スポンサーリンク
仕事

フルタイム

今日からフルタイム出勤です。 さすがに疲れました。 今日は午後3時まで購入した図書の支払いのため、伝票作成をし、その後韓国の某大学から寄贈された図書の整理をしました。 韓国図書を段ボールから出し、リスト順に配架していくのですが、ハングル、漢字交じり文で、韓国語ができない私には、まるで判じ物でした。 漢字と、出版年、巻号などから、推測するわけです。 これが段ボールで37箱もあるのですからシビレます。 でも、デスクワークと軽作業を交互にやるというのが、気分転換になるようです。 まずは今週第一日目、出勤です。
社会・政治

活動写真

戦前の少年犯罪について書かれた本を読みました。主に少年院が収容者に聞き取り調査して、法務省の内部資料にしたもののようです。 このなかで、不良少年のほとんどは活動写真と冒険小説に耽溺しています。 今、冒険小説でも読めば読書家として誉められ、映画好きといえば高尚な趣味と感心されるでしょう。 ところが大正期には、活動写真を見るというだけで、不良と呼ばれ、現に良家の子女はそんなもの見なかったようです。 大泥棒が活躍する活動写真に影響されて泥棒を働いた、とか、放浪のガンマンに憧れて家出した、とか、そんな話たくさん載っていました。 今でいえば、ポルノを見て強姦するような感じでしょうか。 そういえば、高校生のころ、寅さんに憧れて、学校をさぼって柴又に行った、という級友がいました。暴力沙汰を起こして、退学処分になってしまいましたが、今頃どうしているでしょうか。 戦前期少年犯罪基本文献集 明治・大正編 1(全10巻)日本図書センターこのアイテムの詳細を見る
文学

能「班女」

今日は国立能楽堂に出かけ、能見物としゃれこみました。金春流の定例会です。 能は「班女」と「巴」、狂言は「謀生種」です。 「巴」は、旅の僧がある女に出会います。 里の男に話を聞くと、この一帯は木曽義仲を奉っている、とのことで、僧が弔いをすると、さっき会った女が甲冑姿で現れます。それは木曽義仲に使えた巴御前の幽霊でした。巴はひとしきり戦の場面を舞ってみせ、ただ一人落ち延びた自分を弔ってくれるように僧に頼みます。 女の格好で槍や刀を振り回す姿は勇壮ですが、そこには敗軍の将に仕え、死してなお、成仏できない、戦の不毛さやせつなさが描かれているのです。 「班女」は、吉田少将と契りを結んだ遊女が、少将とかわした扇ばかりに見とれ、務めを果たさないため、追放されてしまいます。女は狂女となってしまいます。加茂庄で吉田少将は狂女の舞を見物し、これがかつて扇の契りを結んだ女だと気づき、二人は再会を喜び合います。 男女の機微を描いて秀逸です。しかし、女の舞のシーンが必要以上に長く、すこしだれました。 それにしても、能というのはその衣装も、ストーリーのシンプルさも、無表情で舞う様も、すべてがスタイリッシュですね。...
その他

真鯛の塩焼き

昨夜は、復職一カ月を祝って、真鯛の尾頭付きをいただきました。 近所の魚屋で、わずか380円で入手しました。身がしっとりとして、たいへん美味でした。 副菜はフルーツトマト、きんぴらごぼう、茄子の煮びたしです。 フルーツトマトは一個260円もするのですが、甘みと酸味がほどよく、しっかりとした歯ごたえで、これを食べたらもう他のトマトは食べられません。   それにしても、現代日本に生まれて、本当に良かったと思います。 世界には三食食えない地域もまだ多くありますね。 また、昔の日本人の食生活を思えば、今は毎日お祭りのようです。  ありがたや、ありがたや。
精神障害

診察

夕方、診察がありました。 調子が良いので、あまり言うことはありませんでした。 先生と二人で、リワーク賛歌をしてきました。 三カ月、みっちりと助走し、病気の知識を得、ストレス対処の訓練を受けたことは、本当に良かったと思います。多くの友人も得ました。しかも、無料です。民間ではできない、しかし真に有意義な事業だと思います。 事業仕分けの対象になっていましたが、仕分けで予算を余計につけるくらいしてほしいものです。
スポンサーリンク