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仕事

人事

先週、人事異動が発表されました。私は図書館残留です。まだ復職して半年ですから、もうしばらく様子を見ようということのようです。とりあえず、ほっとしました。図書館は、職員の半数ちかくが異動です。 一昨日は、送別会が行われました。栄転する人、はるか九州の大学に飛ばされる人、様々です。こんなことに毎年一喜一憂しながら、定年まで働くのですね。長い懲役みたいなものです。 ジェイゾロフトが増えてから、少し調子が良いようです。薬は一生飲み続けなければならないようです。しかし、高血圧だの糖尿病だの持病がある人はみなそうです。精神病薬とて同じこと。薬を飲むなんて簡単なことです。それで幸せに生きられれば、なんの問題もありません。三ヶ月に一度の血液検査でも、副作用は出ていません。 今日は花冷えで花見に出かける気分にはなれません。きっと来週末は、暖かで、満開を迎えていることでしょう。
精神障害

春愁

春愁にやられています。 なぜ希望の季節であるはずの春が、憂鬱を引き起こすのでしょうか。 私は長く、会計の仕事をしていました。会計屋にとって、三月四月は地獄とも、お祭りとも言われます。決算処理に向けて、深夜に及ぶ残業や休日出勤が続きます。そんな時期、桜は美しく咲き、呆気なく散るのです。 私は、国立大学や国立研究所などを転々としてきました。それらの職場には、必ず、桜があるのです。国立大学では、伝票と格闘しているときに、学生たちの花見の馬鹿騒ぎが聞こえてきます。そのせいで、桜を観ると憂鬱になる癖がついてしまいました。 今、図書館に在って、年度末も平和でのんびりした時間を過ごしています。 それでも、なぜか春の気配が、私に愁いをもたらすのです。 昨日の診察で、抗うつ薬のジェイゾロフトが50mgから75mgに増えました。 面倒な私のたましいが、春に泣いています。
散歩・旅行

一輪

昨日は天気が良かったので、谷中・千駄木・根津の界隈を散歩しました。都内でも人気の散歩コースということで、多くの善男善女がガイドブック片手にふらふら歩いていました。 古い店や路地がたくさんあり、お寺だらけで、風情のある街並みでした。 谷中霊園の桜並木で、一輪だけ、開花しているのを見つけました。 せっかちな桜ですね。 予定日より二ヶ月早く生まれた未熟児であった私は、その桜にシンパシーを感じました。
文学

菜の花

今日は日韓戦をテレビ観戦した後、晴れたので近所の住宅街をふらふらと歩き回りました。 千葉県の花、菜の花が咲いていました。もう春本番ですね。 与謝蕪村の句に、有名な「菜の花や月は東に日は西に」があります。小学校の国語の教科書にも載っている、蕪村の最も有名な句です。 しかし、春の句では、私は、「愁いつつ岡にのぼれば花いばら」を良しとします。国文学者、芳賀徹は、これらの句を、「失われてしまった幼少の日々の緑の楽園、桃源への遡行の願い」が感じられる、と書いています。 「徒然草」第十三段の、「ひとり、ともし火のもとに文を広げて、見ぬ世の人を友とするぞ、こよなう慰むわざなる」を実感させる、幸せな時間を、蕪村は私たちに与えてくれます。
文学

ふだんは麦焼酎のいいちこを水割りで飲んでいます。 しかし一番好きなのは、土佐の栗焼酎「火振り壺入り」です。 ただこの焼酎は1本六千円もし、しかもあまり売っていないので、なかなか飲めません。時折、製造元にインターネットで注文し、楽しんでいます。 酒というのは、いかにも不思議な飲み物です。 適量なら薬ともなりますが、飲みすぎれば命を削ることになります。 学生時代は酔いつぶれるまで飲むこともありましたが、最近は、ほろ酔いくらいで十分な酔い心地です。 命を削ってまで酒を愛した歌人に、若山牧水がいます。 「白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしづかに 飲むべかりけり」 この歌は、いかにも宴会嫌いな酒好きの心境です。もっとも牧水は、秋だろうが春だろうが季節を問わず、毎日一升もの酒を飲んでいたそうです。 「鉄瓶の ふちに枕し ねむたげに 徳利かたむく いざわれも寝む」 気持ちよく酔って眠くなった、その心地よさが感じられます。 牧水は43歳で肝硬変のため亡くなります。 遺体は、夏場にも関わらず数日を経ても腐臭がせず、生きたままアルコール漬けになっていたのか、と医者を驚嘆させたそうです。 私は酒と心中...
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