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文学

天安門事件から23年

天安門事件、あれは何だったのでしょうね。 東欧や旧ソ連で民主化が進むなか、中国人民もついに立ちあがり、中国は民主化への道を歩き始めるのだと、当時大学生だった私は直感しました。 しかし、4月頃から始まったデモは100万人規模にまで膨れ上がり、公安当局では抑えきれないと判断した当時の中国政府は、6月4日未明、人民解放軍をデモ参加者へ差し向けました。 そして未だに何人が亡くなったのかさえも判らない、自国民への大量虐殺を行ったと見られています。 戦車に一人立ち向かう白いシャツ姿の青年の姿がテレビで映し出された時は衝撃でした。  彼は戦車に踏みつぶされてしまったのでしょうか。 あるいは自動小銃でハチの巣にされてしまったのでしょうか。 事件後の厳しい報道管制によって、真相は闇の中です。 今も、天安門事件に触れることはタブー視されているやに聞き及びます。 自由主義国家群は、2010年には中国の民主化運動家、劉暁波氏にノーベル平和賞を贈って中国政府に民主化を求めるメッセージをつきつけました。 劉暁波氏は「ノーベル平和賞は天安門事件で犠牲となった全ての参加者に贈られたものだ」と語りましたね。 それに対し...
社会・政治

棄教

今朝は菊池直子容疑者逮捕の報について触れなけらばならないでしょうね。 オウム真理教の第2厚生省なる組織で、すでに死刑が確定した土谷正実受刑者の部下としてサリン製造に携わっていたという重大犯罪の容疑者。 事件前テレビに出てくる菊池容疑者は小太りの健康的な若い女性でした。 しかし17年の時を経て、20代前半だった菊池容疑者は40代となり、げっそりとやつれて昔の面影はありません。 まだ逃走中の経緯について詳しい報道はありませんが、よほどしんどい思いをしたものと推測します。 私が興味深いのは、深く信仰した宗教に命じられるままに大規模テロ事件に加担するまでの心境と、逃走中当然目にし、耳にしたであろうオウム真理教をめぐる奇怪な実態を知って、どのように菊池容疑者の心のありようが変化したのか、ということです。 自分が正しいと固く信じていた教えを、間違っていたのだと認めることは、人格が崩壊してしまう怖れがあるほどに辛いことだろうと思料します。 17年も、警察の影に怯えながら、少しずつ思考を積み重ね、それでもオウム真理教を信じ続けるのだと決めたのか、あるいはこれ以上は耐えられない、棄教しようと決心したのか...
文学

カラーブックス 良寛さま

一部を頂戴した亡父の蔵書から、亡父のイメージとは異なる本を見つけました。 「カラーブックス 良寛さま」です。 しかも、何度も読み返したらしく、ボロボロです。 江戸時代後期、名主の跡取りの座を捨てて出家し、僧侶としての出世を求めることをせず、山中の小さな庵で托鉢をして生計を立て、暇があれば子どもと遊び、多くの和歌や俳句を残した、あの良寛の生涯を多くの史跡や書の写真とともに簡潔にまとめた、入門書のようなものです。 何しろ写真や絵が多いので、絵本を見るような感覚で簡単に読める文庫本です。 良寛のことを知らない人が読むのに適していると思われます。 肉を好み、酒も飲み、欲望が旺盛だった亡父ですが、良寛のような、貧しくとも静謐な暮らしに憧れていたんでしょうかねぇ。 それは身の程知らずでは? 良寛というと、特攻兵が好んで口にしたという辞世の句が有名ですね。 散る桜 残る桜も 散る桜 特攻隊の心境そのまんまだったんでしょうねぇ。 良寛さんらしいといえば、 この里に 手毬つきつつ 子どもらと 遊ぶこの日は 暮れずともよし というのが、子どもと遊ぶことを好んだという良寛らしいですねぇ。 子どもの心に仏性を...
お笑い

サイバーサンダーサイダー

Yuo Tubeで遊んでいたら、「サイバーサンダーサイダー」という動画を見つけました。 引きこもりの男が歌うような歌詞を、電子音らしき声で激しく歌うのですが、出色なのは途中で登場する棒人間の踊りの切れの良さです。 深刻になってしまうような歌詞をじつにポップに歌い、踊っています。 まずはオリジナル動画をご覧ください。 さらに面白いのは、先生と僕という小学生とそのダンスの先生と思しき2人組のユニットが、「サイバーサンダーサイダー」に合わせて激しく踊っている動画の存在です。 しかもそれは客で満員のライブ会場で行われていることから、一部ファンの間でこの曲とダンスが支持されていることがうかがえます。 先生と僕の素敵なダンスを鑑賞ください。 現在わが国で、もはやポップカルチャーというより主流の文化となった感すらあるヲタク文化。 それは一朝一夕で成し遂げられたものではありません。 古くは平安末期の男装の踊り子にして売春婦でもあり、しかも神聖な存在とされた白拍子のような文化。 戦国末期に現われた傾き者。 さらには江戸時代の浮世絵や川柳、売春婦でしかないはずの吉原の女郎を花魁だの太夫だのと呼んで春を買う...
散歩・旅行

日本橋

今日は週末恒例の散歩です。 普段人けの少ないところで暮らし、働いているせいか、週末は都内に行きたくなります。 せっかく千葉市に住んでいるのだから房総方面へ行けば良さそうなものですが、休みの日は道も電車も下りのほうが混むので、ついお上りさんになってしまうというわけです。 もちろん、平日都内で働くのは絶対に嫌です。 高校、大学の7年間、朝のラッシュに耐えながら通学し、就職は絶対に下りで通える所にしようと決め、その通りになりました。 幸せ。 今日は日本橋に行きました。 半蔵門線水天宮前駅で降り、まずは水天宮に参拝。 安産の神様ということで、赤ちゃんを連れた夫婦とその親と思しき家族連れが、きちんとした身なりで大勢参拝していました。 私はといえば、日本全国の妊婦の皆様の安産と、子に恵まれない夫婦の子宝を祈願しました。 少子高齢化が進むわが国にとって、子どもはまさしく国宝ですから。 甘酒横丁を冷やかし、兜町方面へ。 東京証券取引所や野村證券の威容に圧倒されつつ、日本橋へと向かいました。 日本橋は繁華街というほどではないですが、それでも三越や高島屋、古くからの老舗などが立ち並び、江戸の繁栄を思わせる...
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