散歩・旅行

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桜吹雪

今日は5月なみの暖かさながら、強い風が吹きました。 桜は今日が最後だろうと、近所の公園に花見に出かけました。 夕方、精神科の診察があるので、アルコールはなし。 おにぎりとゆで卵を作って、ペットボトルのお茶も買って、ご清潔なお花見です。 強い風のせいで、葉桜になりかけの花びらが、勢いよく散っていました。 まさに桜吹雪。 毎年のことですが、桜が狂い散るさまを見ると、あぁ、今年も桜を見ることができた、来年も見られるだろうか、という感慨を覚えます。 普通に考えれば、重い病気を抱えているわけではなし、突然死するとか事故死するとかいう事態は考えにくいので、見られるはずなのですが、なぜか、桜には、そう思わせる力があります。 梅や藤にそういう感慨を覚えることはありません。 不思議ですね。 それはおそらく、桜の呆気なさが、どこか死を連想させるからだと思います。 桜の樹の下には死体が埋まっている、と書いたのは梶井基次郎でした。桜の樹の下には梶井基次郎オリオンブックス おそらく日本人なら誰もが桜に死を連想させられるからでしょう。 来年も元気にお花見を楽しめればと、切に願います。にほんブログ村 人気ブログラン...
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朝のニュースで、東京は桜が七分咲きで、今日にも満開を迎えるかもしれない、と聞き、東京も千葉も大差ないだろうと、お昼過ぎに千葉市の桜の名所、千葉城へと向かいました。 車なので、酒は無しです。 行ってみると、ほぼ満開の桜が数本ありましたが、多くは五分咲き程度で、お花見気分にはなれません。 それでも、多くの人々が酒肴をそろえてシートにすわり、良い気分になっていて、その様は、酒さえ飲めれば花など二の次、といった感じでした。 私は散策したり、ベンチに座ったりして、咲きそろわぬ桜を恨めしげに眺めるばかり。 せめては満開の桜を選んで写真におさめました。 こんな感じです。 明日から新年度が本格スタート。 花に酔う気分にはなかなかなれません。 まして五分咲き程度では。 花に酔ふ 事を許さぬ 物思ひ という句を残したのは夏目漱石でしたか。 満開の桜が散り始める頃、圧倒的な美的風景が、私の物思いを止めてくれるかもしれません。にほんブログ村 人気ブログランキング
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神宮外苑から表参道あたり

春らしい暖かな陽気に恵まれました。 そこで、都内でももっとも緑が多く、環境の良い、神宮外苑から表参道あたりを散歩しようと、車を走らせました。 性懲りも無く、週末お上りさんです。 神宮外苑の絵画館前駐車場に到着。 阪神とヤクルトのオープン戦があるらしく、それらしい人々がぞろぞろ歩いていました。 絵画館です。 神宮外苑の広場です。 神宮球場です。 神宮外苑をしばし散歩し、青山通りの裏を表参道方面へと向かいました。 この裏道、洒落た飲食店や洋服屋が立ち並んでいます。 東京東部のべたっとした感じとは大違い。 東京の東端で生まれ育った私にはまぶしい町に感じられます。 お昼は表参道のモスカフェという店でタコライスと珈琲をいただきました。 モスバーガーの系列のようですが、ご飯物もやっていて、ちょっとびっくり。  表参道です。 ぶらぶら西麻布のほうまで歩き、疲れたので神宮球場近くのベローチェで熱いブラックコーヒーを頂いて帰りました。 良い運動になったように思います。にほんブログ村人気ブログランキング
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両国散歩

昨日は昨年墨田区に完成したすみだ北斎美術館に出かけました。  外見はモダンながら、なんとなく安普請。 時代のせいなのでしょうねぇ。 どこも金がありませんから。 葛飾北斎と言えば、誰でも知っている、最も有名な日本の画家。 多くが、見たことのある作品でした。 常設展示室に、絵を描く姿を模した北斎の人形が展示してあり、それがすごくリアルで不気味でした。 最も気に入ったのは、最晩年の富士越龍図。 まさしく鬼気迫る迫力で、しばし呆然と眺めていました。 その後両国駅前のファミリーレストランで食事を摂り、東京大空襲の翌日ということもあって、東京都慰霊堂に向かいました。 さすがに多くの人が訪れていました。 東京都慰霊堂、元々は関東大震災で亡くなった方々の慰霊のために建てられた古い建物ですが、後に東京大空襲の犠牲者も祀るようになったそうです。 多くの悲惨な写真や、原型をとどめない自転車や車の残骸が並べられ、北斎美術館での美的体験など吹っ飛ぶようなインパクトで、厳粛な気持ちにさせられました。 庭には、犠牲者の霊を慰めるように、河津桜が咲き誇っていました。 見事ですが、どこか物悲しくもあります。 その後、相...
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せたがや梅まつり

今日も昨日に続いて良い陽気でした。 そろそろ梅の季節も終わりだと思い、梅を観に出かけることにしました。 どこに行こうかと考えて、湯島天神、亀戸天神、成田山公園などが思い浮かびましたが、どこも行き慣れている感じで、散歩先を新規に開拓しようと、せたがや梅まつりに出かけることにしました。 小田急線の梅丘駅そばの羽根木公園で、せたがや梅まつりは開かれていました。 東関東道から首都高速に乗り、公園の駐車場まで1時間20分かかりました。 片道約58キロ。 梅はそろそろ終わりの風情ながら、まだ目を楽しませるのに十分でした。  その後周辺の商店街や高級住宅街などをそぞろ歩きました。 もうすっかり春なんですねぇ。 意味もなく、焦ります。にほんブログ村人気ブログランキング
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