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社会・政治

戦前か?

今日は敗戦記念日なのですね。 77年経つのだそうで。 ずいぶん長い間、わが国は平和を享受してきました。 それは有難いことだと思います。 ただ、昨今の世界情勢を見るにつけ、不安がよぎります。 主要な大国は武力で領土拡張を狙うのはご法度というのがつい最近までの常識だったと思います。 しかるに、ロシアはウクライナを侵略し、戦いはもう5カ月も続いています。 ひと昔前だったら世界大戦になっていてもおかしくないと思います。 西側の民主主義国家群は現代の常識に沿い、ロシアと戦おうとしません。 ロシアの野望が達せられたら、ロシアと同じ専制国家の中国が台湾を武力で奪い取ろうとするかもしれません。 そうなったらわが国も無傷ではいられないでしょうね。 昨年までの8月15日と今日では、状況が大きく変わってしまいました。 昨年までは戦後だったかもしれませんが、今、わが国は戦前を迎えたような気がします。 次なる戦争の戦前。 民主主義国家は専制国家の脅威にさらされています。 わが国は米国に占領され、わが国が再度軍事大国になって世界を相手に戦うことを恐れた米国によって、即席の憲法で武装を禁じられました。 しかしソ連と...
映画

牛首村、人はなぜ恐怖を求めるか

今朝はじつに久しぶりにJホラーを鑑賞しました。 「牛首村」です。 kokiが主演していることで話題になりました。 監督は清水崇。 名作「リング」の監督です。 本格のJホラーでした。 双子は畜生腹と言われて忌み嫌われる村。 ここでは7つになると、双子の一人を神様に返すと称して深い穴に放り込んでしまいます。 いっそ首でも掻き切ってくれれば、楽に死ねるのに、双子の片割れの死体がごろごろしている穴に放り込んで餓死させるとは残酷です。 kokiは主演ということで、大活躍を見せます。 ホラーと美少女は相性抜群。 恐怖シーンもたくさんあって、出血大サービスといった感じです。 ホラー映画だったりお化け屋敷だったりジェットコースターだったり、人、特に若者はそういう怖いものが大好きですね。 夜の闇や猛獣が恐怖の対象で、常に恐怖心を持っていたであろう原始人。 原始人の記憶が私たち現代人にも存在して、恐怖を求めるのかもしれません。 私は最近コメディを多く観るようになりましたが、やっぱり恐怖映画は良いですね。 映画に引き込まれます。 夏のひと時、上質なホラー映画を鑑賞できたことは、私の喜びとするところです。牛首...
その他

衰え

台風が接近中。 千葉市は大雨が降ったかと思うと小雨になったり、変な天気です。 こんな日は、家に閉じ込められて、逆に落ち着きます。 最近、旧統一教会と政治家との関係性が問題になっているようです。 統一教会と言えば、霊感商法で信者を働かせ、稼いだ金を上納させる、悪徳カルトの代表みたいに言われてきました。 多分それは事実なんでしょう。 全ての財産を教会に捧げることが良いという教義。 そういう教団が存在するということよりも、そういうところに入信する人が多くいることが解せません。 イワシの頭も信心から、と申します。 霊感商法を繰り広げる教団よりも、イワシの頭を拝んだほうがマシかもしれません。 かつて私は極右でも極左でもカルト教団でも何でも良いから過激な集団に属し、すべてのしがらみを断ち切っておかしげな思想にのめり込んでみたい、という昏い欲求を持っていました。 それはきっと楽で心地よいのではないかと思ったのです。 思考停止状態になって妄信し、自らの生活すべてを捧げる。 既成の古い宗教は世俗の垢にまみれ、もはや妄信することは不可能です。 だから新しい過激な集団に属したいと願ったのです。 しかしもはや...
思想・学問

墓参

今日は暑いなか、同居人の父親と妹が眠る墓にお参りしました。 墓は千葉市郊外の巨大な霊園にあります。 千葉市で最も田舎臭いところです。 迎えは明日ですが、多くの人々がお参りに来ていました。 なんだか同居人の家族の墓参りばかりして、実家の墓には全然出かけていません。 実家は多くの家族親族がおり、私がお参りしなくてもどうということはありません。 しかし同居人には、血のつながった家族と言えば、衰えて施設で暮らす母親しかいません。 当然、車椅子の母親が墓参りに行くことはできません。 同居人と私だけが、墓参りに行くのです。 今年は18歳で亡くなった同居人の妹の33回忌。 この法要も、同居人と私の二人だけで執り行う予定です。 この世に生をうけた者は必ず亡くなります。 そのことを実感させられるのが、身近な者の死です。 私が家族の死に直面したのは、祖母と実父、それに義父の3人だけです。 3人の遺体を見て思ったのは、死というもの、本当にその存在が消されてしまうということ。 さっきまで息をしていたのが、抜け殻になってしまうということ。 いずれもショックでしたが、実父の死は喪失感があまりにも大きく、物が食べら...
思想・学問

ガチンコ格闘技とBAYBY METAL

お盆休みの初日。 昼食を食いに近所のレストランに行った以外、冷房の効いた自室でYou Tubeを観て、無為に時を過ごしました。 最近よく観るのが、1990年代のガチンコ格闘技。 前田日明や高田延彦らが大活躍をみせた、魅惑的な試合たちです。 憎いわけでもなく、単にファイトマネーが欲しいからといだけでもなく、本気の試合を続けること、考え方によっては馬鹿々々しいとも言えます。 あるいは馬鹿々々しいことに血道を上げるからこそ魅力的なのかもしれません。 また、BABY METALというヘヴィメタとアイドルが融合したような、馬鹿々々しくも必死なパフォーマンスを繰り広げる少女3人。 BABY METALという名前だけは知っていて、なんでも海外で大層な人気らしい、ということも知識としてはもっていました。 いつだったか、なんとなくその動画を観て、癖になりました。 下のような感じです。  人間が行うことなど、どれも馬鹿々々しいことばかり。 偉大な発明だって、素晴らしい芸術だって、所詮は暇つぶしのようなもの。 しかしなぜか、これは素晴らしく、真面目で、人様の役に立つとされていることと、馬鹿々々しい、取るに足...
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