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社会・政治

婚外子差別

このたび最高裁判所が、婚外子の遺産相続が嫡出子の半分であるのは法の下の平等を定めた憲法に違反する、という判断を下しましたね。 当たり前すぎる判断ですが、今でもそんな法律が生きていたのか、ということに改めて驚きました。 わが国の民法は明治時代に制定された古い法律で、漢字カタカナ混じり文で、しかもやや文語調です。 国家公務員試験では、一般教養試験と専門試験に分かれており、専門試験は政治学・行政学・経済学・法律の各分野から出題されます。 公務員試験の勉強をしている時に泣かされたのが、民法でしたねぇ。 何しろ長いし複雑だし、おまけに漢字カタカナ混じり文なんて、普通見かけることはありませんから。 「口語民法」なんてものも売られています。口語民法(新補訂2版) (口語六法全書)高梨 公之自由国民社 法学部の学生でも苦労すると聞きましたから、文学部国文科出の私にはチンプンカンプンでしたねぇ。 経済学も苦手でした。 一般教養試験で90点以上、政治学と行政学は満点、民法と経済学は半分取れれば良いという作戦で臨み、どうにか合格できました。 そんな古い法律を後生大事に守らなくても良いのに。 最高裁の判断を受...
文学

西洋風の詩的意匠

私はかねてより近代詩や現代詩が苦手で、敬して遠ざけてきました。 なんとなれば、近現代詩の多くは、西洋の手法を真似ながら、彼我の言語の成り立ちの違いゆえ、違和感を感じるからです。 一般に、わが国の詩がまがりなりにも日本語として定着したのは萩原朔太郎以降だと言われています。萩原朔太郎詩集 (新潮文庫)河上 徹太郎新潮社 しかし私の印象では、萩原朔太郎の詩群ですら、和歌や俳句に比べ、日本語として無理があるように感じられるのです。 そんな中、比較的好んでいるのは日夏耿之介の詩群でしょうか。日夏耿之介詩集 (1953年) (新潮文庫〈第557〉)日夏 耿之介新潮社 日夏耿之介は、西洋風の詩的意匠と、日本語、とりわけ雅語及び漢語による文語調との接木細工による奇怪な詩的世界を追求したという意味で、類まれな言語感覚を有していたと言って良いでしょう。 それはおそらく、上田敏の「海潮音」に連なる、象徴派の系譜に連なるのでしょうが、ことはそう簡単ではありません。海潮音―上田敏訳詩集 (新潮文庫)上田 敏新潮社 上田敏が日本語として小慣れた、七五調で西洋の詩を翻訳によって導入し、しかも日本人の感性に合うような...
その他

震度4

今朝9時20分頃、地震がありました。 私の住まいと職場がある千葉県北西部は、震度4とのことでした。 揺れは長く続き、3.11を思い起こし、慄然としました。 3.11では、たしか午後2時過ぎ頃だったと思いますが、千葉県北西部でも強い揺れがあり、職場では直ちに避難命令の放送があり、職場の外の広い場所に避難しました。 その20分後には、帰宅命令が出ました。 しかし、首都圏の電車は完全にストップ。 私は車通勤でしたので、帰る方向が同じ同僚4人を乗せて、3時には帰宅の途に着きました。 しかし、普段ガラガラの道が、車でびっちり。 ぴくりとも動きません。 結局帰宅できたのは、夜10時ちかくでした。 10キロ以上歩いて帰った者もいれば、遠距離通勤の者は職場に泊まっていましたね。 翌日は休業と相成りました。 しかし、その時点では東北地方があれほどひどい惨状を呈しているとは夢にも思わず、まして福島で原発事故が起ころうなどとは想像もできず、しだいにテレビなどで明らかになる姿に衝撃を受けました。 人が乗っているであろう避難中の車がぷかぷか浮かんで海に流されたり、海岸からかなり離れた家や学校が流されたり。 それ...
思想・学問

エリートとコスモポリタン

最近ようやっと、ゆとり教育の弊害が広く国民の間に浸透し、教科書も厚くなり、ゆとり教育は崩壊しました。 私はゆとり教育が始まった頃から、まずい風潮だと思ってきました。 知識の詰め込みは良くない、自分で考えて、個性を生かせる教育をすべきだと言うのですが、基礎的な知識が無いまま考えろと言われても、それは独善にならざるを得ません。 また、個性の無い人間はいない、という掛け声のもと、個性的であれ、という意見もありました。 しかしそれは、個性と言うより性格と言うべきでしょう。 真なる個性は、個性を殺すような教育を受けてこそ、それを跳ね返して飛びぬけてくるものです。 まして教育というのは、一般社会でまともに役立つ、普通の人を作ることが目的です。 他人を尊重できて、きちんと社会情勢に興味を持って、礼儀正しい、普通の日本人です。 エキセントリックというか、個性的な人間は作るのではなく、勝手にそうなるのです。 かつて、大正時代くらいまでは、日本人の教養と言えば、仏書漢籍や国文学が基本でした。 夏目漱石や森鴎外などの明治の文豪は、方や英国に、一方はドイツに留学して西洋の教養を身につけましたが、その精神の核と...
お笑い

ふなっしー、入浴す

お世辞にも可愛いとは言えない素人くさい着ぐるみを着て、下手なお笑い芸人よりも素敵なトークを甲高い声で繰り広げる船橋市非公認キャラクター、ふなっしー。 梨の妖精なんだそうで、得意なのは「ヒャッホー」・「梨汁ぶしゃー」などと叫びながら気色の悪い激しい動きで跳びまわること。 その異様な風体が受けたのか、個人が勝手にやっているゆるキャラとは思えない、全国的な人気を誇っています。 私は7年くらい前からひこにゃんのファンで、好きが高じて彦根城まで実物に会いに行きました。 王道キャラらしい、見事なパフォーマンスに酔いしれ、ガキどもを押しのけて満面の笑みでひこにゃんと手をつないで撮影した写真を、大きく引き延ばしてリビングに飾っています。 しかもその時、ひこにゃんは柔らかい足で私の足を踏むというサービスぶり。 感激でした。 本当はひこにゃんのような王道を行くキャラクターが好きですが、ふなっしー、気味悪すぎてつい見入ってしまいます。 近頃、ふなっしーの入浴というか行水というか、そういう動画が人気を呼んでいるそうですね。 動画をご覧ください。 ふなっしー、体のサイズぎりぎりの盥でいかにも気持ちよさげに入浴を...
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