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映画

コンプライアンス 服従の心理

雨に閉じ込められ日曜日。  2004年に全米で70件も発生したという電話による少女暴行事件の実話を基にした、嫌ぁな気分になる映画を鑑賞しました。 「コンプライアンス 服従の心理」です。 あるファスト・フード店の店長に、警察を名乗る男から電話があり、アルバイトの少女が客の金を盗んだので警察が到着するまでの間別室に見張りをつけて閉じ込めておいてほしい、と言われます。 店長は不審の念を抱くこともなく、これを実行。 警察を名乗る男は警察という権威をバックに高圧的な態度で要求をエスカレートさせていきます。 服やバッグを全て調べさせ、盗んだ金が出てこないと、全裸にひん剥いて身体検査をしろと命じてきます。 女が最後に隠す場所を調べろ、と。 普通、そこまで要求されたら警察署に電話して本当なのか確かめると思うのですが、信じ込んでしまっている店長にはそこまで頭が回りません。 洗脳、でしょうか。 挙句の果てにはひどい目にあっている少女自身が洗脳され、命じられるままに全裸になって四つんばいになったり、全裸のままぴょんぴょん跳ねたりと、警察が行うはずがない暴行と言ってもよい捜査?を、電話の指示だけで店長やその恋...
散歩・旅行

上野から日暮里ー花見散歩ー

好天に恵まれて、浮き足立った私は、車を一路上野へ向けました。言わずと知れた、上野公園の桜を観るためです。  まずは上野警察署前のコイン・パーキングに車を停め、歩き出しました。 上野駅前で白人の中年女性から浅草へはどう行ったらいいのかと英語で聞かれ、片言の英語で東京メトロ銀座線に乗れと案内しました。 無事着いたでしょうか? 上野公園は大層な人出でした。  車なので酒を飲むわけにはいかず、ゆっくり散策しました。  桜に再接近。 桜に憂愁を感じる暇が無いほどの人出に辟易し、早々と上野公園を出て東京藝術大学へと抜けました。 どこを目指すでもなく歩いていると、なんとなく谷中へ。 あるお寺に、見事な枝垂桜が咲いていました。  しばしうっとり。 途中、朝倉彫塑館に寄りました。 入館料500円が安いと思える大豪邸。 こんな屋敷に住んでみたいものです。 その後日暮里駅まで歩き、山手線で上野に戻り、珈琲を飲んでシガリロをふかし、帰宅の途につきました。 大満足の休日と相成りました。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
文学

死と桜

予報では、今日の首都圏は23度ほどにも気温が上がるとか。 桜もいよいよ見ごろというわけです。 これは花見に出かけなければなりますまい。 しかし連日の送別会で疲れた肝臓に昼酒は禁物。 それなら近場で酒肴打ちそろえての、花が目的なんだか酒が目的なんだかわからない花見は止して、ちょっと足を伸ばして上野か靖国・千鳥が淵あたりを散策するのが上策というもの。 花見というと浮かれたように見えますが、桜は狂い咲き、狂い散るその様から、生き死にの在り様を否が応でも考えさせる、怖ろしい花でもあります。 国文学者にして民俗学者の折口信夫(おりくちしのぶ)は、歌人、釈迢空(しゃく ちょうくう)として、独特の句読点を用いた歌を多く残しています。 人も馬も 道ゆきつかれ 死ににけり。 旅寝かさなるほどの かそけさ 道に死ぬる馬は、仏となりにけり。 行きとどまらむ 旅ならなくに ちょっと読みにくいですが、私は桜の季節、このような不吉な歌を思い出しては、慄然とします。釈迢空歌集 (岩波文庫)富岡 多惠子岩波書店 私の友人に、この人を神のように崇めている者がありました。 「死者の書」などの小説も書いていて、独特の文体が...
仕事

最後の会議と軽作業

今日の午前中、私が担当する会議の最後の回が開催され、私ほか、4月で異動する者が簡単に挨拶を行いました。 感慨深いですねぇ。 月1回が定例なのですが、臨時が6回もあり、計18回も行い、喧々諤々の議論が行われましたから。 午後は慌てて議事要旨を作成し、その後、古いファイルを大量に倉庫に運ぶ軽作業。 軽作業なのに、休憩時に炭酸飲料を飲んだら気持ち悪くなり、戻してしまいました。 書類仕事は得意なのですが、体を動かすのは全く苦手です。 月曜日が今の部署での最終日ですが、もう何もすることはありません。  机まわりもすっかり片付けてしまいましたし。 せいぜい挨拶回りをするくらいですかねぇ。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
文学

桜が咲き始めたようです。 桜を見ると、今年も生きて桜を見ることができた、という気分になるから不思議です。 まだ高齢というわけでもないのに。 桜の狂的な力が、そんな不思議な感慨を呼び起こすのでしょう。 ねがはくは 花のもとにて 春死なむ そのきさらぎの 望月の頃 おそらくわが国で最も愛吟されている歌ではないでしょうか。 言わずと知れた、西行法師のあまりにも有名な歌です。山家集 (岩波文庫 黄 23-1)佐佐木 信綱岩波書店 西行全歌集 (岩波文庫)久保田 淳,吉野 朋美岩波書店 西行法師は春の死を望みましたが、私は死の季節である冬に、ピリピリと冷たい空気の中、死神に連れて行かれたいと願っています。 死の季節に死ぬるのは、道理にかなっているように思います。 職場は4月の人事異動がオープンになり、浮足立っている感じです。 私は研究協力担当部署から、総務担当部署に異動が決まっています。 今日の午後、後任と引継、3月31日の午後、前任と引継の予定です。 心ざわつくこの時季に狂乱の桜が咲き乱れ、散り乱れるとは、奇妙なシンクロニシティを感じます。 あるいは、それを狙ってわざと会計年度や学年暦の変更が...
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