2025-04

その他

Word Press

gooブログがサービス停止となることはすでにこのブログでお知らせしたところです。 当初はgooブログが推奨するアメーバかはてなに自力で引っ越そうと思っていたのですが、調べれば調べるほど私には困難であることを実感するようになりました。 そこでお金はかかりますが、Word Pressに移行することとし、専門業者に発注することとしました。 業者が作業して、私が確認してさらに改善を要求して、といったことを繰り返すと納品まで一か月程度かかるようです。 その間、ブログの更新はストップしてほしいと専門業者から頼まれました。 なので、ブログの更新は一か月程度お休みします。 Word Pressへの移行が完了したら新しいURLをお知らせしますので、しばらくお待ちください。
文学

凍原

今日はのんびりと読書をして過ごしました。 桜木紫乃の「凍原」という小説を読みました。凍原 (講談社文庫)桜木紫乃講談社 この作者にしては珍しいミステリーです。 終戦直後の樺太から命からがら北海道へ逃げ帰った女の半生とそれにまつわる殺人が雄大な時の流れのなかで語られます。 ただし、もともとがミステリー作家ではないし、ミステリー志向とは思えません。 小説家というものはイメージが定着することを嫌い、自分はこんな物も書けるんだ、あんな物も書けるんだと、色々な分野に手を出したりしがちです。 舟木一夫が一時「高校三年生」を歌うことを拒否したとか、太田裕美が「木綿のハンカチーフ」を封印したとかいう話を聞きます。 そればっかり求められると嫌になっちゃうのでしょうね。 この小説もそんな感じが漂っています。 自分は警察小説だって書けるんだ、と言う風な。 この作者はおそらく連作短編による雄大な物語や、中編程度のスパイスの効いた物語を書くことに長けているような気がします。
文学

思い癖

4月の配置換えによる忙しさにかまけて、ブログの更新を怠ってしまいました。 ブログを開かずにいたら、いきなりgooブログがサービスを停止するという衝撃の文言がトップページに出てきました。 完全閉鎖してしまっても良いのでしょうが、折角書き溜めたものが雲散霧消してしまうのは惜しい気がします。 ブログのお引越しを検討しなければなりませんが、お引越しの理屈は分かるのですが、作業が大変そうです。 チマチマと20Mづつダウンロードしてそれを新しいブログサービスにアップロードするということのようですが、20Mというのはしびれます。 小さすぎるではないですか。 文字だけのブログならともかく、写真やら動画やらをアップしているわけですから。 ただでさえ新しい仕事に慣れず、日々鬱々として過ごしているというのに、ブログサービスの停止はきついですねぇ。 人には誰でも思い癖というものがあると思います。 何事も前向きに、明るく取り組んでいく人と、逆にネガティブにこの世の不幸を全部背負っているような気分になる人と。 私は若い頃はそうでもなかったのですが、30代後半で精神障害に罹患してから、明らかにネガティブな思考をする...
文学

裸の華

今日は休暇を取りました。 なんだかひどく疲れてしまったようです。 朝は10時まで眠り、起きてから朝昼兼用の飯を食い、かねて読み進めていた、桜木紫乃の「裸の華」という小説を読み終わりました。 年増のストリッパーが足を怪我して引退。 ダンスショーを売りにする小さなバーを開きます。 若いダンサー二人を雇って店は軌道に乗りますが、わずか10カ月でダンサーの一人は妊娠、時を同じくしてもう一人は映画のオーディションに合格して店を離れます。 もう一度ダンサーを募集しても良かったのですが、年増はもう一度裸で踊りたいという欲求断ち切れず、再びストリッパーに復帰するというお話です。 題材は良いのでしょうが、この作者にしてはやや冗漫な感じがしました。 ストリップというもの、観たことがなく、裸になりさえすれば良いのかと思っていましたが、ダンサーとしての矜持のようなものがあるようで、どこの世界にも誇りを持って堂々と生きている人がいるものだと変に感心してしまいました。裸の華 (集英社文庫)桜木紫乃集英社
散歩・旅行

昨日は桜を観に千葉城及び千葉大病院に出かけました。 本当は県立青葉の森公園で酒肴揃えて派手にやりたかったのですが、夕方から精神科の診察があったため断念し、散策するだけにしました。 千葉城では千葉城桜まつりと称して、的屋がたくさん並び賑やかでした。 一方、千葉大病院は見事な桜並木がありながら、歩いている人とてありません。 桜は咲く時期と場所を選ぶようです。 桜は早くも散り始めていました。 今日は午後から雨の予報なので、飲食を伴った花見は今年は無理なようです。 正月よりも桜の時期のほうが、1年無事に生き残れたという思いを強くします。 その儚さゆえでしょうか。