文学 石川淳 コスモスの知慧 文芸評論「石川淳 コスモスの知慧」を読みました。石川淳の小説世界について、様々な論考がなされていました。 しかし、私は文芸評論が苦手です。読むのが苦痛でした。 ただ、石川淳の作品に関する評論を読んだことがなかったので、今回読んでみました。 どこかの絵描きが言っていました。「考えるな、感じろ」、と。 小説もそれで良いのではないかと思います。 2008.06.20 文学
その他 ラスト・フレンズ 最終回 半端な酔いが、かえって私を興奮させて、眠れません。睡眠薬は処方の倍を飲みましたが、全然ねむくなりません。 「ラスト・フレンズ」の最終回を観ました。ジェットコースターのようなドラマでした。 そして、あれほど濃い友人関係は、現実にはあり得ないでしょう。しかし、あり得ないからこそ、それは魅力的です。 人は独りで生まれて独りで死ぬもの。親子といえど、夫婦といえど、自分とは違う人間という意味では、他人です。 誰だって他人なのに、人は他人との関係性を求めてしまいます。 切ないことです。悲しいことです。 私は、独りでは生きられないことを知りながら、独りで生きることを求める愚か者です。私は不可能を可能にする努力を続けて、病気になりました。それは仕事にしても、私生活にしても、そうです。 もっと自然に、素直に生きられたら、と思います。 しかし私は、生まれついてのひねくれ者。 それならいっそ、ひねくれ者の王になりたいものです。 2008.06.19 その他
その他 高級鮨 今日は私のちょっとした記念日です。 それを祝うため、夜は浅草の高級鮨店を予約してあります。 この店の店主は、私と同年で、銀座の久兵衛で16年修行して、独立した人で、私と気が合います。 どこにも値段が書いていない、恐ろしい店でもあります。 しかし、私はこの店に行くと、盛大に飲み、食います。 それというのも、最初、父に連れて行ってもらい、それ以来、いくら飲み食いしても、父につけて構わない、と言うので、私はかけらも遠慮することなく、この店を利用しています。 値段がはたしていくらなのか、皆目見当がつきません。 店主も父も、絶対に値段を言わないからです。 じつに有難い話です。 2008.06.19 その他
映画 靖国 今日、映画「靖国」を観てきました。千葉でも始まったので。 内容は、正直に言って、退屈でした。靖国神社に特別の関心を持っていない方には、お勧めできません。 ただ、上映中止騒動であまりにも有名になったので、行きました。 靖国神社の様々な現実が、静かに、語られます。立場はほぼ中立です。 しかし、そこには、精神の運動のようなものは感じられませんでした。 靖国 YASUKUNI 刈谷直治,菅原龍憲,高金素梅CCRE 2008.06.19 映画