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散歩・旅行

秋刀魚

近所をふらふら散歩して、威勢のいい魚屋に立ち寄りました。旨そうな魚がたくさん並んでいましたが、私は秋刀魚のなめろうと真鯛の刺身を買いました。 通常なめろうというと、鯵の味噌たたきをさしますが、今日は秋刀魚です。鯵に比べて、より脂が載っていて、刺身や焼き魚とは違った味を楽しめるのです。 それだけではくどいかと思って、真鯛を買いました。これも旨みが濃厚で、絶品です。 ゆっくり風呂につかって、刺身で一杯としゃれこみましょう。角川学芸ブックス 長寿の食卓永山 久夫角川学芸出版
文学

枕草子に、「秋は夕暮れ。夕日のさして山のはいとちかうなりたるに、からすのねどころへ行くとて、みつよつ、ふたつみつなどとびいそぐさへあはれなり。まいて雁などのつらねたるが、いとちひさく見ゆるはいとをかし。日入りはてて、風の音むしのねなど、はたいふべきにあらず」 と、あります。 秋も十月なかばを迎えると、日の暮れるのがやけに早く感じますね。秋刀魚もそろそろ終わり。すべてが冬に向かって、突き進んでいるかのごとくです。 そして冬がしつこいのに比べて、秋の短いこと。  今日はなんだか、憂愁のようです。 こんな秋の日は、燗酒がひときわ旨いというものです。枕草子 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)角川書店角川書店
文学

世の中に、男と女がいればこそ、恋は人生の必定。誠にまれな例なれど、同姓同士の恋もまた必定。 私は齢7つにして、初恋。唇も重ねた。 幼い恋は美しく歌われ、それもまた必定。 なれど幼い恋は幼いほど、好奇心と衝動が先走り、意外や、どろどろにのめり込む気味あり。 オフコースに、「君のいない毎日は、自由な毎日。あれを愛というなら、もういらない」の歌あり。高橋幸弘に、「愛されすぎると、逃げたくて」の歌あり。誠に男というもの、追われることが嫌いらしい。 而して若山牧水に、 逃れゆく 女を追へる大たはけ われぞと知りて 眼くらむごとし  の歌あり。   男が女を追う。これを恋と言う。 ストーカーなど知らぬ、オスはメスを追うべし。草食系だのと、片腹痛し。 婚活などと、馬鹿馬鹿しい。 古式ゆかしい男女の習いを知れば、そんなことは自然に任せるべし。
精神障害

世の中に

世の中に、寝るほど楽はなかりけり、知らぬ阿呆は起きて働く。 江戸の昔から、働くは阿呆の仕儀。 田舎者ほどその理を知らず、懸命に働いて、番頭なんぞになりくさったとか。 私は、働くほどの阿呆を知らず、それなのに働く大阿呆。  この世に、月を観、花を観、酒を飲むほどの幸せを知らず。 それなのに働く。これを大阿呆と言わずして何と言うか。 金さえあれば遊んで暮らせるものを。 世の金持ちが恨めしい。世の金持ちが恨めしい。
映画

ミラーズ

昨夜、DVDで「ミラーズ」を観ました。 鏡を媒介にして不思議な出来事が起こるホラーサスペンスです。 五年前に火事で廃墟となったデパート。鏡で覆われた精神病院の拘束室。真夜中の警備。怖い小道具がずらりとそろっています。「リング」を思わせる謎解きの要素が強いですが、観る者をぐいぐいと引き込んでいきます。 そして、衝撃のラスト。的中率0%を謳い文句にしているだけあって、とても予測不可能なラストです。 堪能しました。ミラーズ (完全版) キーファー・サザーランド,ポーラ・パットン,エイミー・スマート20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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