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精神障害

願い

今日はあいにくの雨。 折角の七夕だというのに。 七夕にあたって、私の願いはただ一つ。 私の狂った精神が、平穏を保ち続けてくれること。 さらには平穏を保ちながらも感情を持ち続けること。 私の精神は、ちょっとしたきっかけで、激しく落ちたり上がったりするのです。 精神障害発症前から、そういう傾向はあったように思います。 良く言えば感情豊か。 悪く言えば情緒不安定。 気分を安定させる薬や不安を抑える薬を飲んでいますが、薬の力を超える負荷がかかれば、薬の威力など何ほどの物でもありません。 幸い、ここ数年、私の精神は平穏を保っています。 しかし、不安を取り除く薬を飲むと、楽しみや希望も消えてしまい、気分を安定させる薬を飲むと、好きな文学や美術などに感応しなくなります。 言わば不感症のロボットみたいなものです。 これでは人生を楽しむことは困難です。 生きているというより、死んでいない状態とでも申しましょうか。 しかし、うつや躁が激しかった頃を思えば、今は少なくともきちんと出勤できていますし、周りに迷惑をかけてもいません。 その一つをもって、良しとしなければならないのかもしれませんね。 欲望を言い募れ...
散歩・旅行

幸多かれ

午後、近所を散歩し、公園のベンチでくつろいでいると、小学校3年生くらいでしょうか、男の子4人が2対2に分かれてゴムボールとゴムのバットで野球の真似事を始めました。 「シンカーと見せかけて、ストレート」などと独り言を言いながら得意げに投げていましたが、当然シンカーでもストレートでもありませんでした。 大きな木を越えたらホームランというルールだったようですが、打たれたピッチャーが強硬にファウルを主張。 そんなことがたびたびあって、ルールはどんどん変わっていきます。 私も少年時代、まだ文学や芸術に目覚める前、首都高速7号線の下に作られた薄暗い公園で野球の真似事をしたことをなつかしく思い出しました。 今の子どもはゲームばかりやっているのかと思いきや、昭和の子どもと同じ遊びも残っているのですねぇ。 少し嬉しくなりました。 その後さらに歩くと、より大きな、野球場がある公園では、少年野球の試合をやっていました。 当たり前ですが、さっきの子どもたちとは比べ物にならない巧さでした。 なんでもきちんと習うということ、教育ということの重要さを感じました。 もっとも、自在にルールを変えながら人間関係の機微をも...
文学

芸術の暴力

今日は昼寝をしたり珈琲豆の専門店に行ったりして、のんびり過ごしました。 こういう土曜日も、時には悪くありません。 徒然に、好きな象徴主義の巨匠、ギュスターブ・モローの絵画集など紐解きながら。 私が最も好む「化粧」です。 初めて美術館で目にした時、私は30分以上この絵の前にたたずみました。 そして女のスカートがたびたび私の前をひらつき、私は必死にそれをつかもうとしたのです。 周りの客はさぞかし奇妙なやつだと思ったでしょう。ギュスターヴ・モローの世界新人物往来社新人物往来社 しかし、私が美術であれ文学であれ、その世界に深くシンクロすると、そういうおかしな現象が時折起こります。 そしてそれが起きると、私は激しく疲労します。 文学作品では、石川淳の「紫苑物語」や三島由紀夫の「鏡子の家」、川端康成の「眠れる美女」、倉橋由美子の「シュンポシオン」などでそういう現象が起こりました。紫苑物語 (講談社文芸文庫)立石 伯講談社鏡子の家 (新潮文庫)三島 由紀夫新潮社眠れる美女 (新潮文庫)川端 康成新潮社シュンポシオン (新潮文庫)倉橋 由美子新潮社 読み終わって数日の間、現実にいるのか物語世界の中に入...
その他

関係性

昨日の記事に書いたとおり、15年来の付き合いの女友達2人とともに、昨夜は東京ステーションホテルのレストランで食事をし、その後ホテルのバーへと繰り出しました。 雰囲気は悪くないのですが、カクテルが若干甘めで、すぐにウィスキーのロックに切り替えました。  ここ2年で20キロばかり体重が落ちた私を見て、2人は全く別の反応を見せました。 1人は痩せすぎだ、と心配し、1人はまたもてちゃうんじゃないの、とからかいました。 そしてまた、着流しで蜘蛛の装飾を施した煙管をくゆらせる私を、ヤクザか極悪人に見える、と口をそろえていましたね。 一人は目黒に築40年の中古マンションを即金で購入し、女1人で生きていく覚悟を固めたようです。 近々そのマンションに招待してくれるそうです。 築40年とはいえ、大幅にリフォームしたので、狭いながらも快適だと言っていました。 もう一人は千駄ヶ谷の団地で同棲している男がいるけれど、なんだか面倒くさくて入籍する気になれない、と言っていました。 また、かつて一緒に働いていた後輩の男が最近自殺したことも聞かされ、衝撃を受けました。 確実に、時は流れているのですね。 一人は少々太った...
その他

小宴

今夜は東京ステーションホテルのレストランで小宴があります。 私と、2人の女友達と、3人だけの。 食事が済んだら、バーでゆっくり飲みたいと思っています。 この2人とは、平成12年から14年までの3年間、某機関で机を並べて働いた仲です。 今は3人ばらばらの機関で働いています。 当時私は30歳。 女友達の一人は31歳で、日本人形のような可愛らしい女性でしたが、スポーツが得意なアウトドア派でもありました。 もう一人は25歳で、日本の男が大好きなタヌキ顔の、愛敬のある癒し系で、こちらはインドア派。  なぜか気が合い、3人で飲みに行ったりカラオケで騒いだりしましたね。 今も時折小宴を開きます。 当時私は結婚2年目。 女友達2人は独身でした。 それぞれから、その後何度も浮いた話で相談を持ちかけられましたが、2人とも今も独身のままです。  一度など、タヌキ顔から「奥さんと別れてわたしと付き合って欲しい」とストレートな告白を受けましたが、私はただ、微笑むことしかできませんでした。 彼女をわずかの間とはいえ本気にさせたことは、私にとって痛恨の極みです。 30歳だった私は44歳になり、31歳だった日本人形は...
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