散歩・旅行

スポンサーリンク
散歩・旅行

初詣

今日は風もなく、穏やかな気候に誘われて、初詣に出かけました。 例年ですと、伊勢神宮の東京分社である東京大神宮にお参りし、さらにそこから徒歩15分ほどの靖国神社にお参りするのですが、ここ数年のパワー・スポットブームで、しかも恋愛成就の神社として東京大神宮が有名になり、見栄えの良くないお姉さまたちの集団が大挙して押しかけ、恋みくじなどひいてむやみに社中の静寂を乱し、心の平穏を得られないため、初めて正月に明治神宮を訪れました。 明治神宮はなにしろ広いので、かなり多くの参拝客がいましたが、わりとゆったり感じられました。 ちょうど成人の日と重なり、晴れ着姿の新成人たちを多く見かけました。 着物に草履が慣れないせいか、足取りがぎこちなく、いかにも初々しく感じました。 これから結婚式を挙げるのであろう新郎新婦が本殿の前で親族・友人らと写真を撮っていましたが、新郎はスキン・ヘッドに髭面、新婦は相当な姉さん女房と見え、こちらには初々しさを感じませんでした。 以前友人が明治神宮で結婚式を挙げ、私は二人を紹介した関係上、式から参加しましたが、驚いたことに明治神宮本殿の両隣に倉庫のような窓の無い式場が二つあっ...
散歩・旅行

ヲタク

今日は北風の強い寒い一日でした。 そんななか、ヲタクなる現象を考察するため、秋葉原周辺を散策しました。 ごく狭い地域ですが、非常に大勢の男たちが、大きなバッグを持って闊歩していました。 AKB48カフェ及び関連グッズの店には、長蛇の列が出来ていました。 数年前、AKB48の存在を知らなかった頃、「伝染歌」というホラー映画を観ましたが、今思えばブレイクする前のAKB48の主要メンバーがずらりと出演していたのでした。 もはやレア・アイテムですね。伝染歌 プレミアム・エディション 小嶋陽菜,前田敦子,大島優子,秋元才加,伊勢谷友介ジェネオン エンタテインメント 通りのあちこちで、メイド姿の、お世辞にも見栄えが良いとは言えない少女たちがティッシュ配りをしていました。 最近では足を揉んでくれるメイド・カフェやら金を積めば店外デートが楽しめる店やらがあって、カフェというよりソフト風俗ですね。 ヲタ芸講習会なるイベントがあるらしく、チラシが貼ってありました。 ヲタ芸とは、アニメソングなどに合わせてヲタクたちが狂気じみた激しい踊りを踊ることのようで、それを習得するためのDVDまで出ていました。ヲタ芸D...
散歩・旅行

千葉

今日は風もなく、穏やかに晴れたので散歩に出かけました。 千葉駅周辺の繁華街から千葉公園のある東千葉駅へ。 千葉銀座で中華定食を食い、千葉銀座をふらふら。 フリーマーケットを開いていました。 衣類や小物から、古美術、刀剣、鳥かごまで、様々なものが売っていました。 哀れを誘ったのが、中年のストリート・ミュージシャンと思われるおっさん。 はげかけた頭をバンダナで覆い、自主制作らしきCDを売っていました。 もうそんなに頑張らないでよろしい。 世の中もっと楽しく生きる方法はいくらでもあります。 ソープ街の栄町では多くの呼び込みに声をかけられましたが、必殺の、「今、終ったとこなんで」 というセリフで撃退しました。 これは「異人たちとの夏」で風間杜夫が行っていた戦術で、鑑賞して以来、ぱくらせてもらっています。 千葉公園にはずいぶん鴨がいましたねぇ。 ここで越冬するんでしょうかねぇ。 それと、古びたちはなちゃん(千葉市のゆるキャラ)が池の傍に置かれ、不気味感をかもしだしていました。 ちはなちゃんです。  10,395歩。 どうにか一万歩を超えました。異人たちとの夏 山田太一松竹ホームビデオ異人たちとの...
散歩・旅行

お昼過ぎ、近所を散歩していたら、公園で餅つきをやっていました。 子どもたちとその親が集まって開いた自治会の餅つき大会のようです。 私が住むマンションは自治会に加入していないので、今日初めて知りました。 伝統的な臼と杵で、お父さんたちが交代で餅つきに汗を流し、子どもたちは公園の遊具で遊びまわる姿は、平和そのもの。 わが国で66年続くこの平和が未来永劫続くことを願ってやみません。 幼稚園の頃、毎年年末に幼稚園の庭で餅つき大会を行ったものです。 しかし、生来の左党のせいか、幼児の頃から甘い物を好まなかった私は、餅つき大会で食う餅が、いつも餡子やきな粉などで、甘く味付けされて供されることが不満でした。 できれば磯辺か、あるいは雑煮で食いたいものだと思いながら、義務のように甘い餅を食っていました。 餅つきといえば年末の風物詩、餅を食うといえば正月などの祝い事。 百歳の 春も隣や 餅の音    正岡子規 正岡子規の隣家の婆さんが77歳、喜寿を前に隣家が餅をつく音を詠んだ、正岡子規最晩年の句です。 35歳、寝たきりで痛みに耐えていた子規にとって、77歳まで生きた老婆には百歳の正月を迎える日も近いだろ...
散歩・旅行

紅葉

今日は空気こそ冷たかったものの、よく晴れて風もなく、穏やかな一日でした。 今日を逃したらもう今年の紅葉は終ってしまうと思って、文京区駒込の六義園に出かけました。 都区内の紅葉というと、神宮外苑の銀杏並木や新宿御苑の銀杏が有名ですが、どちらも黄色ばっかりで紅を楽しめません。 紅がきれいなのは都区内では六義園に止めを刺すと思われます。 六義園に入ると、いきなり大きな紅葉が迎えてくれました。 しばし見惚れる私。 枯れた葉っぱを愛でるとは、我々日本人はよほど酔狂と見えます。 こちらは一段と鮮やかな紅と黄のコントラストが見事です。 元は五代将軍綱吉公の側用人だった柳沢吉保が整備した庭園だそうです。 柳沢吉保、Good Job! 引きで観るのも、なかなか良いですねぇ。 六義園の紅葉を堪能するうち、ちょうどお昼に。 近所のそば屋で本鴨南蛮を食って、ふらふらと裏道を歩いて北区西ヶ原の旧古河庭園へと向かいました。 旧古河庭園は、古河財閥3代目当主、古河虎之助男爵が整備した、洋館とバラ園、日本庭園からなる広大なお邸です。 巨大なお邸の応接間だった部屋が喫茶店になっており、紅茶などいただきました。 驚いたの...
スポンサーリンク