スポンサーリンク
社会・政治

Japan Self-Defense Forces?

衆議院選挙が近づいたせいで、ニュース番組をつけると各党の幹事長などを呼んで色々と質問する場面を多く目にするようになりました。 今回、国会に議席を持つ党だけでも10を超える政党が乱立しているとあって、ニュース番組も混乱気味で、やかましいことこの上ありません。 あんなにずらりと自己主張が強い政治家が並んだのでは、まともに話ができないのは当然のことでしょう。 争点といわれているのは脱原発だとかTPPだとか消費税だとか言われていますが、結局のところ、失政を繰り返した民主党政権の後釜をどうするのか、という、総理大臣を選ぶ選挙なのだと思います。 自公が過半数を取れば、次は当然第二次安倍内閣ということになりましょう。 選挙が近づいただけで株価が上がり、円が安くなったということで、安倍自民党総裁はもう勝った気分でいるようです。 そして、お得意の改憲論。 自衛隊を国防軍に変えるのだとか。  なんだか馬鹿馬鹿しい話です。 国防軍に変えようが国軍に変えようが、たいしたことではありません。 自衛隊はとうの昔に世界有数の強力な軍隊になっていますから。 数年前のデータでは、自衛隊は予算規模で世界第5位の巨大さを誇...
映画

ザ・ダーク

午後のひと時、DVD鑑賞を楽しみました。 ホラーと銘打っていましたが、内容はダーク・ファンタジーと言うべき「ザ・ダーク」です。 ニューヨークで暮らす思春期の娘、サラと母親。 父親は絵を描いたり彫刻を造ったりする芸術家で、独り、ウェールズの孤島の古い家で暮らしています。 母娘2人の生活に行き詰まり、2人は父親の元に身を寄せます。 家は海辺にあり、その上にはいわくつきの崖が。 50年前、ウェールズの土俗宗教を元とする宗教を信じる信者たちが、教祖に唆されるままに大量に投身自殺したのです。 ある日、サラは海辺で遊んでいて行方不明に。 するとそれと入れ替わるように、サラと同じ年頃の少女が現れます。 ウェールズの古い民話に、人を海にさらう魔女がいて、溺れ死んだ者を生き返らせるには替わりに別の者を差し出さなければならない、というものがあって、これが全編を通じた基調になっています。 それでまた、現われた少女というのが、可愛い顔して極悪なのですよねぇ。 儀式によって死んだ幼い息子を蘇らせたら、悪魔のように邪悪な存在として生き返った「ペット・セメタリー」を彷彿とさせます。  このあたりから、なんでもありの...
文学

喪中葉書

今日は寒いうえに冷たい雨が降り続いています。 先週注文した喪中葉書ができたので、家に閉じこもって喪中葉書の宛名印刷をしています。 といっても、わが家の年賀状は10年も前から筆王で作っていますので、そこに保存されている宛名をただ印字するだけ。 簡単なものです。 例年この時期になると、必ず何枚か喪中の葉書を受け取ります。 多くは友人や同僚の親が亡くなった、というもの。 年齢のせいもあり、ここ数年、親を亡くしたという喪中葉書を受け取る枚数が増えてきています。 それがとうとう、今年は出す側になってしまいました。 そう思ってみると、この冷たい雨が涙雨に思えてくるから不思議です。 人間、生まれるまでは今生では影も形もありませんが、ひとたび生まれれば、約80年、飯を食っては糞をひねり、仕事と称する雑事にかまけ、気がついたら骨になって冷たい石の下。 しかし生まれる前と決定的に違うのは、骨ばかりは何万年も残ること。 化石になってしまえば、人間の時間感覚ではほぼ永久的にその人が生きた証が残ることになります。 死んだら生まれる前と同じになるだけで、地獄も極楽もあるものか、という人がいます。 あの世があるかな...
社会・政治

核武装シュミレーション

日本維新の会の石原慎太郎代表が講演で、「核を持っていない国の発言力は圧倒的にない。核兵器に関するシミュレーションくらい日本はやったらいい」などと述べたそうですね。 物騒な発言です。 わが国ではここ5年ばかり、政治家が核武装の必要性を説く姿をときおり見かけるようになりました。 古くは1970年代初頭に秘密裏に核武装計画を立案し、当時の西ドイツに一緒に核武装しませんか、と持ちかけたことが最近明らかになりました。 当時の西ドイツ政府はたいへん衝撃を受けたそうです。 核拡散防止条約というのがあって、わが国も批准しています。 つまり、すでに核兵器を持っている国に廃絶を迫ることはできないが、せめて今核武装していない国が核武装を目指すことは止めようという主旨かと思われます。 これは考えようによってはずいぶん傲慢な発想です。  うちらは昔から持ってるからいいんだもん、でもこれから持とうとするのは駄目だよ、というわけで、公平性に欠けると言わざるを得ません。 私はわが国は核武装を目指すべきではないと思っています。 世界中から非難されますし、同盟国との関係性も悪化するでしょう。 世界はどこよりもわが国の核武...
映画

ボレロ

1928年11月22日、パリでラヴェルの「ボレロ」が初演されました。 「ボレロ」といえば、私が強烈な印象をもって思い出すのは、「愛と哀しみのボレロ」ですねぇ。 中学生の頃初めて観て、非常に感銘を受け、その後何度もビデオで観ています。 1930年代から1960年代にかけて、パリ、モスクワ、ニューヨーク、ベルリンに住む4つの家族の物語が、それぞれとは関係なく、同時並行で進められます。 第二次世界大戦を経て冷戦時代に突入。 それぞれの家族は時代の波に翻弄されます。 ソヴィエトからの亡命を試みる者、ただ淡々と日をおくる者、人間精神の運動は様々な方向に向かい、その欲望、野心、日々のいざこざなどが、人間精神の偉大さを印象付けます。 そしてラスト、パリの広場で「ボレロ」の演奏会が開かれます。 4つの家族は、互いを見知らぬまま、ダンサーとして、司会者として、歌手として、観衆として、そこに集うのです。 4つの家族は最後まで交わることはありません。 ただラストのボレロで、一体となって偉大な芸術をともにするのです。 たいへん長い映画で見どころ満載なのですが、簡単に紹介すると以上のようになります。 中年になっ...
スポンサーリンク