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社会・政治

英国のエリザベス女王が亡くなられたとか。 ずいぶんな長生きで、息子の新国王はすでに御年73歳。 73歳で新国王とは驚きです。 現在、天皇陛下を含め、世界各国に王室が残存していますが、これらはいつまで続くのでしょうか。 今時天皇だの王様だの、時代錯誤な気がします。 わが国の皇室の人々、生物学的には人間ですが、社会学的には人間ではありません。 選挙権も被選挙権もなく、職業選択の自由も住居の自由も無い。 いわば現代の賎民とでもいうべき存在です。 あらゆる権利や自由を制限し、その代わりに崇め奉るとは、そしてそんな人々の存在を許すとは、私にはにわかには信じられません。 さらには宮内庁だの皇宮警察だのに莫大な税金を投入する。  そんなことまでして、誰にどんな利益があるのでしょう? このブログで何度も書いたとおり、私は天皇制は廃止すべきものと考えています。 差別はいけないと言いながら、国家総出で皇室の人々を差別しているではないですか。 人間らしい生活をおくれるよう、差別は撤廃すべきです。 聖と賤が表裏一体であることなど、さんざん言い古された物言いです。 聖とされる人は必ず賤なのです。 そういう者の存...
その他

今日は金曜日。 一週間で一番嬉しい夜が待っています。 しかも12日(月)は電気設備の点検のため、一斉休暇となります。 3連休です。 嬉しいかぎりです。  私の先輩は、土日祝日、それに有給休暇取得時の嬉しさを感じるために働いているのだ、と喝破しました。 その先輩も今は楽隠居の身。 ただし毎日が日曜日になってみると、お休みの日の嬉しさが感じられなくなって、休むことの有難みが無くなる、と嘆いていました。 では再び働きたいですか、と問うたところ、それだけは絶対に嫌だ、と言っていました。 なんだか矛盾しているような気もしますが、人間理屈でなんか動きません。 先輩の心の叫びとでも言うべき話です。 この先輩、じつは大層な苦労人です。 子供の頃に事故で片足を失うという悲劇に見舞われました。 職場ではちょっとした油断をして、停職6か月の処分をくらい、退職しました。 多分50歳くらいだったと思います。 しばらくはアルバイト生活を続け、再就職しますが、長続きしませんでした。 家庭では30年も連れ添った奥様が離婚届を置いて出奔。 50代後半になって婚活を始め、無事、再婚しました。 この先輩、生来明るい性格なの...
映画

休暇

今日は休暇を取りました。 べつだん用事があったわけではありません。 私の職場では、年間20日の有給休暇が与えられます。 そして、5日以上取得する義務があります。 これを破ると、人事担当部署からきついお叱りを受けることになります。 昨年までは、20日すべてを使い切っていましたが、4月に異動になり、激務ゆえ、休暇をあまり取得できませんでした。 そこで、ぽっかりと空いた急な案件の無い今日、お休みを取ったのです。 暇を持て余して、DVDを借りました。 「真夜中乙女戦争」という映画ですが、その魅力的なタイトルゆえ、パッケージを読まずに借りてしまいました。 内容は中二病的な大学生たちが、チーム常連という黒服で身を包んだ秘密結社を作り、クリスマスの夜に東京中に爆弾を仕掛けて破壊する物語です。 チーム常連の草創期からのメンバーの大学生が先輩の女子大生と淡い恋に落ちたり、白け切っていた大学生がチーム常連への参加でやる気を出したり、いくつかの魅力的なエピソードが語られますが、映画全体として、その物語は破綻しています。 哲学的で幼稚な会話や、思わせぶりなセリフが多用されますが、それらはいずれも陳腐なものです...
その他

茶色

最近、世界が茶色っぽく見えてきました。 比喩ではありません。 茶色いサングラスをかけているわけでもありません。 なんだか、茶色いのです。 定期的に眼医者に通っていますから、特段心配することでもないのでしょうが、薄気味わるく感じます。 これも老化なのでしょうか。 茶色い世界、なかなか慣れません。 パソコンの画面が茶色い、電車が茶色い。 車を運転している時の明るいはずの晴れた街が茶色い。 戸惑っています。 こうして、失明への道を突き進むのでしょうか。 怖ろしい。 茶色い世界が怖ろしい。 しかし私は、それでも生きていかなければなりません。 茶色だろうと灰色だろうと。 生きていかなければなりません。 最近の自身の衰えは、嗤いたくなるほどです。 出来たことが出来なくなり、ついにはそれが当たり前になるであろう老い。 50代でそんなことが己に起こるなんて想像もしていませんでした。 それでも、生きなければならないとは、しんどいことです。
その他

劣化

今日は日曜日。 一日フリーの土曜日とは大きく異なり、一週間分の洗濯、買い物、掃除と、家事に明け暮れます。 さらには月曜日への恐怖からか、沈みがちです。 サラリーマンの宿命でしょうか。 我が家から徒歩5分くらいのところに、大きな家具屋があります。 ダイニングチェアがダメになり、ガタガタ揺れるようになってしまいました。 私が独り暮らしを始める時に購入した安物で、もう28年も使いました。 ダイニングテーブルはびくともしていないので、ダイニングチェアだけを購入しに家具屋を訪れました。 一口にダイニングチェアと言っても、じつに様々で、大いに迷いました。 安いものは1万円程度、高い物は50万円もします。 良いなと思うものは軒並み10万円を超えていて、さすがに10万円使うのはもったいない気がして、悩んだ挙句、それでも一脚99,000円の椅子を2脚購入することを決定。 これがギリギリの妥協で、もっと安い椅子には何の魅力も感じませんでした。 少々脱力気味です。 考えてみれば、今使っている椅子に、よくぞ28年も座り続けたものです。 安物だったことを思えば、十分にもとは取ったと言うべきでしょう。 先般はトイ...
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