。 戦争を避けるためには地道な外交努力しかありませんが、これも相手が戦うことを決意してしまえば、無駄なこととなり果てます。 結局は叩けば大損するということを知らしめるための軍事力を保持することが最も平和を維持するのに役立ちます。 馬鹿げていますね。 戦いを避けるために多額の税金を投入して強力な軍隊...
散歩・旅行

追分宿など

昨日は軽井沢から少し足を延ばして信濃鉄道で二駅目の信濃追分に行きました。 かつて宿場町として栄えた追分宿に行くためです。 信濃追分駅、驚愕の無人駅でした。 しかも追分宿まで徒歩で30分もかかるとか。 バスもタクシーもありません。 高原なので暑さはさほどでも無いですが、30分とは参りました。 それでもここまで来た以上、突き進む他ありません。 人けがほとんど無い道を歩くこと30分。 追分宿郷土館なる小さな博物館に辿り着きました。  まずは一安心。 追分宿、あまり宿場町らしい風情がありません。 本陣も脇本陣も残っておらず、旅籠もわずかです。 どちらかというと洒落た喫茶店や骨董店が立ち並んでいて、車で来たと思しき観光客が散策しています。 東京出身の小説家、堀辰雄がこの追分に魅せられ、自宅を構えて終の棲家にしたそうで、堀辰雄文学記念館というのがありました。 こんな山奥の宿場町で美しい文学を紡いでいたのですねぇ。 かつての住まいと書庫が残されていて、非常に興味深く感じました。 あまり長くいられる場所では無かったので、喫茶店で一休みして午前中に軽井沢に戻りました。 かつては信濃鉄道の貴賓室だったとい...
散歩・旅行

軽井沢タリアセン

今日は軽井沢2日目。 予報は雨でしたが、どうにか一日曇りで持ちこたえました。 ラッキーです。 今日は南軽井沢に在る塩沢湖を中心とした広大な有料公園、軽井沢タリアセンを訪れました。 軽井沢駅からタクシーで20分ほど。 車が無いとこういう時不便です。 バスは本数が少ないし、タクシーだと高いし。 9時の開園ちょうどに到着。 チケットを購入していざ、タリアセンへ。 広い湖を取り囲むようにしてアスレチックや小さな遊園地が併設され、レストランも充実しています。 いい年をして恥ずかしながら同居人と足漕ぎボートに乗りました。 足漕ぎボートで湖に出てみると、鴨が何羽も追っかけてきます。 そういえば鴨の餌を売っていて、ボートに乗りながら餌を与える人が多いのだと思います。 鴨たち、私も餌をくれる人だと勘違いしたようです。 お生憎様。 ただで餌などやりません。 ただし、鴨が至近距離にやってくるのは迫力がありました。 ボート遊びを終えて、園内をしばし散策。 かつて軽井沢の森林に建っていたサガンの翻訳で知られる朝吹登水子邸を移築した建物を冷やかしました。 クラッシクな建物は独特の味わいがあります。 昨日軽井沢の別...
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