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精神障害

だらだら

今日はリワークを休み、だらだらしていました。なんとなく、行きたくなかったのです。そんな日もありましょう。リワークは基本的に拘束力を持ちませんので、自分の意思が強固でなければ、続けられません。 しかし、だらだら日を過ごして思うのは、行けばよかった、という自責の念です。 明日は行きましょう。
精神障害

精神病と自殺

ニュースで、中学2年生の少女が自殺した、という報道を見ました。 この世は仮の宿、与えられた人生を全うしたなら、静に死を迎えるべきでしょう。 しかし、自殺とは。 もう十年も前になりますか。職場の三つ下の後輩が、自殺しました。ある日突然無断欠勤し、翌日、静岡の旅館で亡くなっていた、とのことです。彼は私の仕事を引き継いだ後任であったので、その忙しさ、しんどさはよく分かります。それを誰にも相談せず、一人、従容として死についたのは、おそらく、強いうつ状態にあったものと思われます。そうでなければ、自らの命を絶つことなど、不可能なことです。 うつ病は、泣き病とか、死にたい病とか言われます。のべつ泣いては、死を念慮するのです。私とても、そうでした。 二年前、統合失調症の友人を失いました。 彼は私と同い年で、月に一度の精神病の自助グループで議論を交わし、時には酒を飲んでカラオケを歌った仲間でした。 彼は趣味のタイ旅行から帰ると、人が違ったように変貌をとげ、措置入院させられたのでした。そして、三ヶ月、彼の訃報に接しました。 彼に何があったのか、知りません。特に統合失調症は、私のよく知るところではありません...
文学

お雛様

明日は雛祭りですね。まだ寒いですが、春の気配が感じられます。 実家では、妹がいたため、毎年豪華な雛飾りでいわっていました。 我が家のお雛様は、ぺこちゃんとぽこちゃんです。これはこれで、味わいがあります。  雛流し 松籟(しょうらい )これを悼みけり 松籟は松にふく風と、その音です。 もともとは川に流す紙製のお雛様だったそうで、雛祭りの終わりを詠んだ安住敦の句です。なんとなく春の物憂さが出ていて、秀句ですね。 不産女(うまずめ)の 雛かしづくや 哀れなる 嵐雪の句です。これはお目出度いお雛様の句としてはふさわしくありませんが、子を授かることのなかった女と美しいお雛様との対比が見事です。 お雛様の句は、格調高い、堂々たるものが多いですが、私は、上記2句のような、もの悲しい感じの句こそ、春の愁いをたたえて、味わい深いものと思います。
映画

100年後

昨日は雨に閉じ込められて、なんとなく憂鬱な土曜日でした。 DVDで、「100年後」を観ました。 パッケージが、「28日後」・「28週後」とそっくりだったので、てっきりその続編かと思ったら、全く違っていました。 「28日後」と「28週後」は、秘かにイギリスが開発していた人間を極度に凶暴にするウィルスが漏洩してしまい、多くの感染者がゾンビのように破壊活動を行い、イギリス全土がパニックに陥る、という作品で、アメリカ映画のような明るさがなく、陰惨な感じがホラーファンにはたまらない名作でした。タイトルは、それぞれウィルスが漏洩してからの期間を示したものです。 「100年後」は、100年前の炭鉱事故で死んだ子供たちが、炭鉱の社長一族を呪い殺す話で、単純な幽霊話なのですが、深い森のなかを彷徨う子供たちが不気味で、雰囲気たっぷりでした。残虐シーンがほとんどないのも、好感が持てます。事故死したのが子供ばかりというのも、体が小さいために坑道が狭くても済み、労働力が安い、という悲惨な理由であるため、よけいに社長の非人間性が疑われます。殺される子孫の男もひどい奴で、ちょっとこてこてな感じもあります。ストーリー...
精神障害

診察

昨日、診察がありました。リワークプログラムに参加してちょうど一ヵ月。医師は秘かにプログラムに参加できなくなることを心配していたようです。 幸い、なんとか、こなしています。家にいても悶々とするばかりですから、少しは気晴らしになります。 昨日は久しぶりにDVDを観ました。 「サル」という和製サスペンス・ホラーです。 新薬の治験アルバイトのため入院した若者たちを襲う恐怖を、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と同様の手法で撮影したものです。目の付け所は良かったのですが、正直、映像が単調で、退屈でした。もう少しパンチを効かせてほしいものです。サル 水橋研二,大森南朋,鳥羽潤,草野康太,水川あさみ,葉山陽一郎,中尾正人,守谷恵美,工藤瑞樹,釜口佳人,前田芳秀ビデオメーカー
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