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社会・政治

夫婦別姓

知りませんでした。 明治初期、姓を持たなかった庶民に姓を名乗らせるために布告された明治9年の太政官指令では、妻も夫も姓を得た後は、生家の姓を名乗ることが義務付けられていたんだそうですね。 つまり、強制的夫婦別姓。 同じ姓の者同士が婚姻すれば異なるでしょうが。 ところが、明治31年制定の民法では、一転して夫婦は夫か妻の姓を名乗ることとされ、強制的夫婦同姓が始まり、今日にいたります。 明治以前はかなり好い加減で、特に定めはなかったようです。 ただ、武家は夫婦同姓が多かったようですが。 長い間選択的夫婦別姓を認めよ、という運動が続き、最近では例外的夫婦別姓でも良い、と妥協しつつありますが、自民党の一部に根強い反対論があるようです。 ことは選択的なのだから、どっちだって良いような気がします。 夫婦同姓でも別姓でも、二人の意志で決められるわけですから。 そしておそらく、選択的夫婦別姓が認められても、横並び意識が強いわが国の男女の多くが、夫婦同姓を選択するものと推測します。 世間体とか、変な奴と思われることを怖れて。 名は体を表す、と申します。 私は夫婦別姓どころか、成人後は、理由のいかんを問わす...
思想・学問

魔女

理研の特別顧問が、小保方氏のSTAP細胞再現実験の際、監視カメラを使うことについて、「世の中にはそこまでやらないと、彼女が魔術を使って不正を持ち込むのではないかという危惧があるのではないか」と語ったそうですね。 私が見るところ、彼女は稀代の詐話師だとは思いますが、魔女だとは思いません。 理研の大幹部としては、不適切な発言のように感じます。 魔女というと、現代ではアニメやドラマなどに登場する、愛嬌のある若い女性というイメージがあります。 ちょっと古いですが、「奥様は魔女」だの、「魔女っ子メグ」だの、「魔女の宅急便」だの。 要するに魔術が使えるというだけで、悪魔を崇拝し、仕える伝統的な魔女とは似て非なるものですね。 魔女の概念は非常に多様ですが、大雑把に言って、悪魔を崇拝し、悪魔と性的関係を結ぶなどして契約を交わし、強い魔力をもって、人や自然に災いを為す存在、といったところでしょうか。 実際は、キリスト教を信じず、古くからのシャーマニズムを信じていた人々が存在し、土俗的な儀式をおこなったりして、それがキリスト教徒には悪魔崇拝に見えたのかもしれませんね。 中世ヨーロッパで行われた魔女狩り・魔...
思想・学問

黄泉に行く

汝の敵を愛せ、とキリストは説いたと伝えられます。 これは普通に考えれば到底受け入れがたいことです。 受け入れがたいことを受け入れるから立派な行為だとされるのでしょうね。 ただし、ただ単純に敵を愛するというよりも、敵を愛するという行為が、神様を愛するという行いにつながり、もって、人は神を愛し、愛される、という理屈のようです。 それによって、天国の門が開かれる、という利益が得られるというわけで、神の愛は無償かもしれませんが、人の愛はどこまでいっても対価を求めるもののようです。死ねばみな 黄泉に行くとは 知らずして ほとけの国を ねがふおろかさ 本居宣長の和歌です。 この人、日本神話に書かれていることを頭から正しいと信じ、仏教を批判しました。 神話では、黄泉の国は穢れた場所だとされていますから、誰だってそんなところに行くよりも、極楽往生を遂げたいと思うのが人情でしょうに。 この人、仏教や儒教などに侵されたわが国の思想体系を深く憂い、大和心をこそ良しとして、その本質に迫ろうと、「古事記伝」などの大作や、「源氏物語玉の小櫛―物のあわれ論」を著しました。古事記伝 1 (岩波文庫 黄 219-6)倉...
文学

巴里祭

今日は巴里祭ですね。 パリの民衆がバスティーユ監獄を襲撃し、フランス革命が勃発した日。 本国、フランスでは、バスティーユの日、という名の祝日で、巴里祭と呼ぶのはわが国だけだそうです。 巴里祭なんていうと、なんとなくロマンティックな響きがありますが、実際は血みどろのフランス革命が始まった日で、ロマンティシズムとは程遠いものです。 本国では、今もフランス革命を支持する勢力と否定する勢力が拮抗し、7月14日には元貴族を中心に、喪服を着て過ごす人も多いと聞き及びます。 もちろん、圧倒的多数の庶民は、ワインをしこたま喰らい、花火に酔いしれるお祭りの日だそうですが。 勝者の理屈で歴史が書かれるのは古今東西、みなそうです。 しかし、今、わが国は世界でもトップクラスの好感度を誇り、世界から信頼されています。 ただし、中韓を除いて。 いくらなんでも70年前の行動をもって今なお攻め続けるのは無理筋というもので、それが証拠に中韓以外の国々は一様に現在のわが国の行動をもってわが国を評価していますね。 あんまり当たり前すぎる態度ですが、それが嬉しく感じるあたり、中韓の歴史を振りかざす横暴な態度は、わが国民にスト...
その他

ドイツ優勝!

ワールド・カップ ブラジル大会が今朝閉幕しました。 私はサッカーについてはド素人ですが、早起きして観戦しました。 延長戦の末、ドイツが1-0で辛くも勝利し、見事優勝の栄誉を勝ち取りましたね。 ブラジル戦のような、観ていられないようなドイツの圧勝ではなく、緊張感のある、引き締まった試合でした。 ただ、両チームともなかなか点が入らないのは観ていてストレスでしたが。 アジアのチームは全て一次予選リーグで敗退したことから、アジア選出の出場枠が減らされるのではないかと危惧されています。 フィンランド在住の日本人記者が、フィンランド人に、「フィンランドはワールド・カップに出場した経験が無い。しかしアジア予選に出れば必ず出場できる」と皮肉を言われたそうです。 ことほど左様に、アジアのサッカーはレベルが低いと見なされているようです。 伝統があり、裾野が広い欧州や南米には到底かないません。 わが国を含め、アジアのチームは鍛錬怠りなく、レベルを上げなければなりませんね。 それでもワールド・カップで優勝するには、100年くらいかかりそうですが。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
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