散歩・旅行

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伯爵邸と文士の家

昨夜からの雨で、今日はなんだか蒸しましたね。  今日は新宿方面へ出かけました。 と言っても歌舞伎町でもなければ西新宿でも伊勢丹でもありません。 新宿区上落合の新宿区立林芙美子記念館と同じく新宿区若松の旧小笠原伯爵邸のあたりをぶらついたのです。 林芙美子記念館は林芙美子が住んでいた家をそのまま見せているもので、流行作家の家にしては質素なものでした。 それでも当時の庶民から見たら大豪邸だったのでしょうけれど。 全室和室で、夫のアトリエだけが板の間でした。 面白いのは、書斎用に作った八畳間では筆が進まず、わずか三畳ほどの納戸を書斎にして書いていたとか。 林芙美子の書斎です。 何か追い詰められたような場所に身をおかないと書けなかったのかもしれませんねぇ。 江戸川乱歩は蔵にこもってランプの灯りで書いていたと言いますし。 その後に行った旧小笠原伯爵邸はヨーロッパのお城みたいでしたねぇ。 今はレストランになっており、全館貸切の結婚披露パーティなどにも使われるとか。 玄関には多数の太い蝋燭と真っ赤な薔薇が散らしてありましたから、今夜パーティが行われるのでしょう。 レストランはランチが7,000円から、...
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目黒川

行楽の秋。 その陽気に誘われて、性懲りも無くふらふらと漂いだしました。 日比谷線の中目黒駅で降りて、目黒川沿いを北へ。 中目黒駅周辺は田園都市線の自由が丘近辺に雰囲気が似ていて、ほとんど日常の用をなさない趣味的な服や雑貨を売る店が軒を連ね、奇抜なファッションに身を包んだ老若男女が散策していました。 昼飯を目黒川沿いのパスタ屋でしたためた際、隣のテーブルに谷隼人と松岡きつこ夫妻が座っていました。 目黒在住なのでしょうかねぇ。 谷隼人はずいぶん太りました。 私も太りましたが。 腹もくちくなって、目黒川に沿って北上しながら、あっちの路地、こっちの路地とさまよううちに、当初の目的地、田園都市線、池尻大橋駅に着きました。 世界一落ち着かないと評される某大手カフェ・チェーンで一服。 空いていたせいか、私は十分落ち着けました。 歩き足らず、さらに目黒川緑道へ。 渋谷駅からわずか一駅とは思えない自然あふれる緑道を、しばしうっとりと散策。 池尻大橋駅から帰路に着きました。 11,142歩。 毎日このくらい歩けば痩せるんでしょうけど、平日はなかなかねぇ。にほんブログ村↓の評価ボタンを押してランキングをチェ...
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さいたま市

昨日、今日と、さいたま市へ行って来ました。 日帰り圏内の、軟弱な一泊旅行。 自分を甘やかしている感じがして、良いですねぇ。 まずは大宮上陸。 大宮へは、12年前に友人の結婚披露宴を大宮パレスホテルで行った際に訪れて以来です。 大宮駅前はたいそうな賑わいでした。 まずはあるいて20分ほどの、氷川神社へ。 首都圏で最も古く、広大な神社です。 明治維新後にできた官製の明治神宮や靖国神社にはない、清浄な空気があたりをつつんでいました。 スサノオノミコトを祀っているそうです。 全国各地に点在する氷川神社の総元締めのようです。 表千家の偉い人が、神職を相手に献茶をやっていました。 珍しいものが観られました。 広大な神社の奥は県立公園になっていて善男善女が集っていました。 しかも無料のプチ動物園があり、ガキどもと一緒になって動物見物を楽しみました。 サル山では抗争劇が繰り広げられているらしく、ボス猿がある猿を執拗に追い掛け回し、何匹かの長老猿がボス猿をなだめていました。 怖いですねぇ。 ほかに、ハイエナがいました。 なかなかの迫力でした。 それに、やぎとぶた。 まさか氷川神社を目指して結果的に動物を...
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三連休

明日から三連休。 うれしいですねぇ。 明日からは秋の陽気で涼しくなるとか。 街歩きの虫が騒ぎます。 私は山や森林に分け入ると、理由もなく不安になってテンションが下がってしまうので、猥雑な街中を歩きまわることを好みます。 そこでこの三連休は、軟弱にも、埼玉に繰り出し、さいたま市をふらふらしてみようと思います。 都内はずいぶん色々な街で、週末の散歩を楽しみました。 足元の千葉市は当然。 埼玉には昔川越に行ったことがあるくらいで、ほとんどが未踏の地です。 大宮のビジネスホテルをとってあるので、一泊二日で鉄道博物館や氷川神社など、さいたま市の名所を歩き回ろうと思っています。 私の職場にはさいたま市から通勤している人もおり、なんだか申し訳ないようですが、気楽で良いと思っています。 過去、鎌倉、川越、八王子、国分寺、恵比寿と、どう考えても日帰りの距離で軟弱にもお泊りをしています。 ある意味、すごく贅沢なプチ旅行だと思っています。埼玉 (文庫地図)昭文社昭文社まっぷる埼玉 鉄道博物館 川越・秩父’11昭文社昭文社にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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出羽三山と山伏

今日は我が家から車で15分ほどの、千葉県立中央博物館に行ってきました。 お目当ては、出羽三山と山伏展です。 展示スペースはそう広くありませんが、なかなか興味深いものでした。 月山・湯殿山・羽黒山を中心とした修験者の在り様が、なんとなくわかりました。 その中で、噂に聞いた即身成仏のミイラの写真には驚きました。 本来は真言密教の教えで、生きながら大日如来と一体化して仏になる、そのくらいになるまで修行しろということだと理解していますが、何をとち狂ったか、五穀断ちをして穴に入り、生きたままミイラになる修験者が何人も出たと言うから驚きです。 誤解なのか、知っていてわざとなのかは知りませんが、真言宗の教えに背く、単なる自殺行為であることは間違いありません。 また、崇峻天皇の第三皇子で、蘇我馬子に父を殺され、都から逃げていった蜂子皇子が出羽三山を開いたそうですが、その肖像画は化け物のような悪相です。 なんでも出羽三山周辺の民の悩みを聞き、一緒に悩んでいるうちに悪相になってしまったとかで、蘇我氏に対する恨みから怨霊になったというわけではないそうです。 しかし上の二枚の画像を見る限り、怨霊としか思えず、...
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