スポンサーリンク
映画

100年後

昨日は雨に閉じ込められて、なんとなく憂鬱な土曜日でした。 DVDで、「100年後」を観ました。 パッケージが、「28日後」・「28週後」とそっくりだったので、てっきりその続編かと思ったら、全く違っていました。 「28日後」と「28週後」は、秘かにイギリスが開発していた人間を極度に凶暴にするウィルスが漏洩してしまい、多くの感染者がゾンビのように破壊活動を行い、イギリス全土がパニックに陥る、という作品で、アメリカ映画のような明るさがなく、陰惨な感じがホラーファンにはたまらない名作でした。タイトルは、それぞれウィルスが漏洩してからの期間を示したものです。 「100年後」は、100年前の炭鉱事故で死んだ子供たちが、炭鉱の社長一族を呪い殺す話で、単純な幽霊話なのですが、深い森のなかを彷徨う子供たちが不気味で、雰囲気たっぷりでした。残虐シーンがほとんどないのも、好感が持てます。事故死したのが子供ばかりというのも、体が小さいために坑道が狭くても済み、労働力が安い、という悲惨な理由であるため、よけいに社長の非人間性が疑われます。殺される子孫の男もひどい奴で、ちょっとこてこてな感じもあります。ストーリー...
精神障害

診察

昨日、診察がありました。リワークプログラムに参加してちょうど一ヵ月。医師は秘かにプログラムに参加できなくなることを心配していたようです。 幸い、なんとか、こなしています。家にいても悶々とするばかりですから、少しは気晴らしになります。 昨日は久しぶりにDVDを観ました。 「サル」という和製サスペンス・ホラーです。 新薬の治験アルバイトのため入院した若者たちを襲う恐怖を、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と同様の手法で撮影したものです。目の付け所は良かったのですが、正直、映像が単調で、退屈でした。もう少しパンチを効かせてほしいものです。サル 水橋研二,大森南朋,鳥羽潤,草野康太,水川あさみ,葉山陽一郎,中尾正人,守谷恵美,工藤瑞樹,釜口佳人,前田芳秀ビデオメーカー
文学

すみれ

菫程(すみれほど)の 小さき人に 生まれたし 夏目漱石の春の句です。浮世を忘れて、小さな人になって、すみれと無邪気に戯れたい、という厭世観が読み取れます。変身願望といってもよいでしょう。 私は今、毎日リワークプログラムというのに通って、職業訓練をうけています。就職して18年もたって、なにを今更職業訓練か、という忸怩たる思いもあります。 しかし人間は、すみれほど小さくもなれないし、突如精神の健康を取り戻すこともできないのです。薄皮をはがすように、少しづつ、しかし着実に回復しなければなりません。 リワークプログラム自体は、意外にも楽しいものです。しかし、そこに通わなければならない私が、悲しいのです。
その他

でぶ

体重増加が、とどまることを知りません。 血液検査で、コレステロールと中性脂肪がひっかっかってしまいました。 いよいよ減量を始めなければなりません。はあ。
精神障害

今日は冷たい雨でした。 明日は雪になるかも。 天候不順は、私のような怠惰な精神には応えます。 春が待ち遠しいような、怖いような。 春は生命が輝く季節であるとともに、どこか狂気じみた愁いが潜んでもいます。 私はこの愁いに弱いのです。 今の私が自信を失って、すべてを否定的に見ているとしても、自信満々だった過去の私を忘れたわけではありません。ただ、霞がかかったように、ぼんやりとして、その姿をうまく捉えられないのです。
スポンサーリンク