散歩・旅行

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大国主命

今日、津田沼辺りをぶらついていて、偶然、菊田神社というお社をお参りする機会を得ました。 規模は小さいながら、風情あるたたずまいで、関東には珍しく、社殿は出雲大社系の造りと見えました。 神社の縁起を読むと、案の定、大国主命を祀っている、とのことでした。また同時に、藤原時平を祀っている、とも。 しかし、縁起には専ら藤原時平を祀った経緯ばかりがつづられており、大国主命を祀った理由には、一言も触れらていないのでした。 それはなぜか。 古事記でも日本書紀でも、大国主命が天照大神に国譲りをした話は、詳しく書かれていません。まるで大国主命が、何の理由もなく、差し出したごとくです。 しかし実際には、大きな戦が行われ、敗れた出雲側がやむなく天孫側に国を渡したと考えられます。 古くは、出雲の社殿には、縄が打たれていた、という言い伝えも聞こえます。 その古代史の闇は、今となっては解明のしようもありません。 しかし、敗者は常に、悪なのだ、ということは、今も昔も変わりません。 日本が米国に敗れたのは、悪だからではありません。敗れたから、悪なのです。 愚かな人間は、勝った負けたと言い募り、勝者は敗者を悪に仕立てる...
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ご近所

昼飯に鴨せいろを食い、そのままご近所を散歩しました。 日陰は寒いですが、太陽に向かって歩くと、暑いくらいですね。 公園の銀杏が、見事に色付いていました。 もう大分散った葉もあるようです。  実家には大きな銀杏の木があり、学生の頃、この時期になると、毎週末落ち葉を掃いた記憶があります。掃いても掃いても風に吹かれて舞い散る銀杏の葉に、いらいらさせられました。 しかし今、公園の銀杏を眺めるだけで、掃く必要もありません。
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荒木町

市ヶ谷から四谷荒木町の界隈を散歩しました。 本当は新宿御苑で紅葉を見る前についでにちょっと寄ろうと思っていたのですが、意外にも趣深く、つい、荒木町をぐるぐると歩き回ってしまいました。 京都の路地もかくや、と思うぐらい細い路地にバーや居酒屋、寿司屋などが並んでいました。 小さなアパートの一室をリフォームしたと思しき喫茶店には、老いた老人客と老いたマスターが、きれいな東京弁で漫才のようなおかしな会話を繰り広げ、私は笑いをこらえるのに必死でした。 石川啄木の「ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」という歌を思い出しました。 標準語ではない、東京弁のなまりを、懐かしく感じずにはいられませんでした。 東京の東端を流れる江戸川こそ、私のふるさとです。 心に抱えた深い闇を、楽しい散歩は一時、忘れさせてくれます。 また明日から、闇に悩みましょう。
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水上バス

今日は浜離宮を散策しました。元は将軍家の鷹狩り場だったとのことですが、明治以降、園遊会や迎賓館として用いられたとのことで、たいそう立派な庭園でした。 その後、水上バスにのり、東京湾から隅田川を上って両国で下り、両国から錦糸町までぶらぶら歩いて、錦糸町から電車で帰りました。16,000歩、歩きました。
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荒川線

都内に唯一残る都電、荒川線に乗ってきました。 タイムスリップしたかのようなレトロ感がありながら、今も地元の人々の足として多くの人に利用されているようでした。 庚申塚でおり、お年寄りの原宿として名高い巣鴨地蔵通りを歩きました。多くのお年寄りが闊歩しているのはもちろん、若い人も多く見かけたのが意外でした。 歩き終わって三ノ輪の喫茶店で、珈琲など楽しんでいると、隣に若い女が腰かけて、携帯電話で話し始めました。延々と、何度も同じことをくりかえして、男の愚痴を言うのです。しかも人目も憚らずに涙まで流して。癇に障りました。 別れ話が出ているようでしたが、男は、女のそのしつこさに辟易したものと思われます。 今流行の「パフェおやじ」の気分になりました。【「THE3名様」スピンオフ】人生のピンチを救うパフェおやじの7つの名言 志賀廣太郎,小林大介,ブラボーカンパニー,山中聡,松永玲子ポニーキャニオン
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