文学 木枯らし
昨日、首都圏には木枯らし一号が吹き荒れ、着飾った七五三の子どもたちも震えていました。 そして今朝、一気に一か月も季節が進んだような寒気が流れ込んでいます。 先週まではコートを着て出勤する人はまばらでしたが、今日は多くの人がコートを着てマフラーをし、手袋までして寒さをしのいでいました。 もう冬がきたのですかねぇ。 ちょっと早いような。 この時季いつも思うのは、女子高生の腿がにょっきりでている制服の、見ていられないようなしんどさです。 私は今の時期股引きを履いたうえに膝かけまでしており、腿の冷えは辛いだろうと心底思います。 最近ストッキングやタイツを履いた女子高生が増えてきて少し安心していますが、数年前は意地でも腿を出したまま、という生徒が大半でしたね。 流行りで体調を崩してはあまりにお気の毒というものです。 海に出て 木枯らし帰る ところなし 山口誓子の句です。 人を襲う冷たい木枯らしも海に出てしまえばもはや帰るところもない、ということで、木枯らしを人生の無常に重ね合わせているように感じられ、興趣は尽きません。 無常ということを思えば、あるいは十代の一時期、寒さに震えながら足をにょっ...