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文学

陰影

一週間ほど前に浴室の電球が切れてしまったことは、このブログで報告したところです。 翌日には新しい電球を購入して付け替えたのですが、何度スイッチを押しても、一向に電球がつきません。 で、今日照明器具の業者を呼んで修理してもらいました。 問題は電球にあったのではなく、電球をはめ込む大元の機械が経年劣化により壊れていたことが判明。 付け替えてもらって、無事解決。 32,000円也。 このところ経年劣化による不具合が生じることが多くなって、その都度、小銭が消えていきます。 年月が経つということは怖ろしいものです。 一週間ほど、脱衣所の照明だけを頼りに入浴していました。 薄ぼんやりした灯りで、嫌なものかと思っていましたが、意外と趣があります。 薄暗いがゆえに、すべての物がぼんやりして、変な話ですが、幻想的な感じがしました。 谷崎潤一郎の随筆に、「陰影礼賛」という佳品があります陰翳礼讃 (角川ソフィア文庫)谷崎 潤一郎KADOKAWA/角川学芸出版 要するにびかっと明るい電灯よりも、蝋燭などの昔の灯りのほうが、ぼんやりとして、世界が美しく見える、みたいな内容だったと思います。 中学生の頃読んだので...
社会・政治

おそろしあ

首都圏に大型台風が接近中。 九州あたりはすでに被害を受けているようです。 今、千葉市は昼間だと言うのに外は真っ暗で雷鳴が轟いています。 朝、まだ雨が降り出す前に買い物を済ませたので、私はただ、マンションの窓から外を見つめて慄いています。 ここ数年、台風は大型化、狂暴化の一途を辿り、異常気象はすでに異常ではなく、日常化してしまいました。 季候がおかしくなると、生活のすべてが狂っていきます。 ただでさえ人間の社会は狂っているというのに。 例えばロシアとウクライナの戦争。 ロシアが超軍事大国であると思えば、ウクライナなどひとたまりもないと思っていましたが、善戦著しく、ロシアに対して反転の勢いです。 狂った指導者、プーチンにはとてつもない誤算でしょう。 しかし、ロシアを侮ってはいけません。 ナポレオンもヒトラーも、ロシアにというよりロシアの冬にやられてしまいました。 もしかしたら、プーチンは冬の到来を待って大規模な攻勢を仕掛けるつもりかもしれません。 おそろしあ。
その他

悲哀

朝晩めっきり涼しくなりました。 もう夏も終わり、気持ちの良い秋がきて、その先には恐怖の冬が待っています。 毎日車通勤で、筋肉が落ちたのか、ここ数年冬の寒さが恐怖に感じるほど寒がりになってしまいました。 今朝は恒例の朝湯。 飯を軽めに摂って、内科にコレステロールを下げる薬をもらいに行きました。 家族性の高コレステロールで、食事療法も運動療法も気休め程度にならず、毎日薬を飲むより他仕方がないと医者に言われたのが30歳の時。 それ以来、20年以上薬を飲み続けています。 誰でも持病というのはあるものです。 その後床屋で散髪。 約80分ほどかかり、他の床屋より長いですが、大層繁盛している店で、予約をとらなければならないほどです。 昼はとろろ蕎麦を食い、昼寝してしまいました。 平日と休日の差が大きすぎて、恨めしく思うことがあります。 サラリーマンの悲哀というやつでしょうか。
その他

風呂掃除

今日は清掃業者に風呂掃除を頼みました。 マンション購入から約20年。 こまめに掃除はしてきたつもりですが、素人では取れない汚れがついてしまい、プロに頼んだ次第です。 9時に清掃を始めて、16時までかかりました。 こんなに長時間かかるとは思いませんでした。 おかげで新品のように奇麗になりました。 それは良いのですが、清掃も終わり、道具を片づける段になって、浴室のLED電球が切れてしまいました。 電球を外し、同じ型番の電球をアマゾンで探したのですが、みつかりません。 20年前の物だから販売が終わったのだろうと思い、パナソニックに電話して、後継の電球を聞き、早速アマゾンで購入。 しかしパナソニックのコールセンターにつながるまでじつに20分もかかってしまいました。 風呂場が奇麗になった途端、電球が切れるなんて、まるでコントですね。 今日は家から一歩も外に出ず、かえって疲れてしまいました。 LED電球は非常に長持ちすると聞いていたのですが、さすがに20年は長すぎたようです。 何にでも寿命はあるものです。 マンションも建ててから20年も経つと、色々手入れが必要であることを痛感します。 これからはこ...
散歩・旅行

買い物、そして散歩

. 今日は一日中曇りで湿気が少なかったゆえ、散歩がてらそごう千葉店を訪れました。 9月23日に納品予定のダイニングチェアに敷くためのダイニングチェアクッションを2つ購入。 2つで2万円弱。 明日はお掃除本舗という業者に風呂掃除を頼んでいます。 こちらが3万2千円。 ダイニングチェア2脚が20万円くらいしていますので、次のクレジットカードの明細が心配です。 さらに、煎り酒と桃源の弁当を晩飯用に買いました。 なんだか疲れしまったので、晩の支度をすることが億劫になったのです。  その後そごうのレストラン街でいつものカレーとスープとサラダ、それに珈琲がついた昼食を頂きました。 そごうに行くといつもこのメニューです。 買ったものを車に積んで、千葉市中心街を散歩。 じつに久しぶりの散歩です。 こういうことを繰り返しながら、着実に月日を重ね、死んでいくのでしょうね。 考えてみればつまらぬ人生です。 しかし多くの人がつまらぬ人生を生き、死んでいくのですから、私一人がつまらぬ人生を歩んだと言うわけではありません。 これを、平凡で地道な暮らしと呼ぶのしょう。 そしてそれこそを幸せと言うのかもしれません。 ...
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