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文学

寄附

尖閣諸島の一部を購入すると宣言した石原都知事。 購入の足しにしてくれとの寄附が、一億円を突破したそうです。 頼もしいぞ。 わが日本人! 私は寄附と名のつく行為はしたことがありませんし、今後もする気はありません。 むしろとびおさんチャリティー基金でも作って、寄附してもらいたいくらいです。 でも私は、不治の病に苦しむ少女でもなければ、震災に苦しむ者でもありません。 一応、正職員として働いています。 寄附をする立場であって、寄附を受ける立場ではありません。 この上は宝くじやロト6で一攫千金を狙う他なさそうです。 それにしても金というもの、不思議なものです。 躁状態で派手に遣っている頃、金の心配などしませんでした。 しかし躁状態から脱して、倹約生活を始めたら、わずかな出費が痛いのです。 働けど働けど なお我が暮らし楽にならざり  じっと手を見る                                     石川啄木  私は石川啄木の歌を好みませんが、上の歌は哀感漂っていますねぇ。 大方のサラリーマンがそう感じているのではないでしょうか。 現代のサラリーマンは、昔で言えば水呑百姓、いや...
社会・政治

プーチン大統領返り咲き

今日ロシアではプーチン氏が4年ぶりに大統領に復帰するとか。 2期8年大統領を務めた後、3選禁止の規定により、メドベージェフ大統領を誕生させ、自分は首相におさまり、メドベージェフ時代に次の大統領から任期を6年、2期までと改めさせ、返り咲きに成功するや役職を交換するようにメドベージェフ氏を首相に任命しました。 これから2期12年やるつもりなんでしょうねぇ。 前の8年と合わせると、20年ですよ。 長すぎやしませんかねぇ。  なんだか変ですねぇ。 権力のたらいまわしなんてねぇ。 成熟した民主主義国家では有り得ない話ですが、正当な選挙を経た結果ですから、致し方ありません。 プーチン大統領の復帰で、とくだんわが国との関係性に変化が生じることは無いと思いますが、あまりに権力基盤の強い政権は、ロシアという国柄から考えても不気味です。 考えてみると、文学や芸術に関して、日本人はロシアを深く敬愛していますね。 文学ではドフトエフスキー、トルストイ、チェーホフなどなど。 音楽ではチャイコフスキーが有名です。 美術ではシャガールなど、ロシア・アヴァンギャルドの運動はわが国の美術家にも大きな影響を与えました。 ...
文学

Super Moon

昨夜はSuper Moonだったそうで。 恥ずかしながらそんこととはつゆ知らず、月を愛でることもなく、自宅で焼酎をかっ喰らっていました。 月の軌道が楕円形を描いているために起こる現象で、月が地球に接近したときに満月になると、Super Moonと呼ばれる巨大な月が観測されるそうです。 世界各地から、Super Moonの映像が届いています。 見事な月です。  圧倒されるばかりです。 建物と月の比率が明らかに奇妙ですね。 新古今和歌集にみられる藤原惟成の和歌に、 しばし待て まだ夜はふかし 長月の 有明の月は 人まどふなり と、いうのがあります。 これはいわゆるSuper Moonを詠んだものではないんでしょうが、もしかしたらSuper Moonなのかも、と想像することは、楽しいものです。 わがくにびとは、太陽神である天照大神を仰ぎ、国旗も太陽をあしらったシンプルで美しいデザインですが、なぜか風狂の世界に遊ぶ粋人は、太陽なんぞには眼もくれず、月の幻想美を追い求め、賛美してきましたね。 月見のために建てられた銀閣しかり。 卑近な例では、庶民が楽しむ月見の宴しかり。  わが民族が月を偏愛する...
散歩・旅行

生ヲタ芸

夏を快適に乗り切るため、Tシャツ を何枚か購入しようと、千葉そごうに出かけました。 肌触りの良さそうなTシャツ を三枚ほど購入し、そのまま千葉市中心部をふらつきました。 千葉パルコ前の千葉中央公園から、アニメ・ソングらしい大音量の歌声と、野郎どもの野太い掛け声が聞こえてきます。 なんだろうと行って見ると、様々なコスプレを着た若い男女が、アニメ・ソングに乗ってヲタ芸を打っていました。 アニメ・ソングはすべてCDらしく、歌手の姿は見かけませんでしたが、壇上では3人の男女がそれぞれ思い思いのコスプレをしてヲタ芸を打ち、ギャラリーを指導していました。 その姿は芸術的なまでに美的なものでした。 ほとんど馬鹿馬鹿しいとしか思えない狂気じみた衣装、それにあまりに一心不乱に踊るその姿。 それは若さの発露というよりも、もっと原初的な衝動に突き動かされているかのごとくで、私はしばし呆然と見つめざるを得ませんでした。 ヲタ芸を打っている姿を生で見たのは初めてです。 見た目の気持ち悪さをべつにすれば、青空のもと、音楽に乗って体を動かすことは、爽やかな運動であるはずです。 しかし、ヲタクにまつわる暗い欲望の影は...
文学

なんとなく

だるいです。 昨日、一昨日と歩き回ったせいかもしれず、連休最終日の憂愁かもしれず。 私は大型連休でも夏休みでも、最終日まで遊びまわることはしません。 疲れちゃいますから。 今日も憂色の連休最終日ですねぇ。 家でごろごろしていても気持ちは沈むばかり。 わが部屋に われの居ること木の枝に 魚の棲むより うらさびしけれ     若山牧水 こんな厭世的な和歌が、頭を去来します。 そうかといって気晴らしに近所を歩こうかと思っておもてに出たら、鳥が鳴いていて、 夏の樹に ひかりのごとく 鳥ぞ啼く 呼吸(いき)あるものは 死ねよとぞ啼く   若山牧水 という歌が浮かんできて、命の盛りであるべき初夏が、どこか不気味なものに思えてきて、すぐに帰ったりするのです。 なんだか今日は悪い波に襲われているようです。若山牧水歌集 (岩波文庫)伊藤 一彦岩波書店にほんブログ村 本・書籍 ブログランキングへ ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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