散歩・旅行

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暑い

今日は所用があって青山に出かけました。用事はすぐに済んだので、神宮外苑から表参道のあたりを散策しました。 陽射しはすっかり夏で、大汗をかきました。 青山通りはただの幹線道路なので、面白くありませんが、一歩裏道に入った、北青山のあたりは、趣味的な店が多くて楽しめます。 子供用の和食器専門店だとか、各種封筒だけを売る店とか。服屋もたくさんありますが、私はあまりファッションには興味がありません。 人に不快感を与えないような、清潔な服装をしていれば十分だと思います。 このあたりは、東京でも一番きれいなところですね。明治神宮など緑も多いですし。 四半世紀も前、私は神宮外苑に在る高校に通っていました。  学校帰りに南青山にあるオカルティズムの専門書店に行ったことがあります。 当時私は、オカルティズムによって、宇宙の真理を直感できるのではないか、と考えていたのです。 書店というより喫茶店といった趣で、インドっぽい格好や、仙人のような格好の奇妙な身なりをした人が数人、お茶を飲みながらオカルト談義に花を咲かせていました。  学生服の私は珍しがられて、色々と教えてくれました。 何か青少年を見ると、教えたく...
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東京西郊

2・3日と、東京西郊外を散歩しました。 府中や国立、八王子、それに23区内ですが高円寺などです。 東京西郊は都心から遠いわりに、人が多く、驚きました。中央線のブランド力なのでしょうか。 現在私が住まいする千葉市内はもちろんのこと、実家の東京都江戸川区よりもはるかに混雑していました。東京東部は都心に近い割に家賃が安く、穴場ですね。  府中の大国魂神社です。 広大な敷地に、多くの的屋が並んでいました。 3日の夜はくらやみ祭りという奇祭が催されるとか。一日早くて残念です。 府中の高安寺山門です。 水子供養とか墓地分譲とか、商売っ気の多い寺でした。 府中郷土の森の最寄り駅、分倍河原駅前の新田義貞公の銅像です。駅前で妙に浮いていました。 知る人ぞ知る国立の食器店、黄色い鳥です。 狭い店内に、多くの女性がひしめいていて、私はただ、呆然とするのみです。 高円寺です。不覚にも、高円寺というお寺が地名の由来とは知りませんでした。  お寺というのは大体において庭がきれいに手入れされていて、いかにも人工的な美という感じがします。一方神社は自然をそのまま残した森の風情が漂っています。どちらが良いかはお好みです...
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知らない町

これからほとんど足を踏み入れたことのない東京都下へ出かけてきます。 宿を八王子にとったので、府中や国立、多摩のあたりを散策してこようと思います。 ずいぶん軟弱な一泊旅行ですが、長時間の移動はストレスですので、病み上がりの私にはこれでも精一杯です。 行ってきます。東京都の歴史散歩〈下〉多摩・島嶼山川出版社このアイテムの詳細を見る
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戸山公園

昨日は戸山公園から早稲田あたりを散歩しました。 戸山公園の桜はまさに吹雪のように乱れ散っていました。もう季節は初夏に向かっているのですね。 早稲田大学には、土曜日だというのに多くの学生がいました。その若さの輝きがはかないものであろうとは、知ってはいても気付きますまい。 若さとは こんな淋しい 春なのか 自由律俳人、住宅顕信の句です。 25歳を迎える前に病で亡くなったこの俳人は、しかし、命のはかなさに気付いていたようです。それは病がもたらしたものなのか、あるいは深く信仰していたという親鸞上人の教えによるものか、今となっては確かめる術はありません。 精神病を発病してから、無常の念がますます強まっています。 しかしそれでも生きなければならないのですね。 人生楽ありゃ苦もあるさ、とか。 ここ五年ばからりは、苦しかありません。 そうであれば、次は楽、なのでしょうか?
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銀座を

ぶらぶらしました。 この街は、渋谷や池袋と違って、騒音が無いのがいいですね。道幅も広く、整然としています。私は精神病を患ってから、極端に音に弱くなりました。静寂こそ、最高の音楽です。 多くの中国人観光客と思しき人々が、和光ビルなどをカメラにおさめていました。気候もよく、最高を銀ぶらです。 しかし、あまりに整然としすぎていて、人間味に欠けるきらいがあります。ウォーターフロントと呼ばれる地帯と相通ずるものがあります。もっともウォーターフロントは、その無機質さが売りなのでしょうが、生身の人間にはあまりに冷たく感じられます。 私は中学生のころ、銀座にほど近い場所にある進学塾に通っていました。通塾中に工事をしていたセゾン劇場前のとんがり屋根の交番が、すっかり古びていました。あれから四半世紀、古びるのも当然です。私もまた、古びました。紅顔の美少年は小太りのおじさんになり、無限の可能性は失せ、今は精神科に通院しながら職業訓練を受ける身です。 諸行無常とはいいますが、ああ、はれ。
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