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その他

デジタルカメラ

6年前に購入したデジタルカメラが壊れたので、新品を購入しました。 300万画素から、一気に1010万画素です。パソコン周辺機器の進歩は早いですね。ついでにいうと、寿命も短いですね。 フィルムのカメラなら、何十年も使えるのに、もったいない話です。 早速自分を写してみましたが、しみやら皺やらがはっきり写って、なんだか気味悪いです。 バーなどが薄暗くしてあるのは、女性の顔がぼんやりして、より美しく見えるようにするためだ、と言っている友人がいました。 見えないほうが良いこともたくさんありますね。 小説でも、あえて詳述を避けることで、作品に奥行きを持たせる、という手法がよく使われます。特に日本語は、曖昧な書き方で美を表現するのに適していると思います。思想や哲学を語るには、物足りないらしいですが。
その他

純ちゃんへ(私信)

電話ありがとう。 とっても嬉しかったです。 純ちゃんも体調良くないのに、ありがとう。  私は、今日の診察で、10月1日の復帰を目指すことになりました。 主治医から初めて、復帰の日付を示されました。 それも嬉しい。 純ちゃんが私の誕生日を覚えていてくれたことも嬉しい。  世の中を恨むようなブログを書き続けてきた私ですが、やっと希望の光が見えました。 純ちゃん、ありがとう。
その他

誕生日

今日は私の39回目の誕生日です。 私は、予定日より二ヶ月早く生まれた未熟児でした。 今、39にして、躁鬱病のほか、高脂血症(体重は標準の範囲内です)・緑内障・右耳の難聴に苦しんでいます。 これらあまりに早い老化の兆候と、未熟児であったことに、なんらかの因果関係があるのかどうか、わかりません。 未熟児が成人後どのように影響を受けるか、といった時間のかかる研究が行われているという話は、寡聞にして知りません。 結局私は、生まれるのも、老いるのも、あまりに急ぎすぎの、せっかちだということでしょうか。
文学

新釈 四谷怪談

小林恭二の新作評論「新釈 四谷怪談」を読みました。 「四谷怪談」が「忠臣蔵」の裏の物語であることは、多くの学者によって指摘されていますが、この著書ではそれには多く触れていません。 「四谷怪談」を、貴から賎へ、聖から俗へ、の逆転の物語と捉えたうえで、さらに、女性解放の先駆けとなった物語と捉えています。 おもしろい見方です。 この歌舞伎が初演されてから約40年後に明治維新が起こっています。その後、女性解放は高らかに宣言されることになりますから、それに先駆けて、お岩様という祟り神が武家の男や、その係累を祟るというのは、江戸末期にあっては精一杯の女性解放運動だったかもしれません。 それにしても、小林恭二は最近、歌舞伎の評論ばかりで、小説を書いてくれません。20年来のファンである私は、小説を待ち望んでいます。新釈四谷怪談 (集英社新書)小林 恭二集英社
文学

公園

吉田修一の芥川賞受賞作に、「パークライフ」という小説があります。 日比谷公園での男女の出会いを描いた小説で、そこはかとなく切なくて、良い小説だと思いました。  今日は朝8時から2時間ちかく、散歩しました。 途中、公園のベンチでうとうとしました。そこで聞こえてくるのは、女性の声ではなく、定年後と思しき老人たちの大きな声でした。口々に昔の自慢話をしています。老人にとって、過去の記憶は光り輝く宝物なのでしょう。 私は期間限定の世捨て人ですが、老人のように元気だった頃の自分を懐かしむのはやめて、もう一度、世の中で生きてみたいと思うようになりました。 私を侮辱した上司への激しい憎しみも、なくなりはしないものの、薄らいできました。主治医は、あまりに激しい憎しみも、精神病の症状の一つと考えられる、と言います。 それなら私の精神病は、快方に向かっていると考えてよいのではないかと思います。
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