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文学

1Q84 BOOK3

話題のベストセラー「1Q84 BOOK3」を購入し、半分くらいまで読みました。 BOOK1とBOOk2はもちろん、読み終わっています。 私はこの作家の本は、四半世紀というもの、ほぼリアルタイムで読んでいます。今はヨーロッパでも読まれ、ノーベル文学賞候補にまでなっているとか。 大したものです。 この作家の小説は、その文体などから、アメリカナイズされたように誤解されがちですが、そうではないと思います。記紀万葉の時代から、わがくにびとが大切にしてきた無常感や諦念といったものが小説の根底を流れていて、口当たりだけ、ハンバーガーのように食べやすいのだと思います。 その本質は、醤油と味噌と米。決して、ハンバーガーやフライドチキンではありません。 残念なのは、「風の歌をきけ」から「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」までは、瑞々しく、濃密な物語世界が展開されていたのに、「ノルウェイの森」以降、どこか気の抜けたビールのような小説が多くなってしまったことです。 いくつかの短編には見るべきものがありますが、「海辺のカフカ」にしろ、「ねじまき鳥クロニクル」にしろ、また今回の作品にしても、何か物足りない...
精神障害

診察

昨日、診察がありました。 今は調子が良いので、診察はすぐに終わりました。 処方は変えず、この調子でいきましょう、ということでした。  支払いを待っている間、私の後に診察室に入った初老の女性の、怒っているんだか、嘆いているんだか、かなり興奮した様子の声が待合室まで聞こえてきました。 彼女の症状が軽くなると良いですね。 精神科医も、大変です。
精神障害

遊び

躁が激しい頃、私は愚かな遊びをくりかえしました。 そのころ、なじみのお姉さんが言ったこと。 「遊びが、きれいだね」 すなわち、金離れが良く、がつがつしていないことだと、思いました。 遊びをいくら繰り返しても、いくら遊びで濃密と思う人間関係を築いても、むなしいかぎりです。それは銭金によって、媒介されているわけですから。 真に信頼できる人が一人でもいること。それが幸福だと思います。それが同性であれ、異性であれ。 私には今、この人こそ信頼できる、と思える異性が一人だけいます。 その人と出会って、今年で十九年目になります。 私の愚かさゆえ、この年になりました。 これからどうなるんでしょうね。
映画

サイコ・キラー

「サイコ・キラー」を観ました。 聖書になぞらえた連続殺人を扱ったスリラーです。ストーリーはよくできているのですが、映像に緊張感がなく、冗長な感じがしました。 聖書になぞらえた連続殺人といえば、「セブン」が有名ですね。 映画としての完成度も、エンターテイメント性も、「セブン」のほうがずっと上です。 ちょっとがっかり。サイコキラー パンドこのアイテムの詳細を見るセブン ギャガ・コミュニケーションズこのアイテムの詳細を見る
仕事

5日間

今週も、無事5日間すべて出勤することができました。 帰宅後の疲労は着実に緩和されてきていると感じます。 今週は15時15分まで。来週は一時間延びて16時15分までとなります。 来週も皆勤できたら、再来週は17時15分までのフルタイム出勤となります。そうなってからが、本番です。仕事の量も少し増やしてもらわないといけません。あんまり退屈だと、かえって疲れますから。 今日は金曜日、軽くビールでも飲みましょうか。
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