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その他

昼ビール

昨日の午前中の大雨はどこへやら、今日は朝からよく晴れて気温が上がり、すっかり初夏になりました。 午前中の光を浴びたいと、午前10時から2時間も、一週間分の食料の買い出しも含めて近所を歩き回りました。 私はかつて月夜の幻想的な美しさを愛し、暴力的に明るい午前中の日光を嫌っていました。 しかしいつの頃からか、月夜を好む性癖はそのままに、午前中の強烈な太陽をも愛するようになりました。 朝の光は不健全な私の精神をわずかばかり健康な物に導いてくれる気がします。 歩き疲れて家に帰り、購入した食材を冷蔵庫に収納したら、猛烈に生ビールが飲みたくなりました。 で、近所の蕎麦屋に出かけ、中生と板わさを注文。 生ビールをごくごく飲み、渇きを癒しました。 日曜日の昼に飲む生ビールは格別です。 私は夜飲んでも赤くなることは無いのですが、昼酒を呑むとひどく顔が火照ります。 昼酒は効くと言いますが、本当です。 中生一杯で良い気持ちになってしまいました。 上がりにざる蕎麦を一枚食し、90分にも及ぶ長い昼食を終えました。 帰宅してから、Netflixで「ヒトラーと共犯者たち」というドキュメンタリーを観ていたらなんだか眠...
精神障害

主治医引退

今日の夕方、精神科の診察があります。 私の主治医、今月で引退のため、最後の診察となります。 うつ病発症から躁転が起こって病名が双極性障害に変わり、8カ月に及ぶ長い病気休職を乗り切って寛解にいたり、15年以上、再発していません。 主治医とはもう16年もの付き合いとなります。 まだ50代後半に見えますが、疲れてしまったのでしょうか。 主治医が代わっても、私は一生躁を抑える薬を飲み続けなければなりません。 高血圧を抑える薬のような物です。 新しい医師との相性が良ければいいのですが。
その他

年寄り嗤うな

今日は金曜日。 今日は冠水が心配で、夕方1時間ほど休暇を取りました。 金曜日の帰宅時が、一週間のうちで最も心穏やかな時間です。 唯一残念なのは、同居人が義母を色々な病院、リハビリ施設に連れて行くため、ほぼ土曜日は一人で過ごさなければならないこと。 義母が施設に入って1年。 私たちの生活は大きく変わりました。 夜8時を過ぎると、決まって義母から電話がかかってきます。 長いときで1時間、短くても30分は話を聞かなければなりません。 恐怖の電話です。 しかも義母は同意することだけを求めていて、意見したりといったことは許されません。 下手に意見を言うと、激高して「あんたなんか産まなきゃ良かった」という暴力的な言葉が飛んできます。 そのため、同居人は義母の話は半分くらい聞いて、「そうだね」以外何も言わなくなりました。 会話はキャッチボールと言いますが、同居人と義母のそれは、義母が投げる球を同居人が捕るだけで、投げ返すことはありません。 しかも80歳を過ぎた義母が話すのは、小学生からせいぜい20代のOL時代までの武勇伝というか、自分がどれだけ甘やかされて育ったかを自慢することばかり。 結婚して以降...
散歩・旅行

雅楽からのお江戸散歩

今日は皇居で開催された雅楽の演奏及び舞踊を楽しみました。 東京駅で降りて丸の内側から皇居に向かって歩くと、すぐに和田倉門に到着。 しかし、案内状では大手門から入るようにと書いてあったので、大手門に迂回。 そこからがまた遠い。 一般に開放されている東御苑を端から端まで歩き、東御苑を抜けたら今度は北の丸公園方面へ急な上り坂を登らなければなりません。 東京駅についてからじつに30分もかけて写真の会場に辿り着きました。 皇居と呼んでいる江戸城跡。 徳川様という巨大な権力が築き上げた馬鹿々々しいほど広大なお城です。 明治大帝以降の天皇陛下は江戸城跡にお住まいになり、様々な公務をこなされてきました。 しかし賊軍とされてお城を召し上げられ、皇室に深い恨みを抱いているであろう徳川家の城跡に住むというのは良い気持ちでは無かったと思います。 むしろ、徳川方の怨霊に苦しめられてもおかしくありません。 一刻も早く京都御所にお帰りあそばし、はんなりした京言葉を操って、蹴鞠でもしていれば良いのです。 それはさておき。 雅楽というのは中国や朝鮮の影響を強く受けながらも、わが国で花開いた正当な音楽及び舞のことです。 ...
文学

明日

本来、家事は日曜日と決めていますが、明日出かけることになったため、今日、掃除、洗濯、買い物を済ませました。 明日は宮内庁書陵部に勤める知り合いから雅楽のチケットをもらったため、観に行くことになったのです。 場所は皇居。 チケットは売り物ではなく、宮内庁と縁がある人しか招待されない仕組みです。 そのため、チケットの他に本人確認用の免許証と、勤務先の勤務証明が必要です。 住所も詳らかにしなければなりません。 秋には先着順で一般の方向けの公演をやっているそうですが、明日のは関係者だけ。 なんとなく、淫猥な感じがします。 雅楽及び舞なんて、そう観る機会はありません。 神式の結婚式などではほんのさわりだけ観ることができますが、明日は中卒で雅楽師になるため、宮内庁に弟子入りした者だけの、本格の公演です。 時折テレビで観ることがありますが、生で観るのはもちろん初めて。 楽しんでこようと思います。
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