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文学

などてすめろぎは

1936年の今日、安藤輝三大尉ら3人の陸軍将校が処刑されました。 言わずと知れた2.26事件の犯人です。 磯部元一等主計などに比べると、安藤大尉は部下から慕われる人格者だったようです。 磯部元一等主計は、おのれの信念を否定した昭和天皇を呪い、獄中で陛下を叱り続けていたと言います。 2.26事件の失敗の最大の理由は、昭和天皇が自分たちの過激な行動に理解を示してくれると信じたこと。 お人よしですねぇ。 クーデターをやるなら、宮城を占拠して昭和天皇を幽閉し、あくまで自分たちの傀儡とならないとみたら暗殺し、意のままに動く皇族を天皇に立てるべきであったでしょう。 2.26事件というと、三島由紀夫の「英霊の聲」を思い出します。 2.26事件で刑死した英霊、特攻に散った英霊などが代わる代わる現れて依代の声を借り、戦後の天皇に恨みの声を挙げるのです。  などてすめろぎは人となり給いし、などてすめろぎは人となり給いし、と延々と続く恨みの声は不気味な迫力をもって迫ってきます。 英霊にとって天皇はあくまでも神々の子孫でなければならず、昭和天皇の人間宣言は許しがたい暴挙だったのでしょう。 安藤大尉はクーデター...
社会・政治

公約は膏薬?

小沢衆議院議員が、新党を立ち上げましたね。 その名も、国民の生活が第一。 長い名前ですねぇ。 言いにくくて仕方ありません。 でも実際のところ、小沢の権力が第一、というのが本音であることぐらい、国民誰もが知っていますよ。 小沢議員というのは、その政策において節操がありません。 自民党時代は新自由主義的な発言が目立ち、その後なぜか社会主義的になっていきました。 要するに政敵と逆の政策を採っていると考えれば分かりやすいでしょう。 それが証拠に、公約は膏薬というのが小沢議員の口癖だそうです。 何度でも貼り直せばよいということでしょうか。 今度の選挙で民主党ともども惨敗することは必至。 選挙の鬼と言われた小沢議員、呆けちゃったんでしょうか。 自民党→新生党→新進党→自由党→民主党→国民の生活が第一と、今回で所属する政党は6つめ。 あんまり堪え性がないではありませんか。 次の選挙で誰も議員がいなくなり、静かに引退されることを望みます。にほんブログ村 政治 ブログランキングへ
社会・政治

スーパー・ウーマン症候群

非婚化が進んでいると叫ばれて久しいですね。 しかし20代の女性は、30代、40代の独身女性よりも結婚願望が強いとか。 しかも、結婚を機に仕事を辞める寿退社や妊娠を機に仕事を辞めるおめでた退社が増えているそうです。 仕事もバリバリ、家事育児にも手を抜かず、へとへとになってしまうスーパー・ウーマン症候群の先輩や、仕事一筋で独身を貫く先輩を見ていて、ああはなりたくない、と思うのも人情でしょう。 で、増加しているのが年の差婚。 20代の女性が40代の男性と結婚する比率が増えているのだそうです。 要するに、より経済力のある男を求めてのこと。 専業主婦におさまって優雅なマダム生活を楽しみたければ、どんなにイケメンで人格が優れていても、同世代の低収入の男では駄目だというわけです。 そうなると、20代、30代で結婚を望む男性は不利ですね。 一方、40代の婚活女性も不利です。 同世代の魅力的な男性を20代の若い女にかすめ取られて行くわけですから。 専業主婦におさまりたいとは言っても、すぐにそうしたい、という女性は少ないようです。 出来る限り仕事は続けたいが、スーパー・ウーマン症候群の先輩や独身の先輩を見...
精神障害

痩せてゆく

米国モダン・ホラー小説の帝王、スティーブン・キングに「痩せゆく男」という名作があります。 ジプシーの老婆を轢き殺した男が、ジプシーの呪いによって食べても食べても痩せてゆき、それだけではなく吹き出物、膿などができて肉体が崩壊していく怖ろしい小説です。 映画化もされて、こちらもよく出来ていました。 今朝久しぶりに体重を測ったら、61.5キロでした。 父が亡くなった3月5日の体重が73.7キロでしたから、四か月と一週間で12キロ落ちたことになります。 運動も食事制限もしていないのに。 ただ、食が細くなり、すぐにお腹いっぱいになってしまうため、前よりもはるかに食わなくなってしまったことは確かで、それが原因なんでしょうねぇ。 それでも、就職時の53キロより8.5キロも重いのですねぇ。 今まで腹が邪魔で靴の紐を結んだり足の爪を切ったりするのに難儀していましたが、すんごく楽になりました。 そしてやけに寒がりになってしまいました。 今日の千葉市は晴れて30度近くになるそうで、街行くみなさんはことごとく半袖ですが、私一人長袖です。 ズボンがことごとくぶかぶかになり、かといって精神障害発症前に買ったズボン...
精神障害

違和感

昨日が振替休日だったため、今日、火曜日が週あたまとなりました。 一日みっちり働いて、へとへとです。 今週は金曜日に都内某ホテルで会議があり、直行直帰するため、今週は火水木の三日しか職場にはきません。  私は日々出勤して仕事をし、家に帰れば酒を飲んだりDVDを観たり読書したりして、まっとうな社会人の暮らしを取り戻しました。 職場復帰2年2カ月とちょっと。 よくぞ続いているものだと我ながら感心しきりです。 しかし、なんと言うか、現実の生活に何か違和感のようなものを感じています。 社会と私との間に薄い膜が張っているような。 森鴎外は軍医として最高の地位に就きながら、夜間、執筆活動をして大作家となりました。 その森鴎外が、軍医としての自分を、芝居をしているようだ、と評しており、現実との違和感に悩まされていたことがうかがわれます。 しかし森鴎外は家での執筆活動の時間には違和感を感じず、むしろ本来の自分を実感しています。 私はと言えば、何をしている時にも、この奇妙な違和感が付いてまわります。 好きなホラー映画をDVDで鑑賞している時も、詩歌や小説などの文学作品にふれているときも、もう亡くなった地井...
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