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映画

SAW6

「SAW6」を観ました。 このシリーズはもはやホラー映画の寅さんとも言うべきで、毎度おなじみの残虐シーンも、まるで寅さんとおいちゃんの喧嘩のように、微笑ましく思えてくるから不思議です。 「SAW」シリーズでは、今までジクソウが反社会的な者や命の尊さを理解しない者に、その者の生命をかけたゲーム、というか私刑をしかける、という話が基本で、犠牲者の人物造形にはあまり力が入っていませんでしたが、今回は請求の三分の二を却下する大手保険会社の査定役、という人物を、丹念に作りこんでいます。いわば被保険者の生命を大事にしなかった、犯罪を犯していない悪人、というところでしょうか。 このシリーズは、第1作を観たとき大きな衝撃を受けたものですが、6作も続くといい加減飽きてきます。「13日の金曜日」や「スクリーム」シリーズほどではないにしろ、そろそろ止めないと深い沼から抜け出すなくなるでしょう。 ただ、終わり方からいって、次作を予感させます。 ソウ6 アンレイテッド・エディション トビン・ベル角川映画
文学

寒い

昨日に続き、今日もひどく寒いですね。 不覚にも、風邪をひいてしまったようです。腰と関節が痛み、軽い咳があります。まことに残念ですが、今日はリワークをお休みしたほうがよさそうです。 しかし、16時30分からの精神科の診察にはどうしても行かなければなりません。薬がなくなってしまいますから。 毎年よ 彼岸の入りに 寒いのは と、詠んだのは正岡子規ですが、もう彼岸の入りから一カ月もたっています。今年は異常ですね。正岡子規なら、どんな句を作るでしょう。
思想・学問

青臭い

私は物心ついてから、生命はなぜ存在するのか、どこから来てどこへ行くのか、という問いから解放されたことがありません。 そしてそれは、私に限らず、圧倒的多数の人々が、そうなのであろうと思います。 私は十代の頃、薔薇十字会やスウェーデンボルグ、ルドルフ・シュタイナー、マダム・ブラヴァッキーなど、西洋の神秘学に深く心惹かれました。それは、まるで魔法のように、この世の秘密を解き明かしているように思えたからです。 しかし西洋の神秘主義は、反則を使いました。「神」です。唯一絶対の神を設定してしまえば、それですべてがおしまいです。ユダヤ教・キリスト教・イスラム教、すべては同じ原理で、問いから逃げています。 その後、私は仏教に惹かれました。 仏教は、この世の成り立ちと、いかに生きるべきか、を問うて、見事に応えています。 しかし、なぜ、と、どこからどこへ、には応えていないのです。 そういう意味で、仏教もヘブライ3宗教と同じように、私、そしてあらゆる人類にとって最も重要な問いに応えていません。 なぜ在るのか、どこから来てどこへ行くのか。 私は不惑を迎えながら、青臭い問いから逃れられないでいます。 リワークは...
思想・学問

共時性

今日のリワークは今週の卒業生4名の卒業プレゼンテーションでした。 そのなかに、私と深いシンクロニシティ(共時性)を感じさせる人がいました。 平成16年度、職場が法人化されるのにともない導入した財務会計システムを導入した会社のSEです。しかも彼女はその担当者であり、長期間、私の職場で勤務していたのです。 彼女はそのシステム導入の際の業務過多が原因の一つとなって、調子をくずした、とのことです。 私は同じ時期、同じ職場で、逆の立場でこのシステム導入に苦しみ、発病しました。 それが五年もたって復職支援で出会うとは。 なんとも皮肉なものです。 その後互いに互いを知らぬまま休職と復職を繰り返し、今にいたって出会うとは。 縁とは不思議なものです。 リワークで再会、なんてことにならなければよいのですが。
その他

お昼

水曜日はリワークが半ドンなので、恒例のランチ部です。 今日は無国籍料理を店で、牛たたき定食を食しました。あっさりした赤身肉にポン酢味が効いた、ヘルシーな料理でした。部員たちは、銘々好みのものを頼んでいました。  リワークといえども人が集まる場。短期間に人が入れ替わるとはいえ、一種の組織になります。するとどうしても、ドロップアウトする者や、病気が悪化する者も出てきます。嘆かわしいことですが、幸運にもリワークに出会えたにも関わらず、うまく復職できない者もいます。いずれ再起を期すにしても、相当な覚悟が必要でしょう。 私は来週で修了。ここまで来られました。きちんと修了できそうなことを喜び、職場復帰を目指しましょう。
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