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その他

暑くない

本格的な夏を迎えたようです。 私は30代後半から、抗うつ薬の副作用もあり、一時74キロまで太ったことがあります。 就職した時の体重が53キロでしたから、20キロ以上太った計算になります。 その時はひどい暑がりで、体を動かすのも億劫でした。 ところが、父が他界してから急速に食欲を失い、酒ばかり飲んでろくに食わずにいたら、一か月で6キロ減少。 その後も体重は落ち続け、1年間で48キロにまで落ちてしまいました。 その頃から、夏でもあまり暑さを感じなくなりました。 体重はその後54キロまで戻り、ほぼベスト体重ですが、暑くない、という不思議な現象は続いています。 8月でも長袖のシャツに薄手のジャケットを着ないと、寒かったらどうしようという不安をぬぐえず、そうしています。 半袖を着ることは無くなりました。 職場は冷房が効いていますが、自宅では、一人の時は冷房を使いません。 同居人は更年期のせいかむやみと暑がるようになり、二人でいるときは冷房をかけますが、すると私はくしゃみが止まらなくなるため、上下厚手のスウェットを着る始末です。 眠る時も、冷房はいりません。 よく、老人は暑さを感じなくなると聞きま...
散歩・旅行

暗闘

安倍元総理を殺害した犯人、旧統一教会に恨みがあったと述べているそうです。 旧統一教会と言えば、高額で壺を売りつけたり、信者に全財産を寄進するように求めたり、悪名高い霊感商法で多額の金を集めることで有名でした。 思えば私も、学生の頃、名乗りはしませんでしたが、明らかに旧統一教会を連想させる勧誘を受けて、不快な思いをしたことがあります。 驚くべきことに、日蓮宗の寺院であった実家にまで、図々しくも霊感商法を仕掛けてきたことがあって、父の、鬼の形相の一喝で、早々に逃げていったことを思い出します。 どんな宗教であれ、信仰を持つのは個人の自由ですが、なぜ金儲けに走るカルト集団に入信するのか、不思議でした。 その宗教が本物かまがい物かを測る指標に、金儲けを旨としているかどうかが、重要な要素と言えるでしょう。 犯人は旧統一教会に母親が入信し、破産にいたるまで献金を続け、家庭が滅茶苦茶になって、教会に深い恨みをいだき、安倍元総理が教会と深い関わりを持つと妄信し、元総理を殺害したと動機を述べているそうですね。 解せません。 教会の幹部を狙うテロなら分かりますが、どうして安倍元総理を殺害しなければならなかっ...
その他

因果

今日は生憎の雨。 雨の中、そごう千葉店に出かけました。 クールビズ用のカジュアルなシャツを購入するためです。 私はカジュアルはスコッチハウス、スーツはブルックスブラザーズと決めているので、当然、スコッチハウスへ。 気に入ったシャツが3枚もあったので、すべて購入、 52,000の散財でしたが、安物を買っても着心地が悪く、着なくなってしまうので、やむを得ません。 今5着持っているので、これで8着になりました。 これで一週間、毎日着替えてもおつりがきますので、良かったと思っています。 私は自分のシャツのことや、つまらない仕事にかまけて、世界を揺るがすロシアとウクライナの戦争だとか、安倍元総理の暗殺だとか、大事件だとは思いますが、おのれの小さな悩みや楽しみにしか興味がわきません。 これは老化の始まりでしょうか。 来月で53歳になります。 昔だったら老人の部類です。 かつて、谷崎潤一郎を指して、文豪は48歳だったにも関わらず、谷崎翁と書いた雑誌がありました。 わずか数十年前は、48歳でも老人の部類だったのですね。 きっと平均寿命が短くて、若い記者がそう書いたのも当然だったのかもしれません。 定年...
その他

換気扇あるいは消耗品

土曜日は何もせずにゆっくり過ごすか、あるいはお出かけするのを恒例としていました。 しかし高齢の義母の世話のため、土曜日は同居人が一日留守をするようになりました。 で、日曜日は掃除、洗濯、買い出しと、週に一度の家事をこなす日のため、同居人は休む暇がありません。 当然私も掃除、洗濯はやるし、買い物にもいきますが、炊事だけはどうも苦手で、同居人に頼り切っています。 難儀なことです。 そのうえ今日は風呂とトイレの換気扇を交換するために業者が3時間も我が家にいたため、誠に忙しい日となりました。 キッチンの換気扇は数年前に交換しましたから、我が家の換気扇はすべて交換したことになります。 思えば20年前、新築でピカピカのマンションを購入しましたが、時の流れは残酷で、あちこちガタがくるようになりました。 換気扇のみならず、ドアノブもダメになって、トイレに閉じ込められたことがあります。 ドアノブが全く動かなくなってしまったのです。 業者を呼んでドアノブを取り替えましたが、携帯も持たずにトイレに入ったため、同居人が電話してくれました。 あの時もし私が独り者だったら、狭いトイレで餓死していたかもしれません。...
文学

記憶にございません!

昨夜はDVDを借りました。 鑑賞したのは三谷幸喜のコメディ「記憶にございません!」です。記憶にございません!中井貴一 支持率が2%台の、史上最悪の総理大臣。 国会では汚い言葉で野党を罵倒し、国会を離れればマスコミを責める、いやぁな首相が主人公。 演じるは中井貴一。 この人、シリアスな役を演じるとどうも嘘くさくなるきらいがありますが、喜劇を演じさせたら天下一品。 かつて喜劇役者という人々がいました。 今では絶滅して、お笑い芸人と呼ばれる人が代替品になっていますね。 中井貴一も喜劇一本でいけば良いのに、と思います。 総理、演説中に石を投げられ、記憶喪失になってしまいます。 秘書らは総理が記憶喪失になったことをひた隠しにして、なんとか政治をやらせます。 すっかり良い人になってしまった総理大臣。 誰もがその態度の急変ぶりに戸惑い、あるいは支持率回復のためのパフォーマンスかと疑います。 記憶を失った総理が繰り広げるドタバタ劇、なかなか見せます。 しかし、ラストが面白くありません。 記憶が戻った後、またもや悪の総理に戻るのかと思ったら、良い人のままなのです。 私としては、ラストでまたもやいやぁなや...
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