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映画

私が、生きる肌

雨の土曜日。 映画館に足を運びました。 千葉県内唯一の単館系ロードショー専門の、わが家から車で十分足らずの好立地、千葉劇場です。 観たのは「私が、生きる肌」。 関東では渋谷と日比谷と千葉劇場の三館でしか上映していないレア物です。 まずは予告編をどうぞ。 一言で言えば、圧倒されました。 私はDVD鑑賞も含め、数多くの映画を観てきましたが、滅多に当たることがない、強烈な作品です。 まずその映像美。 ファッションから小物から建築物から、すべてが美しく、またヴァイオリンの音色が切なくも美しい映画音楽が出色です。 完璧な肌を求める天才整形外科医。 彼はお城のような豪勢な自宅に、手術室やら実験器具やらを取り揃えています。 彼の妻は交通事故で全身に火傷を負い、一命は取り留めますが変わり果てた自身の姿に絶望し、自殺してしまいます。 それ以来妻を救えるはずだった完璧な皮膚の研究に没頭しています。 その上まだ十代の娘が強姦され、自殺。 整形外科医は生命倫理などという安い考えを捨て、それどころか一般的な道徳観念さえ失って、完璧な肌を求めます。 そして何者かを監禁して、完璧な肌を移植します。 映画は監禁された...
映画

ミッション:8ミニッツ

私にしては珍しく、いかにもハリウッドっぽいヒーローが活躍するSFアクション「ミッション:8ミニッツ 」を昨夜鑑賞しました。 アマゾンでの評価は非常に高いですが、ひねくれものの私にはメッセージが鼻につく感じです。 ただ、良く出来ていて引きこまれたのは確かです。 アフガニスタンでヘリコプターを操縦する大尉。 目覚めると、小さなカプセルに閉じ込められています。 パソコン画面からどこの部隊かは不明ですが、司令部と思しき部署からミッションを告げられます。 シカゴで起きた列車爆発事故の犯人を探るため、まだ残存しているはずの爆破8分前の乗客の意識に入り込み、犯人を探れというのです。 そして爆破8分前の列車の乗客である教師の体内へ。 しかしわずか8分で簡単に犯人が見つかるわけもなく、何度もその8分間を繰り返し、少しずつ犯人に迫っていきます。 その間に描かれる大尉の苦悩。 なぜアフガニスタンで戦っていたはずの自分がカプセルに閉じ込められ、奇妙なミッションを繰り広げなければいけないのか。 そこには、米軍の極秘の実験が隠されていたのです。 あまりにストレートな作り、人間愛めいた安い洞察、どれも私の好みではあ...
仕事

屈託

今週も金曜日の終業時刻を過ぎました。 今週は水曜日の午後体調不良で休暇を取ったせいか、短く感じました。 水曜日が半ドンになると、随分気分的に楽なのですが。 毎日どこかへ通い、一定時間拘束される生活は3歳で幼稚園に入園して以来、40年に及びます。 非正規雇用がこれだけ社会問題になっている昨今、病歴のある私を雇用し続けてもらっていることはまことにありがたいことです。 私が組織の役に立っていると思ったことは一度もなく、どちらかというと正当な報酬であるはずの給料ですら、生活保護のような気分がしています。 それだけ無駄な事業を行っているということだろうと思います。 こんな田舎の三流研究機関は、廃止したほうが国家のためでしょう。そういう意味では、この機関に勤める全ての人々が、国家から高い生活保護を受けているようなものだと思います。 それでもまあ、そこから禄を食んでいるわけですから、多少は組織の役に立ちたいと思います。 しかし日々の雑事にかまけて、目の前のくだらぬよしなしごとを片付けているうちに時間は過ぎてしまうというわけです。 そして家にすっ飛んで帰って焼酎で気分を紛らわせる、私の人生は酔生夢死で...
社会・政治

高橋容疑者、逮捕

オウム真理教の数々の凶悪事件に手を染めた高橋克也容疑者がついに逮捕されたそうですね。 54歳。 社会に在れば、枢要な地位を占めていてもおかしくない年齢です。それを蒲田の漫画喫茶で発見、逮捕されるとは、情けない話しです。 高橋克也容疑者です。  逃亡生活はじつに17年間にもおよびました。 ちょっと前だったら、時効ですね。 殺人などの凶悪犯罪の時効を廃止したのは英断であったと思います。 それによって、犯人はいくら逃げてもいつ捕まるかわからない、という恐怖から逃れることができず、人によっては疲れ果てて自首する者も出てくるでしょう。平田信が自首したことや、菊池直子が逮捕後、「もう逃げなくてよいと思うとほっとする」などと述懐したことからもそれは言えるでしょう。 平田信が自首してから、ばたばたと菊池直子、高橋克也が逮捕され、警察も安心したことでしょう。 警察のみなさんの労を多としたいと思います。 そして三人の容疑者には、素直に、思っていること、知っていることを語って欲しいと思います。 例え今でも麻原尊師に深く帰依している、といった内容でも、それが本当なら素直に話してほしいと思います。 警察におかれ...
映画

レコード

最近出尽くした感のあるフェイク・ドキュメンタリー「レコード」を昨夜鑑賞しました。 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」風の、少女の霊が出るという噂の森をカメラを持って探検する兄と妹。 その森は十年ぶりに訪れる別荘に隣接しており、少々迷っても別荘に逃げ帰れるという軟弱ぶり。  「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」や「パラノーマル・アクティビティ」シリーズなど先行する同種の作品と比べると、平凡で退屈です。 先行作品の悪い真似をした、という感じが否めません。 兄と妹、二人にカメラを持たせたのに、二つのアングル、2台のカメラ、という利点が生かされていません。 一点、優れた点があるとすると、ラストが明解で謎が残らないこと。 先行作品群には見られなかった点です。 先行作品は、いずれも怖い、でもなんだかよくわからない、というラストでしたから。 ラストがかちっと決まっているほうが良い、という方にはお勧めです。 でもフェイク・ドキュメンタリーという手法、もう止したほうが良いかもしれませんね。 映画製作の手法としては王道とは言えませんし、そのうえあまりに安易に大量に作られましたから。レコード~シッチェス別荘殺...
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