2025-03

その他

いよいよ今年度最後の週末を終えようとしています。 明日一日通ったら新年度の仕事が始まります。 すぐお隣の部署とはいえ、配置換えになったことに身のすくむ思いです。 満開とまでは言えませんが、桜も咲き、新年度らしい雰囲気を醸し出しています。 そんな中、一昨日爪を切りすぎたせいか、右手の人差し指の爪が黒く変色してしまいました。 触ればひどく痛み、触らなくても患部がじんじんします。 土日祝日、正月も関係無しに診察している、最近流行り出したいわゆるコンビニ病院の皮膚科に行きました。 爪の中が化膿しているということで、小さな針を爪に突っ込み、膿に穴を空けてぎゅうぎゅう握って膿を出す、という荒療治を受けました。 後は一週間化膿止めの塗り薬をぬり、感染症予防の薬を服薬して患部を見せに来いとのこと。 痛かったですねぇ。 麻酔なしでやられたのでたまったものではありません。 でも爪の黒ずみはほとんど無くなりました。 膿が溜まっていたのですね。 ひょう疽と言うそうです。 この膿こそが、ツイテいなかった今年度の象徴のように感じます。 それを出したことも。 仕事量が減ることは間違い無いと思いますが、最初のうちは勝...
仕事

異動

年度末。 多忙を極めています。 週末も心が騒ぎ、昨日は自主的休日出勤をしてしまいました。 4月からすぐ隣の部署に異動します。 その前に今いる部署の仕事をきれいにしようと思っていますが、なかなか進みません。 折角桜の開花に近い良い陽気になったというのに。 異動するのが同じフロアというのはあまり良いものではありません。 後任は前任に頼りがちになるし、前任は新しい仕事を覚えなければならないのに古い仕事に振り回されます。 GWくらいには落ち着くと思います。 それまではしんどくても我慢しなければなりません。
仕事

中くらい

昨夕、4月1日付け異動者、採用者、退職者の内示がありました。 私は同じ課の別の島へ横滑りということで、私を悩ませてきた2つの係を見なければならないという重圧からは逃れられそうです。 しかし残念なことながら、現在空席のその席に補充はありませんでした。 上からは新規採用がさらに増やせればそれを充てたいとのこと。 なめられたものです。 で、当然ながら私の後任者が私と同じ苦しみを味わい、私はそれを見なければならないというだけでも、気分が汚染されそうです。 しかも後任者、少々気分の浮き沈みが激しい人で、上司や部下と衝突してしまう可能性があります。 前任者としての意見を求められるのも嫌ですし、そんな時は離席もやむを得ないかなと思っています。 異動できたことは素直に嬉しいですが、状況を考えると、目出度さも ちう位なり おらが春、と言う小林一茶の句に似た心境でしょうか。 一茶句集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)小林 一茶KADOKAWA
文学

ホテルローヤル

春の瘴気濃い年度末の日曜日。 この時季はいつもそうですが、狂おしいまでの焦燥感と不安感に駆られます。 わが国の学年暦は4月を初月とします。 そのため多くの新入社員は4月入社。 国の会計年度も3月まで。 私の職場も当然3月で年度末ということになります。 このブログで何度も報告したとおり、6月以来私は2つの部署を一人でみる羽目になり、それがゆえ精神の落ち込み激しく、ついには上司に人を付けるか私を異動させるかどちらかにしてくれと訴え出ました。 とにかく4月の年度替わりまでは待ってくれという返事だったので、今は内示が楽しみなような怖ろしいような、複雑な心境です。 来年度もこの体制だったなら、長期の病気休暇に突入してしまうでしょう。 鬱々とした気持ちながら、じつに久しぶりに小説を読みました。 小さな現実逃避でしょうか。 読んだのは桜木紫乃の直木賞受賞作「ホテルローヤル」です。 北海道の湿原を背に建つ小さなラブホテル、ローヤルでの人間模様を7編の短編小説で紡いだ作品です。 面白いのは、すでに廃業して廃墟となったホテルを舞台にした作品から始まり、現在から過去へと現実とは逆の時系列で物語が語られること...
文学

後追い

昨日、今日と同居人が風邪に臥せってしまいました。 昨日の朝高熱を発し、すぐに内科に行って検査したところ、コロナでもインフルエンザでもなく、風邪との診断。 咳がひどく、咳止めやら解熱剤やら抗生物質やらが処方されましたが、薬効確かではありません。 2日間、私はリビングダイニングで過ごし、飯も一人。 同居人は粥を食うために出てくる以外はずうっと寝室で過ごしていました。 感染を怖れて私はリビングに布団を敷いて寝ました。 ドア一枚隔てただけですぐそこにいるのに、なんだか寂しい気持ちが続きました。 べつに難病に冒されたわけでもないのに。 同居人に頼ること著しいものがあります。 若い頃はそうではありませんでした。 いつでも離婚して良いとさえ思っていました。 私は独り暮らしの経験が3年ほどあり、ために一通りの家事をこなすことができます。 独り暮らしは快適でしたし、そこに戻ることに躊躇はありませんでした。 しかし双極性障害を発症してから、少しづつ同居人への依存が始まり、今ではこの体たらくです。 全くもってお恥ずかしい。 よく老いて連れ合いを亡くすと、男のほうががっくりきてしまい、女は逆に生きいきするとか...